税金や公共料金などはクレジットカードで支払うことができる。
しかし、所持しているクレジットカードが税金や公共料金の支払いに対応していないという場合もある。
また、そのために新たなクレジットカードを発行するのは面倒だ。
そんな時は、クレジットカードからnanancoカードにチャージして、セブンイレブンにて支払うというのがおすすめだ。
nanacoカードは発行料が300円かかるが、年会費無料で還元率1%でポイントが貯まる。
そして、クレジットカードからnanacoチャージするとカードのポイントも獲得できる。
クレジットカードのポイントとnanaacoのポイントを二重取りできるのだ。
これにより、本来は税金や公共料金の支払いに対応していないクレジットカードでも、ポイントを貯められるというわけだ。
ただし、税金や公共料金をnanacoで支払っても、nanacoポイントは貯まらないという点には注意が必要だ。
【nanacoで支払い可能な税金と公共料金】
- 住民税
- 固定資産税
- 自動車税
- 軽自動車税
- 電気代
- 水道代
- 携帯電話料金
一般的に会社勤の方は、住民税などの税金は給料からの天引きとなっていることが多い。
しかし、固定資産税や自動車税などは自分で支払うことになる。
さらに、金額も数万円〜数十万円になることが多く、ポイント還元をうけるメリットが大きい。
クレジットカードやnanancoで支払って、確実にポイントを獲得することをおすすめする。
電気代・水道代・ガス代などの公共料金は、多くのクレジットカード会社が支払いに対応している。
しかし、仮に所持しているクレジットカードが対応していなくても、クレジットカードでチャージしたnanacoで支払うことでポイントが獲得できるのはメリットだ。
チャージ上限は実質10万円
また、注意点として、10万円を超えるような金額を一度に支払う場合、nanacoチャージ上限5万円を超過してしまうという問題がある。
毎月の公共料金を支払うだけならば5万円で問題ないかもしれない。
しかし、固定資産税や自動車税などは5万円では上限が足りない場合が多いだろう。
実は、nanacoは10万円分をチャージしても、チャージ残高上限の5万円に加えて、センターお預かり分として5万円が保管される。
よって、チャージ上限は実質10万円となっているのだ。
【nanacoで10万円分の税金や公共料金などを支払う手順】
- 10万円分チャージする
- セブンイレブンで一度、5万円分をnanacoで納税する
- 店員にチャージ残高の確認をお願いする
- センターお預かり分の5万円が自動でチャージされる
- お預かり分からチャージされた5万円分にて残りを支払う
さらに、クレジットカードの納税に対応していない地域に住んでいたとしても、セブンイレブンがあればカードで納税と同等の利点を得られる。
複数カード発行で最高30万円分の納税ができる
複数カードを利用することで、nanacoで支払える料金の上限は30万円まで増加する。
30万円あれば家族分の税金や公共料金、携帯電話料金もnanacoでまとめて支払うことができるだろう。
nanacoで30万円分を支払う方法は非常に簡単で、nanacoカードを新たに発行し複数所持するだけだ。
nanacoカードの発行手数料は1枚につき300円で、2枚目以降も年会費は無料だから出費はほとんどない。
それぞれのnanacoカードに10万円をチャージして、セブンイレブンにて納税しよう。
nanacoカードは1人につき最大5枚まで発行可能だが、セブンイレブンで1度に納税できる金額は30万円が上限と決まっている。
加えて、1ヶ月でnanacoカードにチャージできる限度は20万円だ。
そのため、1度に30万円を支払うという場合、あらかじめ2ヶ月にわけてチャージすることが必要となる。
計画的なチャージ残高管理を心がけよう。
セブンイレブンにてnanacoで税金や公共料金を支払うメリットは、nanacoを経由して実質クレジットカードで納税していることだ。
公共料金や携帯電話料金のクレジットカード払いは対応している店舗や地域が多くなってきたが、納税は非対応のカードもまだ多い。
そこで、nanacoにクレジットカードでチャージし、税金や公共料金をセブンイレブンで支払えば、間接的にクレジットカードのポイントを獲得できる。
税金・公共料金などの支払いによってnanacoポイントを貯めることはできないが、ポイントを何も獲得できないよりは良いだろう。
最終更新日:2018/11/07