TOP

PR

金属カード(メタルカード)のクレジットカードの種類や特徴を、実際の保有者目線で紹介

ここ数年、クレジットカードの中でも年会費が高額な高級クレジットカードを中心として従来のプラスチックカードを金属カードとしてリニューアルする動きが見受けれる。

今回は金属製のカード(メタルカード)について、特徴やカードラインナップについて紹介したい。

現在確認できている金属製のクレジットカードは以下の通り。

個人カード

  • ラグジュアリーカード(チタンカード)
  • ラグジュアリーカード(ブラックカード)
  • ラグジュアリーカード(ゴールドカード)
  • アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
  • アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード

法人カード

  • ラグジュアリーカード(チタンカード)
  • ラグジュアリーカード(ブラックカード)
  • ラグジュアリーカード(ゴールドカード)
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード

金属製といっても、素材によって様々で、例えばラグジュアリーカードの場合は、いずれもステンレス素材を利用している。

以前ラグジュアリーカードの担当者にインタビューをする機会があったが、ステンレスの方が、重みがあって高級感を感じるということだった。

実際に筆者はラグジュアリーカード(ブラックカード)を所有しているが、重みがあるのに加えて、テーブルなどにおいたときの金属音が、他の素材と比べても心地よい音になっているように感じる。実際に計量してみたところ22gとかなりの重さ。プラスチックカードは約5gなので、もったときのずっしり感はかなりのもの。

アメックスのメタルカードは所持している方の記録では約18g。少し柔らかい金属のような印象ということで、素材はカードごとで異なっているようだ。

金属製のカードのデメリット

金属製のクレジットカードのデメリットは、筆者はあまり感じたことはないが、中には駐車場の精算機やガソリンスタンドなどで、金属製のクレジットカードが受け付けられないシーンがあるようだ。

というのも、一部の機械ではクレジットカード情報を読み取る際に、カードを少し曲げて処理するようで、そのタイプの機械では金属製カードが使えないということになる。

クレジットカード会社もこれを想定してか、アメックス・プラチナカードやアメックス・ビジネスゴールドカードではそれぞれ、「セカンド・プラチナ・カード」と「セカンド・ビジネス・ゴールド・カード」というプラスチックカードをサブで発行することも可能。

金属製のクレジットカードを出して話題になるか?

これも筆者はラグジュアリーカードでの体験のみとなるが、実は話題に触れられることはあまりない。ただ、唯一よくいく馴染みのお店で顔見知りになっている店員さんなんかは話題に触れてくれたりする(逆に気を使われている?)。

あとは、友人や知人と集まった際にメタルカードはちょっとした話題になることもある。女性にモテるかどうか?というネタもたまにネット上では話題になるが、あまり露骨に見せつけるのもかっこ悪いと思うが、どうだろうか。あくまでもカード自体に魅力を感じて自然に使いこなしているようなのが理想的な気はする。

筆者執筆のマイナビニュースの記事
専門家が選んだらこうなる! 女性にモテるクレジットカード4選

今後のクレジットカードの金属化はどうなるか?

最後にクレジットカードのメタルカード化が今後どうなるかを大胆に(勝手に!?)予想してみたいと思う。

実はダイナースクラブの上位カードである、ダイナースプレミアムカードに関しては金属化の噂は耐えない。年会費10万円Overのクレジットカードは金属化が進んでいるので、これも時間の問題だろう。

JCBの最上位カードであるJCB THE CLASS(JCBザ・クラス)はどうだろうか。こちらは年会費5万5000円と、昨今のメタルカードの年会費としては少し年会費が安く、金属化はしないのではないかと予想している。

JCBザ・クラスも以前は最上位カードの印象だったが、他社から様々な高級カードが登場したことで、少しランクとしては物足りなくなっている印象である(とはいえインビテーションが必要な点を考慮すれば手が出にくい点は変わらない)。JCBもさらに上位カードが出るようなことがあれば、それこそ金属製のカードを期待したいところである。

シェア ツイート LINEに送る
シェア ツイート LINEに送る
オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

大人のクレジットカード編集部について詳しく見る