24日、宝くじのオンライン販売方式がリニューアルされ、ジャンボ宝くじ等普通くじを含む宝くじが宝くじ公式サイトで購入可能になった。
PC・スマートフォンで24時間いつでも購入でき、当選金は登録した口座に自動で振り込まれる。
加えて、今年1月29日に当サイトで報じたとおり、口座引落だけでなくクレジットカードも利用できるようになる。
購入から当選金受け取りまでがネットで完結するようになったと言える。
なお、これまでも宝くじをオンラインで購入することはできた。
ただしサービスは限定的で、支払いはインターネットバンキング経由の口座引き落としのみで、購入可能なくじはロト3種類・ナンバーズ2種類のみだった。
ジャンボ宝くじは、みずほ銀行に普通預金口座を持っており、宝くじラッキーラインに申し込んでいる人のみがネットで購入できていた。
今回から、宝くじ公式サイトの案内に従うことで簡単に購入できるようになり、ハードルは随分下がったと言えるだろう。
予約購入、ポイント還元もスタート
オンライン販売の対応にあわせ、販売方式も追加された。
普通に買うだけでなく、普通くじを発売日に自動で買う「予約購入」が利用できるようになる。
また、購入期間・頻度を指定して定期的に買う「継続購入」も可能だ。
それだけでなく、今回から新しく「宝くじポイント」も導入。
購入金額100円につき1ポイント、次回の宝くじ購入に充当できるポイントが還元される。
これにより、利便性だけでなくポイント還元という付加価値もつくようになった。
なお、今回のインターネット販売開始を記念し、24日からキャンペーンが開催される。
インターネットで合計1,500円以上宝くじを購入した先着30万名に、300ポイントがプレゼントされる。
宝くじオンライン販売の仕組み
今回の宝くじオンライン販売は、厳密にいうと「対応」ではなく「リニューアル」と呼ぶのが正しい。
ネット販売の変更点をおさらいしていこう。
まず、これまでネットで買えた宝くじは以下のとおり。
- 「ロト」3種類
- 「ナンバーズ」2種類
- ジャンボ宝くじ(みずほ銀行ネットバンキング経由のみ)
ジャンボ宝くじ以外の数字選択式くじは、基本的に以下の口座の引き落としにのみ対応していた。
- ジャパンネット銀行
- みずほ銀行
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- 楽天銀行
いずれも、ネットバンキングサービスの契約が必須で、クレジットカード決済には対応していない。
クレジットカードが使えたのは、スポーツ振興くじ(「toto」や「BTG」)のみだ。
リニューアル前はこのように、限定的に販売されているのみだった。
本日からは、このように大幅に機能が拡大される。
- ジャンボ宝くじ等の普通くじを含む、すべての宝くじが購入可能
- クレジットカード決済が可能
- 通常購入に加え、「予約購入」や頻度・期間を指定した「継続購入」も
- 購入毎に「宝くじポイント(購入額100円につき1ポイント)」もたまる
加えて、宝くじ会員になることで購入した宝くじや抽選待ちの宝くじの情報も管理可能。
手軽に、かつ便利に利用できるようになった。
ポイントが貯まるのも大きく、クレジットカード自体のポイントと併せてお得に宝くじが買えるようになる。
ネットで宝くじを買うメリット
ここまでの情報をまとめると、ネットで宝くじを買うメリットは以下の通り。
- 24時間どこでも購入可能
- 抽選結果の確認・当選金受け取りまでネットで完結
- 「予約購入」や「継続購入」による買い忘れ防止
- クレジットカードで購入でき、クレジットカードのポイントが貯まる
- 上記とは別に、購入毎に「宝くじポイント」も1%還元
利便性が高まっただけでなく、ポイント還元で得をすることもできる。
これなら、これまで宝くじに馴染みのなかったユーザーも購入しやすいだろう。
最終更新日:2019/01/30