年会費無料でポイント還元率が1.0%、さらに楽天関連サービスで大幅ポイントアップというお得さで人気の楽天カード。
そんな楽天カードは、学生でも申し込みやすく、審査のハードルが比較的低いといわれるカードでもある。
本記事では、特に学生に向けて、楽天カードの申込・審査における基準や注意点を解説する。
また、楽天カードは新規入会キャンペーンを頻繁に行っているので、申込の際はぜひ利用してしっかりポイントを獲得しよう。
楽天カードは学生も申込対象
クレジットカードは通常、18歳以上や20歳以上など、申込条件に年齢が設けられている。
また、年齢は満たしていても、学生は申し込みができないということも少なくない。
そのため、社会人に比べると大学生が申し込めるクレジットカードは限られている。
そんななか、楽天カードの申込条件は「満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可)※高校生は除く」となっており、学生も申し込めることが明記されている。
学生でも審査に通ると考えられる理由
申込ができるからといって審査に通るわけではないが、楽天カードが学生でも審査に通りやすいと考えられる理由として、次の点があげられる。
学生にも申込のすすめがある
楽天カードは、カード会社自体が学生に積極的に申込をすすめている。
申込条件にカッコ書きで「学生も可」としてあるのも、学生にも使ってほしいという意図が感じられる。
申込時にも「お勤め先・学校について」という入力欄があり、「学生の方」という選択肢がある。
すべての学生が審査に通るわけではないが、ほかのカードよりは学生が所有しやすいカードだとはいえるだろう。
世帯年収を入力できる
楽天カード申込時、同一生計の家族がいる場合は、独身であれば世帯年収(同居・別居問わず)、配偶者がいれば配偶者年収を入力する欄が表示される。
学生の場合、たとえ本人の収入がなかったとしても、世帯年収があれば審査に通る可能性があると推察される。
また、アルバイトなどで本人の収入がある場合も、本人の収入と合わせて世帯年収(同居・別居問わず)も入力するので、本人の収入が低くとも審査に通る可能性があると考えられる。
審査落ちする可能性
楽天カードは学生でも所有しやすいカードだが、それでも審査落ちする可能性がとして、次のような状況が考えられる。
本人または世帯の年収が低い・ない
本人の収入も世帯年収もかなり低い場合、あるいはない場合は、審査に落ちる可能性が高い。
例外として、預貯金額がかなりあれば、審査に通る可能性が上がる。
どんなクレジットカードであっても、返済能力の有無が審査を通るために重要なのは変わらない。
他社からの借入金額が大きい
楽天カードに限らず、クレジットカードの申込では他社からの借入金額を入力する(銀行からの借入・住宅ローンは除く)。
この金額が大きい場合は審査落ちしてしまう可能性が高い。
また、貸金業法が定める総量規制により、年収の3分の1以上の融資は受けられないことになっている。
ただし、一般的な奨学金はこの他社借入に含まれないため、申告の必要はなく、返済が滞っていない限りは審査に影響することもない。
クレジットヒストリーに事故履歴がある
第三者機関にクレジット利用履歴が記録されているクレジットヒストリーに、遅延などの記録が残っていると、カードの審査に落ちることがある。
クレジットヒストリーには、クレジットカードの利用履歴だけでなく、携帯電話料金の支払いや、奨学金の支払い履歴も残る。
そのため、これらの支払いの遅延にも注意が必要だ。うっかり支払いが遅れた程度ではあまり影響はないが、複数回・大幅な支払遅延は要注意だ。
また、学生の場合、自身だけでなく同一生計の世帯主のクレジットヒストリーが影響する可能性もある。
審査に通るための注意点
楽天カードに申し込む際、ちょっとした不注意で審査に不利になってしまったり、時間がかかってしまったりする可能性がある。
最短で審査を通り、カードを受け取るためにも、次の点には注意しよう。
入力項目は正確に
楽天カードの入会申込はWebから簡単にできる。
ただし、楽天会員登録が必要で、既存会員の場合は楽天アカウントにログインすることになる。
そのため、氏名などは楽天会員情報が反映された状態となっており、残りの必要な情報を入力していく。
その際、入力情報の不備や間違いがあると、申込が進まなかったり時間がかかってしまったりするので注意しよう。
反映された会員情報にも変更事項がないか、きちんと確認しよう。
また、いうまでもないことだが、虚偽の申告は絶対にNGだ。
必要情報・書類を揃える
カードの支払いには銀行口座が必要だ。対応する口座情報を準備しておこう。申込画面で、指定できる銀行が一覧で表示される。
また、カードを受け取る際に身分証明証を配達員に提示する必要がある。
申込時の名前の入力欄の説明には「運転免許証・健康保険証・外国人登録証等のお名前をご入力ください。」とある。
身分証明証としては、これらのうちいずれかが提示できれば問題ない。
なお、一人暮らしを始めたばかりの学生などで、身分証明書の住所と現住所が異なる場合、6ヵ月以内に発行された公共料金の領収書など、現住所と名前を結びつける証明ができる書類が追加で必要になる。
キャッシングは申し込まない
クレジットカードの申し込みにおいて、「キャッシングサービスの利用申し込み」には注意が必要だ。
キャッシングサービスは、クレジットカード会社から現金を借りることができるサービス。
急にまとまったお金が必要になったときなどに役立つが、キャッシングサービスに申し込むと審査のハードルが上がるといわれている。
そのため、確実に審査に通りたい場合は、キャッシングには申し込まないほうが良い。
カードが届くまでの日数
公式サイトでは、「申し込み日から約1週間」でカードが届くとされている。
以下の条件を満たすことで、最短でカードを受け取ることができるはずだ。
- 申込時の入力項目に重大な誤りがない
- カードが届いたときに在宅
- カードが届いたときに身分証明書をすぐに提示する
なお、申込時に入力した名前と身分証明証の情報が一致しない場合、カードを受け取ることができないので注意が必要だ。
入会時のポイントプレゼント
楽天カードの申込にはキャンペーンが付帯していることが多い。
多少の条件があるものの、使い勝手の良い楽天スーパーポイントを獲得できるチャンスだ。
申込時にキャンペーンの詳細などをよく読み、登録や設定が必要な場合は必ず行うようにしよう。
【ポイントプレゼントの例】
ポイントプレゼントは以下のようなケースが多い。
- 【特典1】 新規入会特典…2,000ポイント (通常ポイント)
- 【特典2】 カード利用特典…3,000ポイント (期間限定ポイント )
ポイントは獲得しても使わなければ意味がない。
「特典2」には特に期限切れとならないように気を付けよう。
ポイント獲得の条件と手続き
プレゼントポイント獲得には以下のような条件が付いていることが多い。
- 新規の申し込みであること
- カード申し込み日の翌月末までに1円以上、1回以上カードを利用し、その情報が楽天カードに届いていること
また、カード到着後には、楽天カード会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」にカード情報や個人情報を登録する手続きと、「入会特典ポイント受け取りボタン」を押す操作が必要となる。
「進呈対象外」には要注意
キャンペーンには「対象外」となる条件も設定されているため、注意が必要だ。
ここでは特に重要と思われるものを抜粋するが、興味がある方は楽天カードの申し込みページで全体を確認することをお勧めする。
対象外になるケースには以下のような場合がある。
- 過去に楽天カードを持ったことがある方
- 家族の楽天ユーザIDを利用して申し込んだ方
- 楽天ポイントを利用しての支払い
- キャッシングの利用分や手数料、カード年会費などのサービス料
申し込み時の重要なポイントを理解し、不備なくスムーズにカードを入手しよう。
キャンペーンをチェックしてカードを活用
学生のときに申し込むクレジットカードは、はじめてのクレジットカードであることが多いだろう。
学生にも積極的に申込をすすめており、年会費無料で高還元率、使いやすいポイントが貯まる楽天カードは、学生のはじめのクレジットカードにおすすめの一枚だ。
特筆すべき問題がなければ、審査も問題なく通るはずだが、申込時の入力情報の誤りに気をつけ、虚偽の情報申告は絶対にやめよう。
入会時は、その時点で開催しているキャンペーンをチェックし、お得にポイント獲得ができるようキャンペーンを活用しよう。
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