エネオス(ENEOS)では、2022年4月より、従来から使えたTポイント(2024年4月22以降、統合により「Vポイント」に変更)に加えて、dポイント、楽天ポイントが貯まるようになった。
そこで本記事では、ENEOSでためるべきポイントについてわかりやすく解説する。
エネオスで貯められるポイントの種類は3種類
エネオスでは以下の3種類のポイントを貯めることが出来る。
【エネオスで貯まるポイントの種類】
- Vポイント(旧Tポイント)
- 楽天ポイント
- dポイント
逆にエネオスで貯めることができないポイントの種類は以下のようなものがある。
【エネオスでは貯められないポイント】
- Pontaポイント
- nanaco
- WAON
貯まる対象の店舗や商品
対象店舗 | 全国約11,000箇所のENEOS SS |
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対象商品 | 燃料油、カーメンテ商品など |
以下の商品やサービスについては、ポイントの付与は対象外となっている。
ポイントの貯まり方
楽天ポイント、Vポイント、dポイント共通で、以下の通りポイントが付与される。
給油:2Lにつき→1ポイント
給油以外:200円につき→ 1ポイント
1Lが150円とすると、300円につき1ポイントが貯まる計算になり、ポイント付与率は0.33%となる。
給油前に貯めたいポイントのポイントカードなどをスタッフに提示するか、セルフ式のスタンドの場合は、スキャンさせる。Vポイントに関しては、通常のVポイントカードだけでなくモバイルVカードにも対応している。
エネオスでポイントの二重取り(併用)は可能?
エネオスでクレジットカードを利用して、さらにポイントを貯めることで、クレジットカードのポイントと、さらにVポイントなどのポイントを種類によっては、二重取りすることが出来る。具体的なクレジットカードを紹介する。
ポイント同士の二重取りは出来ない
まず、楽天ポイント、Vポイント、dポイントはいずれか1種類しか貯めることができない。
楽天ポイントとdポイントといったような2つのポイントを同時に貯めることは出来ない。
クレジットカードとポイントの二重取りが出来ないカード
以下のクレジットカードに限っては、二重取りすることが出来ない。
- ENEOS発行の個人向けクレジットカード
- 特別提携カード(楽天カード・dカード・Vポイントカード Prime含む)
- ENEOS発行の法人・団体向けクレジットカード(提携FC=AMS含む)
ポイントと二重取りできないクレジットカード一覧
具体的なカードをピックアップすると、以下のカードは二重取りすることが出来ない。
- ENEOSカードS
- ENEOSカードP
- ENEOSカードC
- ENEOS BUSINESS
- AMSカード
- ENEOSコーポレートカード
- 楽天カード
- dカード
- TS CUBICカード
- Vポイントカード Prime
- JALカード
- ANAカード
- ビューカード
- Tカード
- レクサスカード
- セブンカード・プラス/セブンカード
これらのカードに共通するのは、エネオスでの給油でカード払いをすることで、特別な還元率が設定されているというものだ。
楽天カードとdカードはポイントの二重取りは出来ない
楽天カードやdカードで燃料代をクレジット決済した場合、さらにVポイント、楽天ポイント、dポイントなどのポイントの二重取りは出来ない。
例えば、楽天カードでは、通常還元率1%だが、エネオスでの給油を楽天カードで支払った場合には、通常の100円につき1ポイントに加えて、さらに200円につき1ポイントのポイントが加算される。
【楽天カードでクレジットカード払いした場合】
100円につき1ポイント(通常ポイント)
200円につき1ポイント(特典ポイント)
これらを合計した還元率は1.5%となる。この時、楽天ポイントをさらに併用して二重取りということは出来ない。
クレジットカードとポイントの二重取りが出来るクレジットカード
二重取り出来ないクレジットカード以外のクレジットカードであれば、ポイントの二重取りは可能。
ポイントと二重取りが出来るクレジットカード一覧
具体例を上げればキリはないが、最近人気の以下のようなカードは二重取りが可能。
- 三井住友カード(NL)
- JCB CARD W
- セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
- エポスカード
エポスゴールドカード・エポスプラチナカードには、「選べるポイントアップショップ」というものがあり、指定した3つの店舗ではポイントが3倍(1.5%還元)になるというサービスがある。
エポスカードで燃料代をカード決済しても、各種ポイントは二重取りできるので、クレジットカードのポイント(1.5%)と、ポイントカードの提示(0.5%)の合計で2%還元にすることが可能。
また選べるポイントアップショップでは、出光石油、コスモ石油、昭和シェル石油、三井石油なども選べるのでおすすめ。
JCB CARD Wは、基本還元率が1%あるので、さらにポイントの二重取り(+0.5%)可能なので、合計で1.5%の還元率を得ることが出来る。
クレジットカード以外でポイント付与されない支払い方法
クレジットカード以外では、以下の方法による支払いも、ポイントの二重取りはできない。
- nanaco
- 楽天Edy
- 交通系電子マネー(Suica、PASMOなど)
- ENEOSキャッシュ
ENEOSでおすすめのクレジットカードは?
ENEOS SSでためるべきポイントカードについてだが、基本的には普段利用しているクレジットカードに紐付いてるポイントを選ぶといいだろう。
楽天カードやdカードは特別提携クレジットカードという扱いなので、ポイント還元率が1.5%にアップする。どちらも年会費が無料のクレジットカードなのでおすすめだ。
ENEOS カード S
ENEOSカード S
ENEOSでガソリン代がお得に!
- 実質の年会費・ETCカード無料
- ガソリン・軽油はいつでも2円/L引き
- ENEOSロードサービスで24時間365日対応
- カーコンビニ倶楽部で5%割引などサービスあり
エネオスでガソリン代をよく入れる方であれば、絶対に持っておきたいお得なカード。
年会費 | 初年度無料 2年目以降:1,375円(税込) 年1回の利用で翌年無料 |
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還元率 | 0.6%〜 |
ETCカード | 無料 |
楽天カード
楽天カードはENEOSで特別提携カードとなっており、支払うだけで1.5%の還元が得られる。二重取りこそ出来ないが、実質的に二重取り相当のポイント還元が得られる。
さらに、楽天カードは、ENEOS以外のガソリン給油でも楽天ポイントを貯められるため、車を持っているなら一枚は持っておきたいカードである。
楽天カード
楽天SPUで最大14倍還元。ポイントアップキャンペーンの多さも魅力
- 年会費無料、いつでも1%還元の高還元率
- 楽天市場なら常時3%還元
- ポイントアップキャンペーンを常時開催
- 楽天ペイなら1.5%還元
楽天経済圏の必須アイテム、カード所持だけで楽天グループの決済に+2倍される。海外保険も付帯。
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy |
国際ブランド |
新規入会&利用でもれなく5,000ポイントもらえる!
Vポイントカード Prime
また、Vポイントをためている方の場合、役に立つのがVポイントカード Prime。
本カードの通常ポイント還元率は1%(100円=1ポイント)だが、日曜日のみ1.5%還元(200円=3ポイント)にアップするからだ。
日曜日にENEOSでまとめて給油すればかなりお得になるだろう。
まとめ
しかし、いずれのクレジットカードもポイントカード提示による併用はできない。
どの支払方法が最もお得になるのか見極めた上で選択してほしい。
最終更新日:2024/09/24