「ダイナースクラブ レストランウィーク」は、毎年春と秋に開催されるダイナースクラブ主催の食の祭典。名店の味をリーズナブルに楽しめるとあり、毎回食通たちからの注目度が高いイベントとなっている。
2021年の第一弾は、銀座の名店が集う「銀座レストランウィーク2021」。日本食をはじめ、フレンチ・イタリアン・中華など食文化の伝統が集う銀座の名店35軒がラインナップ。
今回のレストランウィークで、創業1950年の老舗フレンチレストラン【銀座エスコフィエ】をランチタイムに初訪問した。
”現代フランス料理の父” の伝統息づくクラシカルフレンチ
「銀座エスコフィエ」の店名は、現代のフランス料理を築いた巨匠オーギュスト・エスコフィエから冠している。
戦後の銀座におけるフランス料理第一号店として出店し、70年経った今でも銀座の名にふさわしい伝統と格式がそのまま受け継がれている。
食事の内容もさることながら、かしこまりすぎないのもこの店の素晴らしいところ。華やかな銀座の大通りから一歩お店の中に足を踏み入れると、そこはノルタルジックで落ち着いた空間が広がっている。
(店内はクラシカルで落ち着いた空間)
(店の入り口にはオーギュスト・エスコフィエの肖像画)
アンティークの調度品がそろい、まるで100年前のフランスにタイムスリップしたような感覚になる。
まず、入って感じた印象は親しみやすいという点。「高級フレンチは入りにくい」という雰囲気はなく、むしろ逆で老舗の雰囲気を醸しつつ、スタッフの方の接客も非常に丁寧で親しみが持てる。
思わず襟を正してしまうような高級フレンチとは違い、腰を落ち着けたくなる空間という意味では他の高級フレンチとは一線を画している印象だ。
素材を生かした伝統の味をいただく
今回はダイナースクラブ主催のイベントということで、提供される料理は「銀座レストランウィーク特別コース」。値段はランチで税込み一人3,300円。
通常のランチコースよりお手頃な価格で伝統のフレンチが楽しめる内容となっている。
さて、肝心な特別コースはというと、オードブル・スープ・メイン(肉料理)・デザート・パン/カフェといった内容。
まずオードブルは、お店自慢の自家製サーモンマリネ。バジルとマスタードソース2色の合いが美しく、とろけるような甘みが特徴のスコットランド産サーモンによく合う。
フランスパンの付け合せのオリーブオイルは徹底した管理の下で輸入されたヴァージンオイルを使用。鮮度を凝縮したかのようにフレッシュな味わい。
グリーンピースのスープは、なめらかなでクセのない口当たり。
メインの肉料理は子牛のブランケットブルギニョン風。香草をのせたお肉とソースをからめていただくと実に風味豊か。素材の味もふんだんに活かされており、さすが名店の味といったところ。
デザートはチョコレートブラウニーとバニラアイス。
テイクアウトでも老舗の味が楽しめる
銀座エスコフィエではテイクアウトも可能でUber Eatsで自宅にお店の味を頼むこともできる。
内容は特製のローストビーフ、オードブルセット、価格がお手頃なお魚やお肉のおまかせ弁当など。名店の味を家でも楽むことができる。(2021年4月30日現在)
ダイナースクラブ レストランウィーク
今回の開催は銀座だったが、ダイナースクラブ レストランウィークではイタリアレストランウィークやフランスレストランウィークなども過去に開催している。
リーズナブルな価格で名店の味が楽しめるというが主な特徴で、毎回多くの食通から注目を集めている。
今回の値段設定は一人につきランチ3,300円(税・サービス料込)、ディナー11,000円(税・サービス料込)。ディナーコースの場合1杯サービスの食前酒もついてくるのは嬉しい。
ダイナースクラブカード会員以外でも予約はできるが、会員の場合は先行予約ができるメリットがある。すぐに席が埋まってしまうお店もあるため、人気店を予約したい場合は会員が有利となる。また、今回は無かったがダイナースクラブプレミアムカード会員は先々行予約ができるケースもあり。
期間:2021年4月17日〜5月5日
価格:期間中、参加店で「ダイナースクラブ銀座レストランウィーク特別コース」をランチ3,300円(税・サービス料込)、ディナー11,000円(税・サービス料込)で提供。※ディナーコースは食前酒をひとりにつき1杯サービス
予約開始日:2021年3月23日から開始(ダイナースクラブ会員)
2021年3月26日から開始(ダイナースクラブ会員以外)
”食”の体験がつまったダイナースクラブカード
レストランウィークのように、ダイナースクラブカードでは食に関する体験ができるサービスが豊富にそろっている。
レストランでのコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブ・ダイニング」やおひとりさま向けの「ごほうび予約」など。会食やデートで使えるだけでなく、一人でも楽しめるサービスも充実している。
カードの券面はナンバーレスとなっており、見た目もスマート。タッチ決済にも対応している。
カード発行すると同時にマスタードのコンパニオンカードも発行されるため、日常から高級レストランまで使いやすいカードといえるだろう。
ダイナースクラブカード公式サイト