2019年2月15日、第2弾100億円キャンペーンが話題になっているスマホ決済サービス「PayPay」は、一部の条件を満たしたユーザーに対してクレジットカード決済の上限金額を引き上げることを発表した。
従来は本人認証設定済み(※)であっても、最高で20,000円/24時間、50,000円/30日間までしか利用できなかった。
上限金額引き上げ後は250,000円/24時間、250,000円/30日間まで利用できる。
※PayPayでは不正利用を防ぐために3Dセキュアを用いた認証サービスを採用している。決済の際に専用のID・パスワードを入力することで安全性を高める仕組みだ。
【従来の上限金額】
・本人認証未設定→5,000円/24時間 5,000円/30日間
・本人認証設定済み→20,000円/24時間 50,000円/30日間
【引き上げ後の上限金額】
・本人認証未設定、本人認証設定済み→従来と変わらず
・本人認証設定済み + 一部条件→250,000円/24時間 250,000円/30日間
青いバッジが上限金額引き上げ目印!
上限金額の引き上げが認められたユーザーには、画像のようにアカウント画面で名前の横に「青いバッジ」が表示される。
青いバッジの付与条件は明らかにされておらず、PayPay公式サイトにも「表示条件やルールについて開示はしていない」と記載済み。
また、条件を満たして青いバッジを手に入れたとしても、3Dセキュアによる本人認証設定をしていないと上限金額は5,000円/24時間のままである点には注意が必要だ。
上限金額引き上げで家電量販店でも使いやすい
今回の上限金額引き上げの最大のメリットは、買い物の選択肢が広がった点にある。
従来は最高でも1日に20,000円までの商品しか購入できなかったので、高額なショッピングの際はクレジットカードを用いたPayPay決済を利用することができなかった。
上限金額引き上げ後は最高で250,000円の商品が購入できるので、洗濯機などの家電やノートパソコンといった電子機器も買いやすくなる。
青いバッジの付与 + 本人認証設定済みという条件付きだが、カードを利用したPayPay決済が使いやすくなったことでさらなるユーザー増加につながるだろう。
ただし現在開催中の「第2弾100億円キャンペーン」では、PayPay残高にチャージして支払いをした方が還元率が高くなることを覚えておいてほしい。
青いバッジ付与の条件を推測
PayPay側では「青いバッジ」の入手条件を開示していないが、可能性が高そうな条件はいくつか推測できる。
ここでは青いバッジを手に入れる確率を少しでも上げるための情報を記載するので参考にして欲しい。
・クレジットカード払いで一定の金額以上を決済している
・3Dセキュア認証をしているクレジットカードを登録している
・PayPayポイント獲得のために、商品キャンセルや他人名義のクレジットカード利用など不正や規約違反をしていない
最も可能性が高いと推測できるのは「一定金額以上のカード払い」だ。
ゴールドカードのインビテーションなどにみられるようなクレジットカードの仕組みのように、カード利用金額が大きいとそれだけカード会社に信頼してもらえる。
今回の青いバッジの付与条件も、どれだけPayPayに優良ユーザーだと認識してもらえるかがカギであることは間違いないはずなので、登録しているクレジットカードを積極的に利用するのがおすすめだ。
また、3Dセキュア認証によるセキュリティ強化や、不正利用や規約違反などに手を出さないといったルールを遵守することも、青いバッジを獲得できる可能性を高めてくれるだろう。
最終更新日:2022/04/06