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じゃらん「実質最安値保証」、他社より高ければ差額を全額ポイント還元

じゃらんnetが、他社より宿泊料金が高ければ差額を全額ポイント還元する「実質最安値保証」キャンペーンを始めた。うまく使えば実質的に最安値で宿を予約できる仕組みだが、還元はじゃらん限定ポイントで、申請条件も細かい。

他社7社より高ければ差額を全額ポイントで返す仕組み

今回のキャンペーンの正式名称は「【実質最安値保証】他社より宿泊料金が高ければ差額を全額ポイント還元!お得に宿を予約!」である。読者にとっての要点はシンプルで、じゃらんで予約した宿が他社より高かったとき、その差額分がポイントとして戻ってくる。結果として、じゃらんで予約しても実質的に最安値と同じ負担で泊まれる、というのがこのキャンペーンの狙いだ。

比較の対象となるのは、次の7社である。

  • 楽天トラベル
  • 一休.com
  • Yahoo!トラベル
  • Booking.com
  • Agoda
  • Expedia
  • Trip.com

これらのいずれかで、じゃらんの予約と同じ宿・同じ条件がより安く出ていれば、その差額が全額還元の対象になる。

予約8月20日から、対象は税込1万円以上の国内宿泊

期間は申請ベースで2026年8月20日から12月3日まで。内訳として、予約期間は2026年8月20日から11月30日まで、宿泊は2026年8月21日から2027年1月4日チェックアウト分までが対象となる。

対象となる予約には条件がある。じゃらん会員としてログインして予約し、クーポンやポイントを適用した後の支払額が1予約あたり税込10,000円以上であることが必要だ。少額の予約は対象外となる点に注意したい。

還元されるのは「じゃらん限定ポイント」、Ponta・dポイントではない

このキャンペーンで最も見落としやすいのが、還元されるポイントの種類である。差額が戻ってくるのはじゃらん限定ポイントで、Pontaポイントやdポイントは対象外だ。

じゃらん限定ポイントは使い道がじゃらんでの宿泊予約などに限られる。街の買い物やほかのサービスでは使えないため、現金の値引きと同じ感覚で受け取ると期待とずれる。今後もじゃらんで旅行を予約する人にとっては実質的な割引として機能するが、たまにしか使わない人にとっては価値が目減りする可能性がある。

差額が認められるのは全条件が「完全に同一」のときだけ

差額還元が認められるハードルは、実際にはかなり高い。じゃらんの予約と他社の予約とで、以下の項目がすべて完全に一致している必要がある。

  • 宿泊施設名
  • 宿泊日
  • 人数
  • 部屋数
  • 部屋タイプ
  • 食事数
  • 支払方法
  • 特典内容

部屋タイプや食事の有無、付帯する特典が少しでも違えば対象外になる。他社サイトは同じ宿でもプラン名や部屋の呼称が異なることが多く、「完全一致」の証明は思ったより手間がかかると考えておいたほうがよい。

申請はアプリから72時間以内、1会員10回まで

申請方法にも制約がある。手続きはじゃらんアプリ内の申請フォームからのみで、Webブラウザでは申請できない。しかも申請期限は予約完了後72時間以内と短く、予約したらすぐに他社価格を確認して申請する必要がある。

申請回数は1予約につき1回、1会員につき10回までに制限されている。何度でも使える仕組みではない。

原資枯渇で早期終了の可能性、使う前に押さえたい注意点

明確な上限額の記載はないものの、じゃらん側は「ポイント還元の上限に達し次第、終了する場合がある」としている。つまり原資が尽きれば期間内でも早期に終了する可能性がある。利用を考えているなら、期間終盤まで待つより早めに動くほうが確実だ。

整理すると、このキャンペーンは「実質最安値で予約できる」利点がある一方で、還元がじゃらん限定ポイントに限られること、全条件の完全一致が必要なこと、72時間以内のアプリ申請という手間、そして早期終了の可能性という制約を抱えている。じゃらんを日常的に使い、他社価格を自分で調べて申請する手間をいとわない人ほど恩恵を受けやすいキャンペーンだと言える。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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