年会費無料やお得なポイント制度などで人気の楽天カード。デメリットがあまりないカードだが、作ったもののまったく使わなかった、他にカードを作りたいなどの理由で、解約を検討することもあるだろう。
しかし、一般的にクレジットカードは、入会に関しては広告など目立つ宣伝があるが、解約方法に関してはあまり紹介されない。解約を検討したが、やり方がわからず断念してしまったという人もいるのではないだろうか。
楽天カードに関しては、解約手続きは電話のみの受付となっている。カードを手元に用意した上で、解約に対応する問い合わせ先に電話をかければ、オペレーターの案内で解約手続きが完了する。
朝や昼休みの時間帯、また楽天カードの支払日である毎月27日前後は電話が混みやすいので、できるだけこれらの日時は避けたい。
また、楽天カードの解約手続き自体は簡単だが、カード解約前に、追加カードや支払い残高、カード払いとなっている決済などを確認し、必要な手続きを行う必要がある。
本記事は、楽天カードの解約方法を詳しく解説すると共に、解約前に抑えておくべきポイントも紹介する。楽天カードの解約を検討している方は参考にしてほしい。
楽天カードの解約手続きは「電話」のみ
入会に関してはWEBで完結できる楽天カードだが、解約に関しては「電話」のみの受付となっている。
解約に伴い、カード番号や暗証番号が必要となるため、解約したい楽天カードを手元に準備しておこう。
その上で、「0570-66-6910」または「092-474-6287」にダイヤルすれば良い。
受付時間はいずれも9:30~17:30。どちらも有料ダイヤルになっている。
楽天カードに限らず、一般的に、解約も受け付けるクレジットカードの電話窓口は混雑しており、なかなかつながらないことが多い。
楽天カードの場合、特にカードの支払日である27日前後は問い合わせが多くかなり混雑する。
また、朝(9:30~10:00)や昼休み(12:00~13:00)は普段でも混雑しやすい。
なるべくこれらの日時は避けた方が良いだろう。
15時以降は比較的つながりやすいと言われているため、参考にしてみてほしい。
解約の手順
楽天カードの解約の手順についてより詳しく解説していこう。
まずは先ほど紹介した「0570-66-6910」または「092-474-6287」に電話をする。
最初に音声アナウンスが流れ、その後ガイダンスメニューが案内される。
メニュー番号3番(各種変更)、メニュー8番(カード解約のお手続き)の順で進んで行こう。
アナウンスは途中でスキップすることもできる。
最初の音声アナウンスのあと、「3800#」と入力すればカード解約の手続きとなり、オペレーターへそのまま繋いでもらえる。
混雑時はなかなかオペレーターに繋がらないこともあるが、時間はかかっても待っていれば必ず繋がる。
オペレーターに繋がったら、オペレーターのアナウンスに従って解約の処理を進めることになる。
その際にカード番号や登録情報の確認があるため、スムーズに答えられるようカードは手元に置いておこう。
解約理由を聞かれることもあるが、回答内容によって解約が断られることはない。
最後に「解約の確認」が行われ、了承すれば手続き完了だ。
解約したカードだが、カード情報自体はそこに残っているので、ハサミやシュレッダーで裁断し、念のため何回かに分けて捨てると良いだろう。
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解約前に抑えるべきポイント
楽天カードを解約する前に、確認しておくべきポイントがある。
それが、追加カードや支払い残高、カード払いになっている決済、ポイントなどだ。
それぞれ詳しく見ていこう。
ETCカード
楽天カードでは、追加カードとしてETCカードを発行できる。
楽天カードの追加カードとして発行したETCカードは、楽天カードの解約時に自動的に解約となる。
そのまま高速道路に乗ってしまわないよう注意しよう。
ちなみに、ETCカードのみの解約をすることもできる。
その際は楽天カードの解約と同様の番号にダイヤルし、同じ手続きを踏めば良い。
家族カード
楽天カードの追加カードである家族カードに関しても、ETCカードと同じ扱いだ。
楽天カードの解約と共に自動で解約されるため、家族がカードを利用している場合は注意しよう。
ETCカードと同じく、家族カードのみの解約も可能で、手順は同様。
支払い残高
楽天カードでの支払いが残っている場合は、完済してから解約するようにしたい。
分割払いやリボ払いなどの支払いが残っている状態では、解約の手続きがスムーズに行かないケースもある。
楽天カードの会員規約には、解約の時点で支払い残高がある場合は、基本的には一括返済とする旨が記載されている。
残高によってはいきなり高額な支払いを要求されてしまうケースもあるだろう。
ただし、楽天カードが認める場合は、通常の支払い方法が適用されることもあるようだ
もし、支払い残高がある状態で解約した場合は、事前に楽天カードに相談しよう。
公共料金等の支払い
電気・ガス・水道などの公共料金や携帯電話料金などの支払いを楽天カードで行っている場合、カードを解約すると支払いができなくなってしまう。
カードを解約する場合は、そのカードでの支払いになっている決済方法を変更するか、支払うカードを変更する必要がある。
楽天ポイント
楽天カード利用で貯まる楽天ポイントについては、楽天会員のアカウントに紐づいて貯まる。そのため、カード解約後も楽天会員である限りはポイントが消失することはない。
カード解約時点では獲得していないが、付与予定のポイントも同様にアカウントに紐づいて貯まるため、ポイントを無駄にする心配はないだろう。
クレジットカードの多くは、解約と共にポイントも失効することが多いので、この点は楽天カードの便利な点だ。
解約は簡単だが事前確認をしっかりと
今回紹介した通り、楽天カードの解約は、入会のようにWEBでは手続きができないものの、電話一本で簡単に行える。
カードの解約は、それに伴う支払いなどにも影響を及ぼす。
追加カードのETCカードや家族カードも解約となって問題ないか、カード払いとなっている公共料金の支払いの変更などは、特に注意して確認しておこう。
また、支払い残高について、解約と共に一括請求をされることもあるため、事前にカード会社に連絡するなど、細心の注意を払いたい。
楽天カードは年会費無料のカードであり、持っておくデメリットはほとんどない。
解約の手間を考えると、日頃使わなくても持っているだけで便利ということもあるので、本記事で紹介したことも参考に判断してほしい。
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