15日、タクシーアプリの「JapanTaxi」を展開するJapanTaxi株式会社は、「広告タブレット」「決済機能付きタブレット」の決済手段としてメルペイを導入することを発表した。
同月4日に発表されたau PAYの導入と合わせると、対応しているスマホ決済アプリは以下の通り。
【スマホ決済アプリ】
- LINE Pay
- Origami Pay
- d払い
- Alipay
- WeChat Pay
- au PAY
- メルペイ
スマホ決済アプリの導入についてJapanTaxiは、「タクシーのキャッシュレス化の推進とともに、多様化する現金以外の決済手段を導入することで、乗務員は安全な運行に注力することができる」とプレスリリースで発言している。
キャッシュレス文化が発達している中国からの観光客や、訪日外国人によるインバウンド効果も狙っていることが推測できる。
「JapanTaxi」の概要
JapanTaxiのサービス内容を一言で表現すると、「スマホアプリでタクシーを呼ぶことができるサービス」になる。
使い方はいたってシンプルで、基本操作は下記の通りだ。
【使い方】
- アプリを開きマップ上から乗車場所を選択
- マップ上から降車場所を選択
- 利用するタクシー会社を選択
- 「今すぐ呼ぶ」を選択
乗りたい場所と目的地をマップ上で選択し、スマホでタクシーを呼ぶことができるという仕組みになっている。
一見すると通常のタクシー配車サービスと変わらないが、JapanTaxiには以下のようなメリットが存在する。
【メリット】
- 分かりにくい乗車場所でも大丈夫
- 目的地まで運転手を誘導しなくて済む
JapanTaxiの最大の特徴はマップ上から乗車場所と降車場所を選べるところ。
例えば目印がになる建物などがない場所でもタクシーを呼ぶことができるし、タクシーにありがちな「目的地と少し違う場所に到着する」といったトラブルを防ぐことができる。
乗車場所から目的地まで無駄なく走行できることになるので、適正運賃でタクシーを利用できるのも魅力的だ。
ただの配車アプリではなく、目的地の指定と運賃の計算が同時にできるアプリだと言える。
JapanTaxi利用上の注意点
JapanTaxiは非常に便利なアプリだが、利用する際は「対応エリア」に注意しなければならない。
2019年4月16日時点でJapanTaxiと提携しているタクシー事業者数は897、タクシー合計数は62,450台。
全国47都道府県に対応しているものの、一部地域では「該当するタクシーがない」可能性も高い。
また利用者が多く込み合っている場合は、到着時刻を過ぎてもタクシーが来ないこともある。
JapanTaxiはを利用する際には、上記の注意点にする必要がある。
最終更新日:2023/06/23