兵庫県加古川市が、市内の対象店舗でのPayPay決済に対し最大20%のポイントを還元するキャンペーンを2026年8月1日から8月31日まで実施する。物価高騰対策として国の交付金を活用した消費喚起策だ。

8月1日から31日まで、市内対象店のPayPay払いで最大20%還元
加古川市が実施する「加古川で買おう!対象のお店で最大20%戻ってくるキャンペーン」は、2026年8月1日午前0時から8月31日午後11時59分までの1か月間が対象期間となる。期間中に市内の対象店舗でPayPayを使って支払うと、決済金額の最大20%分のPayPayポイントが後日還元される仕組みだ。
物価高騰の影響で落ち込んだ消費を喚起し、市内の事業者支援と市民の負担軽減を図る狙いで、財源には国の交付金が充てられている。同種の還元キャンペーンは全国の自治体で相次いで実施されており、加古川市の取り組みもその流れに沿ったものといえる。
付与上限は1回1,000ポイント・期間中3,000ポイント
還元率20%という数字は目を引くが、実際に受け取れるポイントには上限が設けられている。1回の決済で付与されるのは最大1,000ポイントまで、キャンペーン期間全体では最大3,000ポイントまでだ。PayPayポイントは1ポイント=1円相当として使える。
この上限を支払金額に置き換えると、還元の全体像が見えやすくなる。1回の決済では5,000円の支払いで上限の1,000ポイントに達し、それを超えて1万円を使っても付与されるポイントは1,000のまま増えない。期間中トータルでは、1万5,000円分の対象決済で上限の3,000ポイントに到達する計算になる。
上限を意識した使い方
効率よく還元を受けるなら、1回あたりの支払いを5,000円前後に抑え、複数回に分けて利用するのが現実的だ。高額な買い物を一度にまとめると、5,000円を超えた分は還元の対象外となり実質的な還元率が下がってしまう。日常の買い物やちょっとした外食など、対象店舗での支払いをこまめにPayPayへ寄せていくと、期間上限の3,000ポイントまで無駄なく積み上げやすい。
なお付与されたPayPayポイントはPayPayやPayPayカード公式ストアでの利用に限られ、出金や譲渡はできない点にも留意したい。
対象となる支払い方法とコンビニ・公共料金などの対象外
還元の対象になる支払い方法は「PayPayクレジット」「PayPay残高」「PayPayポイント」「PayPayデビット」の4種類だ。これら以外の方法は対象外で、PayPayカードで支払う場合も「PayPayクレジット」を経由しないものは還元されない。クレジットカードとの併用も対象外となっている。
対象店舗は加古川市内のPayPay加盟店のうちキャンペーン対象に指定された店に限られる。地域限定の施策であるため、市外の店舗での決済は当然ながら対象にならない。加えて、対象と表示されていても店舗側のシステムが未導入で還元されないケースがある点は事前に知っておきたい。
支払い方法・店舗のほかに、以下は還元の対象外とされている。
- 公共機関・病院・調剤薬局・金券ショップ・コンビニなどの店舗
- たばこ・金券・電子マネーのチャージおよび購入
- 公共料金・収納代行・寄付
- 金融・保険などの購入
日常で使う機会が多いコンビニや、固定費にあたる公共料金が外れている点は特に注意したい。還元をあてにする前に、支払おうとしている店舗と方法が対象に含まれるかを確認しておくと安心だ。
スマホ操作が不安な人向けに公民館で設定サポート
加古川市は、スマートフォンの操作に不安のある市民に向けて、PayPayアプリの設定サポート説明会も用意している。市内12か所の公民館で開催され、事前予約は不要だ。開催日は7月29日から7月31日と、8月4日から8月6日に設定されている。
キャンペーンを利用するにはPayPayアプリの準備が前提になるため、まだ使ったことがない人はこうした場を活用してキャンペーン開始前に登録を済ませておくとよいだろう。キャンペーンや対象店舗の詳しい情報は加古川市の公式ホームページで案内されている。












