食通たちが集うダイナースクラブカードのレストランウィークは、毎年春と秋の年2回開催される人気のグルメイベント。2021年の春は有名店が軒を連ねる銀座において、「銀座レストランウィーク2021 Spring」を開催。日本食をはじめ、フレンチ、イタリアン、中華など名店35軒が参加するということで大きな注目を集めた。
ダイナースクラブ 銀座レストランウィーク2021
レストランウィークの一番の特徴は、リーズナブルな価格で名店の味が楽しめるという点だろう。また、全ての店舗において一律の価格設定なのも分かりやすい。
参加するレストランでは「銀座レストランウィーク 特別コース」が提供される。今回の値段は一人につきランチ3,300円(税・サービス料込)、ディナー11,000円(税・サービス料込)。安心してお店を選ぶことができる価格帯となっている。さらに、ディナーコースの場合1杯サービスの食前酒もついてくるのは嬉しい。
普段高級レストランに行きなれていない人でも、気兼ねなく食を楽しむことができるのが人気の理由だろう。お手頃な価格で名店の味を楽しめるとあり、予約開始と同時に席が埋まってしまう店もあるほどである。
ダイナースクラブカード主催とあるが、会員以外でも予約は可能。ただし、ダイナースクラブ会員は先行予約ができるメリットがあるため、人気店を予約したい場合は会員のほうが断然有利となる。今回は無かったが、ダイナースクラブプレミアムカード会員は先々行予約ができる場合もある。
期間:2021年4月17日〜5月5日
価格:期間中、参加店で「ダイナースクラブ銀座レストランウィーク特別コース」をランチ3,300円(税・サービス料込)、ディナー11,000円(税・サービス料込)で提供。※ディナーコースは食前酒をひとりにつき1杯サービス
予約開始日:2021年3月23日から開始(ダイナースクラブ会員)
2021年3月26日から開始(ダイナースクラブ会員以外)
予約方法は電話かオンライン
完全事前予約制。一部の店舗ではオンライン予約も可能で、ネット予約サービス「TableCheck(テーブルチェック)」なら24時間どこからでも予約ができる。
ちなみに前回はまでは一休.comでも予約できたが、今回はTableCheckのみ。
BLT STEAK GINZAで本場アメリカのステーキを堪能
ダイナースクラブ会員特権の先行予約を活用し、本場のステーキが楽しめる「BLT STEAK GINZA」をオンラインで予約。
アメリカのNYに旗艦店をかまえ、米農務省(USDA)において、最高ランクに認定されているプライムビーフのみ使用したステーキが楽しめるお店である。
実はあまりステーキ店に行かないが、普段行かないようなお店をあえてチョイスしてみる、というのもレストランウィークの醍醐味だろう。
席に案内されると、すでに特別コースのメニューが用意されていた。コース内容は、スターター、サラダ、スープ、メイン、デザートにコーヒーまたは紅茶が付く。
まず最初に出てくるのが、サクサクとした食感が楽しいポップオーバー。岩塩とホイップバターをつけて食べるのがおすすめ(左上)。ケール、かぼちゃ、レーズンのサラダ。黒胡椒がアクセントに(右上)。スープは新玉ねぎ。玉ねぎのやさしい甘みが口いっぱいに広がる(左下)。デザートは苺のクレームダンジュとフランボワーズのアイス(右下)。
メインのお肉はやはり、プライムハンガーステーキ150g。ソースは、マスタード、わさび醤油など選べるが、今回は玉ねぎとビネガーが入ったチミチュリをチョイス。お肉は自然熟成させた上質な脂がとろけるような濃厚な味わい。そこに爽やかなビネガーがきいたチミチュリソースをつけることで、旨味がより際立つ。
店内にはレストランウィークで訪れたと思われるお客も数組見られ、賑わいを見せていた。
BLT STEAK GINZAは初めて訪れたお店だったが、コース内容は十分に満足のいく内容だった。個人的にこのイベントを通して得られるものは、美味しい食で特別な時間を味わえるのと、友人や家族を連れて訪れたいお店を見つけられるということだろう。
その点を約束してくれるのは、さすがダイナースクラブといったところ。
”食”の楽しさが詰まったダイナースクラブカード
今回は銀座で開催されたレストランウィークだが、過去にはフランスレストランウィークやイタリアレストランウィークなどのイベントも開催されている。人気店を予約したい場合は、ダイナースクラブカード会員になることが一番いいだろう。
ダイナースクラブカードではレストランウィークで先行予約できるメリット以外にも、対象レストランのコース料理1名分が無料になる「エグゼクティブ・ダイニング」をはじめとした豊富なダイニングサービスが充実している。
カードの券面はナンバーレスとなっており、スマートな見た目。タッチ決済にも対応している。
カード発行すると同時にマスタードのコンパニオンカードも発行されるため、日常から高級レストランまで使いやすいカードといえるだろう。