三井住友カードは2026年10月14日、ハローキティ デザインのカードラインアップを拡充した。2026年1月に登場した一般カード・ゴールドカードに続いてプラチナプリファードにもハローキティ デザインが用意され、これまでVisaのみだった(NL)とゴールド(NL)はMastercardも選べるようになった。
プラチナプリファードにハローキティ デザインが2色で登場
今回新たに発行されるのは「三井住友カード プラチナプリファード ハローキティ デザイン」だ。これまでハローキティ デザインは「三井住友カード(NL)」と「三井住友カード ゴールド(NL)」の2券種のみだったため、上位カードのプラチナプリファードを使いたい人は、キャラクターデザインをあきらめて通常券面を選ぶしかなかった。今回の追加で、券種のグレードとデザインの好みを両立できるようになったといえる。
券面はホワイトとブラックの2色展開である。マットなベースカラーにリボンとドットのパターンをあしらい、ホワイトはシルバー、ブラックはベースカラーと同系色で柄を表現している。アクセントは表面のリボンと裏面のハローキティで、見る角度によって色がやわらかく変わるホログラム仕様だ。カードを届ける封筒とご利用ガイドにも券面に合わせたデザインが採用される。
キャラクターを前面に押し出すのではなく、色や柄の中にハローキティの要素を溶け込ませた上品なデザインになっている点が特徴だ。特にブラックは柄をベースカラーと同系色で表現しているため、一見するとシンプルな黒いカードに近い印象になると考えられ、人前でカードを出す場面が多い人や、キャラクターものは控えめにしたい人にも選びやすいだろう。

プラチナプリファードのハローキティ デザインはVisaのみ
注意したいのは、プラチナプリファードのハローキティ デザインの国際ブランドがVisaに限られる点だ。プレスリリースに記載されている券種は次の2種類で、いずれもVisaである。
- 三井住友カード プラチナプリファード ハローキティ デザイン ホワイト(Visa)
- 三井住友カード プラチナプリファード ハローキティ デザイン ブラック(Visa)
後述するMastercard対応は(NL)とゴールド(NL)のハローキティ デザインが対象であり、プラチナプリファードのハローキティ デザインについてはMastercardの記載がない。ハローキティ デザインをMastercardで持ちたい場合は、(NL)かゴールド(NL)が選択肢になる。
(NL)とゴールド(NL)のハローキティ デザインがMastercardに対応
これまでVisaのみで展開されていた「三井住友カード(NL)」と「三井住友カード ゴールド(NL)」のハローキティ デザインは、2026年10月14日からMastercardでも申し込めるようになった。新たに選べるようになった券種は次の2つだ。
- 三井住友カード(NL) ハローキティ デザイン(Mastercard)
- 三井住友カード ゴールド(NL) ハローキティ デザイン(Mastercard)
三井住友カードによると、2026年1月の登場以降、SNSなどで「Mastercardでも発行してほしい」という声が寄せられていたという。すでにVisaのカードを持っていて2枚目に別ブランドを持ちたい人や、普段使っている店やサービスとの相性からMastercardを選びたい人にとっては、デザインのためにブランドを妥協する必要がなくなった。
三井住友カード(NL)の基本的な仕組み
三井住友カード(NL)は、カードの表面にも裏面にもカード番号・有効期限・セキュリティコードが記載されないナンバーレス仕様のカードだ。カード番号や利用履歴は専用アプリで一括管理でき、利用通知や利用制限の機能も備えている。券面から番号を盗み見られる心配がないため、デザインを楽しみながら人前でカードを出せるという点で、キャラクター券面との相性はよいといえる。
貯まるポイントはVポイントで、通常のポイント還元率は0.5%だ。一部のコンビニや飲食店などの対象店舗では、スマホのタッチ決済またはモバイルオーダーを利用すると最大7%還元になる。普段から対象のコンビニや飲食店をよく使う人であれば、通常の0.5%との差は大きく、カード選びの判断材料になるだろう。
ただし、プレスリリースの注記では、最大7%還元の対面決済はVisaのタッチ決済に対応している店舗で利用できるとされている。今回Mastercardで申し込めるようになったが、Mastercardを選んだ場合にこの還元がどう扱われるかはプレスリリースからは読み取れない。7%還元を主目的にする人は、ブランドを決める前にキャンペーンページや申込画面で対象条件を確かめておきたい。
11月30日までの新規入会で限定「ぬいぐるみチャーム」がもらえる
券面ラインアップの拡充にあわせて、ハローキティ デザインの対象カードに新規入会した人向けのキャンペーンも始まった。特典は、ハローキティが大きな赤いリボンをぎゅっと抱えたオリジナルの「ぬいぐるみチャーム」で、本キャンペーン限定のデザインである。
チャームにはハート型の金具のほか、「HELLO KITTY」の文字やリンゴ、ICチップをあしらったクレジットカードモチーフのミニチャームも付属する。三井住友カードでしか手に入らないグッズのため、ハローキティのファンにとってはカード入会の後押しになる特典といえる。
| 申込期間 | 2026年10月14日(水)~11月30日(月) |
| 対象 | ハローキティ デザインの対象カードに新規で申し込んだ人 |
| 達成条件 | カード入会月の翌月末までに3万円(税込)以上利用 |
| 特典 | オリジナル「ぬいぐるみチャーム」(キャンペーン限定デザイン) |
キャンペーンの内容は予告なく変更・延長・中止される場合がある。
3万円以上の利用期限は「入会月の翌月末」
チャームをもらうには、申し込むだけでなく、カード入会月の翌月末までに3万円(税込)以上の利用が必要だ。たとえば11月中に入会した場合は12月末までが利用期限となる。申込から入会までには審査やカード発行の時間がかかるため、申込期限ぎりぎりに申し込むと、入会月がずれて利用期限も後ろにずれることになる。
3万円は、日々の買い物や公共料金・通信費などの固定費をカード払いに切り替えれば、1〜2か月で無理なく届く人も多い金額だろう。一方で、チャーム欲しさに不要な買い物をするのは本末転倒である。メインカードとして日常の支払いを集約する予定がある人が、そのついでに条件を満たすという使い方が現実的だ。
なお、どの券種・どの国際ブランドがキャンペーンの「対象カード」に含まれるかについて、プレスリリースには具体的な記載がない。新たに加わったプラチナプリファードやMastercardのハローキティ デザインが対象に含まれるかは、申し込む前にキャンペーンページで確かめておくと安心だ。
ハローキティ デザインは一般・ゴールド・プラチナプリファードの3券種に
今回の拡充で、三井住友カードのハローキティ デザインは(NL)、ゴールド(NL)、プラチナプリファードの3券種に広がった。プレスリリースに記載された内容をもとに、券種と選べる国際ブランドを整理すると次のとおりになる。
| 券種 | 選べる国際ブランド | 今回の変更点 |
| 三井住友カード(NL) ハローキティ デザイン | Visa / Mastercard | Mastercardに新たに対応 |
| 三井住友カード ゴールド(NL) ハローキティ デザイン | Visa / Mastercard | Mastercardに新たに対応 |
| 三井住友カード プラチナプリファード ハローキティ デザイン | Visa(ホワイト・ブラックの2色) | 新たに発行開始 |
ブランドとデザインの組み合わせで選べる幅が広がったことで、「好きなデザインのカードを使いたいが、券種やブランドで妥協したくない」という人の選択肢が増えた。カード選びではまず自分の使い方に合った券種とブランドを決め、そのうえでデザインを選ぶ順番で考えると失敗が少ないだろう。
デザインを重視しつつ券種を選びたい人に向く拡充
今回の発表は、すでに三井住友カードの利用を検討している人や、ハローキティが好きでカードもお気に入りのデザインにしたい人にとって、選びやすさが大きく増す内容だ。特に、上位カードを使いたいがデザインにもこだわりたかった人にはプラチナプリファードの追加が、Mastercardを持ちたかった人には(NL)・ゴールド(NL)のブランド拡大が、それぞれ直接のメリットになる。
一方で、プラチナプリファードのハローキティ デザインはVisaのみである点、キャンペーンのチャームを受け取るには入会月の翌月末までに3万円以上の利用が必要な点には注意したい。デザインやノベルティだけで決めるのではなく、年会費や還元の仕組みが自分の支払い額・使い方に見合うかを確認したうえで、券種とブランドを選ぶのがよいだろう。















