2020年5月21日より、au PAYカードを利用したau PAYのポイント還元率が上方修正された。
従来は、au PAYカードでau PYにチャージした際、還元率が0.5%(200円につき1ポイント付与)だったところ、1%(200円につき2ポイント付与)となる。
au Payでは、200円利用につき1ポイント(還元率0.5%)が付与されるので、au Payカードでチャージ+au Pay利用で合計の還元率は1.5%となる。
さらに、2020年6月23日以降は、au Payカードでau Payにチャージした際のポイント付与が、200円=2ポイントが100円=1ポイントに変更されるので、利便性もアップ。
近頃のスマホQR決済業界ではポイント制度の改悪が続いていたが、au Payがそこに一石を投じる形となった。
年会費はau ユーザー以外が実質無料に
au Payカードは、以前は原則としてauユーザーでないと使えなかったが、2020年5月21日以降、auユーザー以外も利用できるようになった。
また、auユーザーのみならず、auユーザー以外でも年会費が無料となっている。
しかし、次のように、無条件で無料のauユーザーとは異なり、他社ユーザーが年会費を無料にするためには一部条件をクリアする必要がある。
- auユーザー:au PAYカードの年会費が無料
- 他社ユーザー:初年度無料かつ年1回のカード利用で翌年度も無料
また、年1回のカード利用には、利用明細書送付費用といった各種手数料は含まれない。
つまり、ショッピングなどでau PAYカードを利用しなければ、2年目以降に1,375円(税込)の年会費が発生するので覚えておこう。
au はサービス名称をau PAYに統一へ
以前のauでは、au WALEETといったau PAY以外の名称の決済・コマースサービスも提供していた。
しかし、自社が掲げる「スマートマネー構想」を実現するために、2020年2月以降、次のようにau PAYへの名称統一が行われてきた。
- au WALLETアプリ→au PAYアプリ
- au WALLETプリペイドカード→au PAYプリペイドカード
- au WALLETクレジットカード→au PAYカード
- au WALLETゴールドカード→au PAYゴールドカード
- au WALLETスマートローン→au PAYスマートローン
スマートマネー構想とは、au PAYを各種金融サービスと関連付ける指針のこと。
ローンやキャッシング、保険や投資とau PAYを絡めることで、さまざまなサービスをワンストップで提供する狙いだ。
今回あらたにau Wowma!が名称変更へ
そして今回、2020年5月21日から、総合ショッピングモールのau Wowma!の名称をau PAYマーケットへ変更することが発表された。
他にも、下記の通りau Wowma!の名前が付いたサービスを対象に名称変更が行われることになる。
- au Wowma!→au PAYマーケット
- au Wowma! Direct→au PAYマーケット ダイレクトストア
- au Wowma! Liquor→au PAYマーケット リカーショップ
- au Wowma! ふるさと納税→au PAYふるさと納税
- au Wowma! Salon→au PAYマーケット Salon
名称変更後でも、auユーザーはもちろん、他社ユーザーも上記サービスを利用できるようになっている。
また、ポイントサービス「au WALLET ポイント」が「Pontaポイント」へ変更となった。
これにより、au Payやau PayカードでPontaポイントを利用できるようになった。
最終更新日:2023/06/23