NTTドコモは2026年6月12日、クレジットカード「dカード」のGoogle Payへの対応を開始した。Androidスマートフォンにdカードを登録すれば、カードを取り出さずタッチ決済が使えるようになる。
dカードがGoogle Payに対応、6月12日から開始
NTTドコモは2026年6月12日、クレジットカードサービス「dカード」をGoogle Payへ対応させた。Androidスマートフォンの決済アプリ「Google ウォレット」にdカードを登録することで、店舗やオンラインでの支払いにスマートフォンをそのまま使えるようになる。
これまでdカードを店頭で使う際は、物理カードを提示するか、電子マネー「iD」をおサイフケータイで利用する形が中心だった。今回の対応により、AndroidユーザーはVisa・Mastercardのタッチ決済をスマートフォン経由で使えるようになり、支払い手段の選択肢が広がる。
かざすだけで決済、店舗・交通機関・オンラインで使える
Google ウォレットにdカードを登録すると、全国のVisa・Mastercardのタッチ決済対応店舗のほか、公共交通機関や、Google Payに対応するWebサイト・アプリで利用できる。支払い時はdカードを取り出すことなく、対応するスマートフォンやスマートウォッチをかざすだけで決済が完了する。
対面の支払いでは店員にカードを手渡す必要がなくなり、オンライン決済時にはカード情報の暗号化や不正行為のアラートといったセキュリティ機能が組み込まれている。財布からカードを出す手間が省けるぶん、レジや改札での支払いがスムーズになる点が日常使いでのメリットになる。
電子マネー「iD」はGoogle Pay非対応、従来どおりおサイフケータイで
注意したいのは、ドコモの電子マネーサービス「iD」は今回のGoogle Payには対応しないという点である。iDはこれまでどおり「おサイフケータイ」で利用する形が続く。
つまりAndroidスマートフォンでdカードを使う場合、タッチ決済(Visa・Mastercard)はGoogle Pay、iDはおサイフケータイという使い分けになる。普段iDで支払っている人は、対応する店舗や利用シーンに応じてどちらを使うかを意識しておくとよいだろう。
利用に必要な準備
Google Payでdカードを使うには、「Google ウォレット」アプリと「dカード」アプリのインストールが必要となる。対応端末はGoogle Payのヘルプページで確認できる。設定方法などの詳細はdカードの公式サイトに案内がある。
Androidユーザーにとっての意味
今回の対応は、これまでiD中心だったAndroidでのdカード利用に、国際ブランドのタッチ決済という選択肢を加えるものである。海外を含むVisa・Mastercardのタッチ決済対応店舗で、スマートフォンをかざすだけで支払える点は利便性が高い。
一方で、ポイント還元の条件やiDとの使い分けは利用シーンによって変わるため、自分がよく使う店舗がどの決済方式に対応しているかを踏まえて、Google Payとおサイフケータイを併用するのが現実的な使い方になる。












