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2026年の自動車税、クレカ・QR・コンビニどれで払うのが一番お得?

自動車税の納付期限は毎年5月末。クレジットカード・QRコード決済・コンビニそれぞれに手数料やポイント還元の条件が異なり、支払い方法の選択が実質的なお得度に直結する。

自動車税のキャッシュレス払い、選べる手段は3種類

自動車税の支払いは現金のみだった時代から変わり、現在では多くの都道府県でクレジットカード・QRコード決済・コンビニ払いが選べるようになっている。ただし対応状況は自治体によって異なるため、手元の納付通知書または各都道府県の税務窓口サイトで確認しておくと確実だ。

クレジットカード払い

クレジットカードでの自動車税支払いは、地方税お支払いサイトやスマートフォンアプリ経由で対応している自治体が多い。ポイントが貯まる点が最大のメリットだが、基本的に決済手数料がかかる点に注意が必要だ。

地方税お支払いサイトの場合は、決済金額に応じて以下の手数料(システム利用料・税込)が発生する。

決済金額(1回あたり)システム利用料(税込)
1円~10,000円40円
10,001円~20,000円123円
20,001円~30,000円205円
30,001円~40,000円288円
40,001円~50,000円370円
50,001円~以降10,000円増えるごとに82~83円を加算

※上記は目安額。端数処理により誤差が出る場合がある。最新の手数料は地方税お支払いサイトで確認のこと。

事前に手数料の金額を確認した上で還元メリットと比較することが重要だ。

QRコード決済

PayPay・d払い・au PAY・楽天ペイなど主要なQRコード決済サービスは、バーコード請求書払い機能で自動車税の支払いに対応している。自治体によっては対応していない場合もあるが、対応している場合の手数料は基本的に無料だ。

注意点は上限金額の設定で、サービスによっては1回あたり10万円・30万円などの上限がある場合がある。また、QRコード決済での支払いは各サービスのチャージ残高やポイント残高から引き落とされるため、事前にチャージが必要な場合もある。キャンペーン期間中であれば追加のポイント還元を受けられることもある。

PayPay

納付書のバーコードまたはeL-QR(地方税統一QRコード)をPayPayアプリの「スキャン」で読み取ることで、自宅から自動車税を支払える。PayPay公式によると、普通自動車の自動車税は47都道府県すべてで対応している。支払いに使えるのはPayPay残高(本人確認後にチャージしたPayPayマネー、またはPayPayマネー(給与))とPayPayクレジットに限られ、PayPayポイントやPayPayマネーライトでは税金の支払いはできない。

手数料は、クレジットカード納付のような地方税お支払いサイトのシステム利用料は発生しない。PayPay側の請求書払い手数料も原則かからず、納付書に記載の税額のみの支払いとなる。ただし、支払い先によってはお客様負担手数料が加算される場合があるとされているので支払先の自治体は確認したい。

ポイント還元については、税金・公共料金の請求書払いはPayPayステップの付与率アップなど利用特典の対象外だ。一方で支払い回数・支払い金額のカウント対象にはなるため、他のPayPay利用と合わせてステップ条件を満たす用途には使える。決済そのものでPayPayポイントが貯まるわけではない点に注意が必要だ。

d払い

d払いアプリの「請求書払い」から、納付書のバーコードまたはeL-QRを読み取って税金を支払える。

手数料は、d払いの請求書払い自体では発生しない。請求書に記載の金額のみの支払いとなる。具体的な例は確認できなかったが、支払い先企業によってお客様負担手数料が加算される場合があるようだ。

還元は、請求書払いではdポイントの利用も進呈も対象外で、通常時の還元率は実質0%となる。支払い手段はd払い残高のみで、dカード払い・クレジットカード払い・電話料金合算払いは使えない。決済上限は50万円(税込)以下。

au PAY

au PAYアプリの「請求書支払い」で、納付書のバーコードまたはeL-QRを読み取って支払う。2023年4月以降のeL-QR対応により、多くの自治体で自動車税・軽自動車税の納付に対応している。

手数料は、au PAYの請求書支払いでは原則かからない。地方税お支払いサイト経由のクレジットカード納付のようなシステム利用料は不要で、税額のみの支払いになる。支払い先企業によってお客様負担手数料が加算される場合がある点は、他のQR決済と同様だ。

ポイント還元は、2023年4月1日以降、請求書支払いでの決済はPontaポイントのベース加算対象外となった。あらかじめau PAY残高をクレジットカードでチャージして支払う場合は、チャージ時のカードポイント還元は受けられるが、決済そのものの還元とは別枠になる。

コンビニ払い

納付通知書に印刷されたバーコードをコンビニで読み込んで支払う方法で、手数料は無料だ。現金払いが基本となるが、支払いが確実で手続きも簡単なため、キャッシュレス決済の登録や操作が面倒に感じる場合に向いている。

一部コンビニでは電子マネー(nanaco・WAONなど)での支払いに対応しており、電子マネーにクレジットチャージしておくことで間接的にポイントを貯める方法もある。ただしこの方法は対応状況が変わることがあるため、利用前に確認が必要だ。

手数料とポイント還元を比較すると

支払い方法手数料ポイント還元注意点
クレジットカード発生する(税額に応じて変動)あり(カードによる)手数料が還元を上回る場合あり
QRコード決済(バーコード請求書払い)基本無料サービス・時期による上限金額あり・対応自治体を要確認
コンビニ払い(現金)無料なし現金が必要

どの方法がおすすめか

クレジットカードはポイントが貯まる一方、手数料が必ずかかるため、純粋にお得な手段かどうかは税額と手数料・還元率の組み合わせ次第だ。

平均すると手数料の負担割合は0.86%なので、1%還元以上のクレジットカードを使用すれば、元が取れる。

しかし、税金の支払いで還元率が下がるクレジットカードもあるので注意が必要。

手数料なしでキャッシュレス支払いをしたいなら、QRコード決済の請求書払いが最も実質負担を抑えられる選択になる。

キャンペーン時期であれば特定のQRコード決済サービスで追加還元が受けられることもあるため、5月中に各サービスのキャンペーン情報を確認しておくと選択肢が広がる。

いずれの方法も、利用できる自治体・対応状況は年度によって変更されることがある。納付通知書に記載の案内または各都道府県の公式サイトで最新の対応状況を確認してから支払い方法を選ぶのが確実だ。

最終更新日:2026/05/25

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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