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PayPay銀行、普通預金が金利+ポイントで最大年0.7%相当に

PayPay銀行は2026年8月1日から「ステップアップ円預金」の金利を引き上げ、先行して7月1日に始まるPayPayポイント付与と合わせて、普通預金で最大年0.7%相当の利回りを実現する。預けるだけで適用される手軽さが特徴で、銀行の置き場所を見直す材料になる。

残高に応じて金利が上がる「ステップアップ円預金」

ステップアップ円預金は、普通預金の残高が増えるほど適用金利が段階的に上がる仕組みである。専用の申込手続きや資金の移し替えは不要で、PayPay銀行の普通預金口座にお金を置いておくだけで残高に応じた金利が自動で適用される。手間をかけずに金利を底上げできる点が、一般的な普通預金との違いだ。

今回の発表は、この金利テーブルそのものの引き上げと、利息に上乗せされるPayPayポイント付与の2本立てになっている。

2026年8月1日から各階層の金利を引き上げ

2026年8月1日以降の普通預金金利は、年齢区分と残高に応じて次のとおりとなる。最大で年0.60%まで段階的に上がる構成だ。

29歳以下の金利

1円〜5万円未満年0.30%
5万円〜10万円未満年0.40%
10万円〜100万円未満年0.50%
100万円〜1,000万円以下年0.60%

30歳以上の金利

1円〜5万円未満年0.30%
5万円〜50万円未満年0.40%
50万円〜200万円未満年0.50%
200万円〜1,000万円以下年0.60%

29歳以下のほうが少ない残高で上位の金利に到達しやすく、若年層に手厚い設計になっている。一般的な大手銀行の普通預金金利と比べると、いずれの階層でも高い水準だ。

7月1日からPayPayポイントで年0.1%相当を上乗せ

金利引き上げに先立ち、2026年7月1日からは普通預金残高に対して年0.1%相当のPayPayポイントが付与される特典が始まる。受け取るにはPayPayポイントの受取設定を行う必要があり、設定しないとこの上乗せ分は付かない。

ポイント付与の対象となるのは残高500万円までで、それを超える部分はポイント付与の計算に含まれない点に注意したい。金利は1,000万円以下まで適用されるのに対し、ポイントの上限残高は500万円と範囲が異なる。

「最大年0.7%相当」の内訳と確認したい点

最大年0.7%相当という数字は、8月1日以降の普通預金金利0.60%と、PayPayポイント0.1%相当を合算したものである。7月1日から7月末までは金利引き上げ前のため、ポイントと合わせた水準は最大0.6%相当となり、0.7%相当が出そろうのは8月1日以降となる。

利息とポイントは性質が異なる。預金利息には所定の税金がかかり、PayPayポイントは付与時期や利用範囲がポイントのルールに従う。金利分とポイント分で対象残高の上限が違うため、まとまった資金を預ける場合は、どこまでが0.7%相当の対象になるのかを試算しておくとよいだろう。

どんな人に向くか

日常的にPayPayを使っていて、PayPayポイントの受取設定まで済ませられる人にとっては、置いておくだけで利回りを底上げできる選択肢になる。とくに29歳以下は少額から上位金利に届きやすく、これから貯蓄を始める層と相性がよい。一方で、500万円を超える資金の置き場所として考える場合は、ポイント対象外となる部分の扱いを踏まえて判断したい。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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