ANA VISAプラチナプレミアムカードは、航空会社大手のANAと三井住友カードが提携・発行しているクレジットカード。
ANAカードの中では最上級クラスのカードとなり、相応のスペックが備わっている。
ANAグループでの利用で最大マイル付与率3.8%と圧倒的な還元率を誇ることで知られている。
また、ANA空港ラウンジの利用が無料で、国内・海外問わず自動付帯で最高1億円の旅行保険が付帯し、専用コンセルジュサービスが利用可能と、トラベルサービスもこの上なく手厚い。
さらに、世界130ヵ国1000ヵ所以上の空港ラウンジを利用可能なプライオリティ・パスが無料で手に入る
高いステータスを求める人も、マイルを効率的に貯めたい人も、充実したトラベルサービスを求める人も、十分満足できるカードと言えるだろう。
国際ブランドはVISAのみで、年会費は88,000円(税込)と非常に高額。
ブラックをベースにした落ち着きのあるデザインで、見た目にも高級感があふれている。
- ANAマイルの付与率が最大3.8%
- 旅行保険が国内・海外共に最高1億円(自動付帯)
- ANAラウンジが利用可能
- プライオリティ・パスを無料で発行可能
- コンシェルジュサービスが利用可能
- 審査基準が厳しい
- 年会費の8,8000円(税込)と高額
こんな人におすすめ
ANAを利用して旅行する機会が多い
ハイステータスなカードを持ちたい
マイルを効果的に貯めたい
3つのおすすめポイント
ANAグループでの利用で最大3.8%のマイル付与率
ANA航空券や機内販売など、ANAグループでカードを利用すると、3.5%のマイルを獲得することができる。
「マイ・ペイすリボ」を利用すると、リボ払い手数料の請求がある月はポイント(マイル付与率)が無条件で+0.3%になるため、最大で3.8%ものマイルが獲得できるようになる。
ANAラウンジが無料で利用できる
ANAラウンジはANAの上級会員やプレミアムクラス搭乗時でないと入室できない高級ラウンジだ。
一般的なゴールドカードなどで入室できる空港ラウンジと混同されるが、ANAラウンジのサービスは通常の空港ラウンジよりも非常にハイレベルだ。
ビジネス向けの電源付きデスク、食事向けのテーブル、外の景色を快適に見られる窓際席、ファミリー・複数人向けのスペースなどが完備されている。
入室できる対象者が少ないこともあり、あまり混雑することなく、フライトまでの時間をゆっくりと過ごすことができる。
非常に快適な旅を演出してくれるだろう。
最上級の補償サービス
各種保険にも最高峰の補償が揃っている。
海外旅行傷害保険は自動付帯かつ家族特約付きで、最高1億円の補償が受けられ、国内旅行保険も同様だ。
他のカードと比べると、最上級の手厚さと言っても過言ではない。
それ以外にも、航空機遅延保険やショッピング保険なども漏れなくついており、一枚あるだけで大きな安心を得ることができる。
ポイントを貯める・使う
ANA VISAプラチナプレミアムカードは、カード利用200円につき三井住友カードのポイントシステムであるVポイントが1ポイント付与される。
Vポイントは1ポイント1円相当のため、還元率にすると0.5%となる
この際、ポイントの計算は税込み価格で行われるため、端数の出てしまうような金額の商品であっても、効率的にポイントを貯めていくことができるだろう。
ポイントの有効期限は4年間と長く、ポイント失効のリスクも少ない。
※2020年6月1日よりワールドプレゼントがVポイントにリニューアルした。
貯めたポイントは以降手数料無料でANAマイルに移行することも可能で、1ポイント3マイルとなる。
200円の利用で3マイルとなるため、マイルの付与率は1.5%となる。
この付与率は他のANAカードに比べても非常に高い水準だ。
ANAカード特約店でマイル付与率UP!
ANAカード特約店である「ANAカードマイルプラス」の提携店・対象商品を購入すると、利用金額100円または200円(税込)につき1マイルが積算される。
通常のクレカ利用による1%のポイントとは別扱いのため、ポイントとマイルの両方を貯められるということだ。
セブンイレブンやイトーヨーカドー、マツモトキヨシといった使いやすい店舗が提携店になっているため、利用できる機会も多いだろう。
ANAマイレージクラブ提携店舗でもマイルが貯まる!
ホテル、レンタカー、タクシー、ネットショッピング、グルメ、車検など幅広いジャンルがあるANAマイレージクラブ提携店舗で、カードを提示したうえでマイル積算希望の旨を伝えると、利用金額100円(税込)あたり1マイルが付与される。
ぐるなびや食べログといった、普段の生活の中でも良く見かける店舗がマイレージクラブ提携店舗になっているため、非常に効率的にマイルを貯めていくことができるだろう。
ポイントを使う
貯めたポイントはiDバリュー・銀行振込手数料に充当したり、専用の商品との交換、マイルへの移行ができる。
マイルに移行すれば、そのままANAのサービス利用で使えため、ポイント利用の選択肢は広いと言えるだろう。
交換先は多いものの、おすすめのポイントの使い道はANAマイルへの移行だ。
移行手数料が無料で、1ポイント=3マイルで交換できるため、マイルの付与率が圧倒的に良い。
本カードを利用する人であれば、ANAの利用を前提にしているはずなので、マイル移行がもっともお得になり、使い勝手もいい。
安心と充実、最高峰の補償サービス
最高1億円!高額補償の旅行保険
ANA VISAプラチナプレミアムカードには、国内・海外ともに最高1億円の旅行保険が付帯しており、どちらも自動付帯である。
この補償額が国内・海外共に自動付帯するのは、プラチナカードならではと言える。
さらに、家族カードでも保険は適用されるため、家族全員での旅行時にも非常に心強いカードと言えるだろう。
ショッピング保険が500万円まで付帯
ANA VISAプラチナプレミアムカードにはショッピング補償が付いており、買った商品が事故や盗難などにあった場合、その損害を補償してもらえる。
3,000円の自己負担があるものの、年間最高500万円まで補償してもらえるため、安心して買い物を楽しむことができる。
航空機遅延保険も完備
搭乗した航空便や手荷物の遅延などによって、ホテルや食事、衣料などの負担が発生してしまった場合、それらを補償してくれる「航空機遅延保険」が自動で付いてくる。万が一のトラブルの際も安心だ。
追加カードについて
ETCカード
CTカードを発行費無料・年会費無料で発行することができる。
その後、年に1回以上の利用があれば翌年以上も年会費は掛からない。
利用が無い場合は、500円の年会費が掛かってしまうため、使う予定を予め見越してから発行することをおすすめする。
家族カード
家族カードは年会費4,000円で発行することができる。海外旅行傷害保険も本人と同様に付帯するので安心できる。
家族で旅行をする場合や、それぞれが出張などに行く場合は、他のカードを別々に持つよりも、家族カードを発行することをおすすめする。
カード詳細
年会費 | 88,000円(税込) |
還元率 | 0.5%~ |
ブランド | |
電子マネー | 楽天Edy |
Apple Payの対応可否 | 対応 |
ETC | 初年度無料 2年目以降:550円(税込) 年1回以上の利用で無料 |
家族カード | 年会費:4,400円(税込) |
国内旅行保険 | 最高1億円(自動付帯) |
海外旅行保険 | 最高1億円(自動付帯) |
ポイント種類 | Vポイント |
ポイント交換 | 1pt〜 |
入会条件 | 30歳以上で本人に安定継続収入のある方 ※ANA VISAプラチナ プレミアムカード独自の審査基準により発行 |
発行スピード | 最短1週間 |
(発行会社:三井住友カード株式会社)