楽天カードの一部ポイント還元率が変更された。
公共料金等が対象となっており、従来の1.0%から0.2%に大幅ダウン。
本記事では、公共料金等の支払いにも利用でき、年会費無料で利用できるクレジットカードを紹介する。
楽天カードの代わりを探している人は、ぜひ参考にしてほしい。
変更内容
楽天カードのポイント還元率がダウンした支払先は以下の通り。
- 公共料金(電気・ガス・水道)
- 国税や都道府県税などの税金
- 国民年金保険料
- Yahoo!公金支払い
公共料金の一部をはじめ、税金やYahoo!公金支払いが対象になっている。
またポイント還元率に関しては、100円=1ポイントから500円=1ポイントに変更。
1.0%のポイント還元率が0.2%になってしまったので、まさに改悪といえるだろう。
年会費無料の楽天カードだが、公共料金等の支払いに活用する場合、他のクレジットカードをおすすめする。
公共料金、税金等支払いにおすすめなカードは?
楽天カードが選択肢から外れたことで、公共料金や税金等の支払いにおすすめのクレジットカードを知りたい方は多いはずだ。
ここでは、年会費無料かつポイント還元率1.0%以上のカードを2枚紹介するので参考にしてほしい。
リクルートカード
リクルートカードとは、文字通りリクルートが提供するクレジットカードのこと。年会費無料で発行でき、ポイント還元率は基本的に1.2%に設定されている。
通常のショッピング利用の他、以下の支払先もポイント還元の対象だ。
- 公共料金(水道、電気、ガス)
- 各種税金
- 募金や寄付金
- JCBカードサイト、会員専用WEBサービス「My JCB」でのJCBギフトカード代
- 電子マネークレジットカードチャージ(モバイルSuicaなど)
ただし、2022年2月16日より、JCBブランドのリクルートカードでnanaco/モバイルSuicaにチャージする際の還元率は0.75%となる。
関連サービスでポイント還元率アップ
常時1.2%還元のリクルートカードだが、関連サービスの利用でさらにポイント還元率をアップさせられる。具体的には以下の通りだ。
- ポンパレモールで買い物:4.2%
- じゃらんで宿泊予約:3.2%
例えばポンパレモールで1万円分の商品を購入した場合、10,000円×4.2%=420ポイントも獲得できる。
さらに、リクルートカードには海外旅行傷害保険が最大2,000万円も付帯。
年会費無料とは思えない非常にお得な1枚だ。
Visa LINE Payカード
Visa LINE Payカード(以下LINEクレカ)とは、LINE Payが提供するお得なクレジットカード。
年会費無料で還元率1.0%というお得なカード。利用に応じてLINEポイントが貯まる。もちろん公共料金等の支払いにも利用可能だ。
請求書支払いが便利
LINE Payには請求書支払いと呼ばれる機能が存在する。請求書のバーコードをLINE Payで読み取ることで、自宅にいながら公共料金の支払いが完了する。コンビニまでわざわざ足を運ぶ必要がないということだ。
非常に便利な本サービスだが、支払い方法が対象のクレジットカードを登録して即時払いする「チャージ&ペイ」、またはLINE Pay残高に限定される点がデメリット。
LINEクレカでも「チャージ&ペイ」ができるが、この場合はポイント還元の対象外となってしまう。LINE Pay残高から利用の場合もポイント還元はない。
「チャージ&ペイ」を利用する場合、Visa LINE Payクレジットカード(P+)を利用するとポイント還元率が5.0%となるので、LINEクレカと使い分けるとお得に利用できる。
このほかPayPay請求書払いも、多くの自治体で手数料無料で支払いが可能になるのでおすすめだ。
最終更新日:2023/06/21