クレジットカードの解約・退会方法まとめ!解約時におさえておきたい7つの注意点

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 クレジットカードの申し込み方法や審査基準は理解しているが、いざ解約・退会をするとなった場合に手順や注意点が分からないという人も多いだろう。

そんな人のために、今回はクレジットカードの解約方法と注意点を紹介する。

クレジットカードの解約は慎重に!

大前提として、クレジットカードは非常に便利なアイテムであり、持っていることによるメリットが大きいことを覚えておいてほしい。

よって、よほどの理由がない限り解約をすることはおすすめしない。

年会費無料のカードはもちろん、例え年会費のかかるカードだとしても、そのカードを一切利用せず、どの付帯サービスも利用していないという場合以外は持っていて損をするものではないからだ。

また、一度解約して再度同じカードを申し込んだとしても、すぐに利用が再開できるわけではなく、一から審査を受けることになる。

利用実績がほとんどない場合や、返済状況が良くない場合は審査に落ちてしまうことも十分に考えられる。

さらに、再入会すること自体が難しいカードもあるため、むやみに解約をすることは避けてほしい。

意外と知らない人も多いが、初年度年会費無料のカードを年会費が発生するタイミングで解約をして、もう一度初年度年会費無料の特典を利用することはできない。

この場合は例え年会費を払っても、同じカードを作ること自体ができなくなってしまう場合あるので注意してほしい。

解約方法と不要カードの処理

まずは、具体的な解約方法と解約後に最も重要な不要カードの処理について以下でみていこう。

解約方法はとても簡単

クレジットカードの解約方法はとてもシンプルで、サポートデスクへの電話一本で解約申請ができてしまう。

サポートデスクの電話番号はカードの裏面やカード発行会社のHPに記載されている場合がほとんどだ。

もしくは、カード入会時の申込書控えなどには必ずサポートデスクの電話番号が記載されている。

参考までに簡単なアンケートがあったり、解約理由を聞かれることはあるが、しつこく引き止められることはまずないので安心してほしい。

サポートデスクの応答はオペレーター対応と自動アナウンスにわかれているが、どちらにしても電話一本で済むことに変わりはない。

また、解約の申請を行うとその瞬間からカードが使えなくなるということを覚えておいてほしい。

そして、当然のことながらカードの付帯サービスや特別な割引などもその瞬間から利用できなくなる。

不要カードの処理は慎重に

解約後に最も注意してほしいのが不要になったカードの処理だ。

何故なら、クレジットカードには重要な情報がたくさん詰まっており、解約をしてもカード自体に保存されている情報が消えるわけではないからだ。

カードによる決済はできなくなっているが、情報が残っているため不正に情報を抜き取ることはできてしまうのだ。

よって、防犯という観点から、不要になったカードはハサミ等で細かく切り刻み念のため別々に捨てるのが望ましい

各カード会社の公式ページなどでも上記の方法を推奨している。

解約時の7つの注意点

以下ではクレジットカードを解約する際の7つの注意点を紹介する。

クレジットカードを解約する際に重要なのは、解約方法ではなく解約したことでどのような影響があるかを知っておくことだ。

以下の内容を知らずに解約して後から困ってしまわないように、解約前に是非一度目を通してほしい。

利用残高の一括払いを求められることがある

ほとんど使っていないカードの場合はそれほど気にすることではないが、普段から頻繁に使っていたカードを解約する場合は「利用残高の請求」に注意してほしい。

分割払い、ボーナス払い、リボ払いなどクレジットカードには様々な分割支払い方法があるが、解約をしてしまうと全額一括払いによる清算を求められることがある

全額一括払いをするだけの余裕がない状況で解約をしてしまい、支払いができないという事態を避けるため、利用残高には十分注意が必要だ。

中には解約後も分割払いを継続できるカードもあるので、解約前に利用残高の返済方法について問い合わせをしておくと良いだろう。

貯めたポイントは失効してしまう

楽天カードやリクルートカードなどのポイントがwebアカウントに紐づいている一部のカードを除いて、基本的にポイントは解約と同時に失効してしまう

どうしても解約をする必要がある場合は、ポイントを使い切ってからにした方がお得だ。

ポイントを使い切る際は使い勝手の良いマイルや電子マネー、その他のポイントに交換することをおすすめする。

貯めたポイントが失効するのか、アカウントに紐づいて残るのかを解約の前に問い合わせておくのが良いだろう。

年会費は返金されない

年会費がかかるカードの場合、途中解約をしても一度支払った年会費が戻ってくることはない

一般的にはカードの有効期限内に解約をすれば次年度の年会費はかからない。

しかし、有効期限ギリギリで解約をする場合、すでに年会費の請求が発生していることがあるので注意が必要だ。

一度年会費の請求が発生してしまうと取り消すことはできず、解約するのに年会費を払うことになってしまうからだ。

もし年会費を無駄にしたくないということであれば、いつ解約をすれば次年度の年会費がかからないのかを事前に問い合わせておくことをおすすめする。

家族カードやETCカードも使えなくなる

クレジットカードを解約すると、一緒に申し込んだ家族カードやETCカードも使えなくなるので注意が必要だ。

特に気をつけて欲しいのがETCカードだ。本人以外の家族がETCカードを日常的に利用している場合は注意が必要だ。

カードを解約したことを知らずに利用しようとして、高速道路などで事故を起こしたということがないように十分注意をしてほしい。

カードで公共料金など毎月の支払いをしている場合は注意

電気、ガス、水道といった公共料金をはじめとして、携帯の利用料やネット料金など毎月の固定費をクレジットカードで支払っている人も多いだろう。

もしこのような毎月の支払いを行っているカードを解約する際は、事前に支払い方法を別のカードや口座振替に変更しておくことをおすすめする。

何故なら、カードが解約されてもカード発行会社は他社に対して通知などを行わないため、解約したカードに請求がきてしまうからだ。

解約したカードに請求がきても支払うことはできないため、延滞や未払いになってしまう可能性がある

特に携帯の利用料には本体代金の割賦分が含まれていることが多く、もし延滞や未払いとなってしまうとローンの返済をしなかったということになり、個人信用情報に傷がついてしまう。

毎月の支払いを行っているようなメインカードを解約する場合は十分に注意をしてほしい。

解約に手数料がかかるカードも存在する

一般的にクレジットカードの解約では手数料などは発生せず、無料で電話一本で完結することがほとんどだ。

しかし、中には解約時に手数料のかかるカードも存在するので注意が必要だ。

解約時に手数料がかかるとして知られているカードは以下の2種類だ。

・JCB GOLD EXTAGE
・JCB CARD EXTAGE

このカードは解約時に「カード発行手数料」として2,100円(税別)がかかる。

理由は上記カードが29歳以下限定で特別に年会費を無料にしているカードだからだ。

このことはJCBの公式ページにも記載されている。
JCB公式ページ

現在は上記の2種類以外に解約時に手数料がかかるカードはないと思われるが、もし不安な場合は事前に確認をしておくと良いだろう。

短期間での解約や複数カードの同時解約は避ける

クレジットカードの申し込みや解約を行うと個人の信用情報に履歴が残り、カードの入会審査やローン審査の際に見られる。

  • 審査と信用情報の詳細はこちら(クレジットカード審査の仕組みを徹底解説!審査の流れ、見られている内容、通りやすい・通りにくいの判断基準まで一挙に紹介!)

入会してから短期間での解約や、複数カードの同時解約は審査において不利になることがあるので注意が必要だ。

短期間での解約を避けるべき理由

結論からいうと、短期間での解約は入会特典を狙った申し込みで、カードの利用意思がなかったと判断されるからだ。

現在はカード発行会社が競争を勝ち抜きより多くの人に入会してもらうため、入会特典を提供していることが多い。

入会特典は景品のプレゼントからポイント付与やキャッシュバックまで様々だ。

中には年会費無料のカードにも関わらず、数千円〜1万円の高額なキャッシュバックを提供しているカードもあり、入会するだけでお得なカードが多い。

短期間での解約は入会特典のみを狙っていると判断されてしまうのだ。

特に、半年以内〜1年以内の解約は入会特典狙いだと判断される可能性が高いため、例え他に理由があったとしても避けるべきだ。

複数カードの同時解約を避けるべき理由

結論からいうと、複数カードの同時解約はカード発行会社からすれば「何か問題があった」と判断するからだ。

一般的には、何も理由がなければ複数のクレジットカードを一度に解約する必要はないため、何かしらの理由があったということになる。

例えば、収入が大幅に減ってしまったり、支払いにおいて問題を抱えていたのではないかと思われてしまうのだ。

特に、年会費のかかるカードを一度に解約すると、カード発行会社からすると「年会費も払えないほどの状況になってしまったのでは?」思われてしまう。

メインカードに支払いをまとめたい場合や、使っていないカードを整理したいという場合もあるとは思うが、解約のタイミングには注意が必要だ。

まとめ

クレジットカードの解約方法と解約時の注意点を紹介したが、いかがだっただろうか?

全てのカードに共通して言えることだが、クレジットカードは入会するほうが難しく、解約は簡単にできてしまう。

しかし、解約するタイミングや、解約するカードを頻繁に使っていたかどうか、ETCカードや家族カードの有無、固定費の支払いの有無など、解約時に注意すべき点がいくつもあることを覚えておいてほしい。

解約する前に「本当にそのカードを解約しても問題ないか?」を自分に問いかけてみると良いだろう。

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執筆・編集:大人のクレジットカード編集部

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