2021年9月2日より、対象の三井住友カードで「かぞくのおさいふ」にチャージすると0.25%のVポイントが還元されるようになった。
もともと「かぞくのおさいふ」を利用すると0.25%のキャッシュバックがあるのでそこに加えて0.25%還元、実質合計0.5%の還元率になる。
「かぞくのおさいふ」は三井住友カードが発行する家族間で支出管理ができるVisaのプリペイドカード。
使い方は簡単。家族間の共有残高にチャージし、そこから専用のプリペイドカードで支払いができる仕組みだ。
利用通知がアプリ・メールに届くので、例えば、夫婦間で食費や日用品などの共通の出費を共有残高からの支払いにするだけで、支出がひと目でわかる。
いちいち相手に聞く手間もなく、事前に決められた金額をチャージしておけば月の予算も立てやすい。
「かぞくのおさいふ」のメリットは小学生でも使える
利用するメリットは以下が挙げられる。
【メリット】
- 家族間で残高共有することができる
- 支出管理しやすい
- 最大で0.5%還元が受けられる
- 小学生の子どもでも使える
注目したいのは小学生でも使えるという点だ。
最近ではアプリの課金やネットショッピングなど子どもでもカードが必要になるシーンやも多くなり、さらにコロナ渦の影響で、現金を触らせたくないと考える親も多くなっているだろう。
他にもさまざまな理由で子どもにカードを持たせたいという親も多いが、実はクレジットカードの家族カードやプリペイドカードで小学生が使えるものは意外にも少ない。
親のクレジットカードを使うこともできるが、知らないうちに高額なものでも買えたりしてしまうため、やはりプリペイドカードが使いやすい。
その点「かぞくのおさいふ」は事前チャージ式で、決められた残高だけカードでの支払いができる。
また、どこで利用したのかもすぐに通知が来るので利用額が把握しやすく、子どもに安心して持たせたいことができる。
もしもの時もアプリで利用の一時停止も可能。
キャッシュバックを受けられる点も大きなポイントだろう。
特徴
「かぞくのおさいふ」の基本情報は以下の通り。
- 申込条件:満6歳以上(小学生以上)の方
- ポイント還元率:0.25%
- カード残高上限:30万円
- 年会費:無料
- 発行手数料:無料
VisaやVisaのタッチ決済加盟店で利用でき、Apple Pay・Google Payにも対応している。
カード利用できるお店でまず使えないということはない。
チャージ方法
「かぞくのおさいふ」はプリペイドカードなので事前チャージが必要になる。
三井住友カードからのチャージならさらに+0.25%還元が受けられる。
【チャージ方法】
- インターネットバンキング
- クレジットカード
- セブン銀行ATM
- ローソン店頭
- Vポイント
ただ、「かぞくのおさいふ」にはオートチャージ機能が搭載されているので、基本的にはそちらを利用するといいだろう。
「残高おまとめ機能」
「かぞくのおさいふ」には「残高おまとめ機能」が用意されており、家族間であれば1円単位で残高を移動させることができる。
ただ家族会員が「個別のおさいふ」を利用している場合、家族の残高から自身の残高に移動することはできない。
おまとめ元 | おまとめ先 | おまとめ可否 | |
本会員・家族会員(共通のおさいふ) | 自身の残高 | 家族の残高 | 〇 |
家族の残高 | 自身の残高 | 〇 | |
家族会員(個別のおさいふ) | 自身の残高 | 家族の残高 | 〇 |
家族の残高 | 自身の残高 | × |
ポイント還元率
「かぞくのおさいふ」では利用金額の0.25%がキャッシュバックされる。
翌月10日に残高へと加算される仕組みだ。
また、対象の三井住友カードで「かぞくのおさいふ」にチャージすると、さらに0.25%のVポイントが還元される。
- 三井住友カード(NL)
- 三井住友カード
- 三井住友カード(学生)
- 三井住友カード ゴールド(NL)
- 三井住友カード プライムゴールド など計14種類
合わせて実質0.5%の還元率になる仕組みだ。
手数料は基本無料
「かぞくのおさいふ」は年会費、発行手数料ともに無料で利用できる。
チャージ手数料も基本的にはかからないが、一部クレジットカード、インターネットバンキングでは204円(税込)発生するので覚えておこう。
支払い方法 | 手数料 |
VJAグループ、SMBCファイナンスサービス株式会社発行のVisaカード Mastercardのクレジットカード SMBCデビット(Visa) | 無料 |
その他Visa・Mastercard | 204円(税込) |
Vポイントの交換 | 無料 |
インターネットバンキング | 204円(税込) |
セブン銀行ATM | 無料 |
ローソン店頭 | 無料 |
アプリなら管理が簡単
「かぞくのおさいふ」には専用アプリが用意されている。
残高の移動はもちろんメッセージのやり取りも可能。
カードの利用を一時停止したり、通知機能が搭載されていたり、安全面に注力している点もポイントだ。
「Visaプリペ」との違い
三井住友カードの「Visaプリペ」があるが、こちらも小学生から持てるプリペイドカード。
「かぞくのおさいふ」と「Visaプリぺ」の内容の違いはほとんどない。
「Visaプリペ」の中に「かぞくのおさいふ」というサービスが存在する形だ。
しかし、残高の移動などは「かぞくのおさいふ」の専用機能となるので覚えておこう。
小学生から使えるVisaのタッチ決済対応プリペイドカード「Visaプリペ」登場!Apple Pay登録可能&0.25%還元率あり
最終更新日:2022/07/05