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ダイナースクラブ、2月よりマイル移行レートが改悪!ANAマイルは変更なし

2020年2月1日(土)より、「ダイナースグローバルマイレージ」サービスが改定される。

対象航空会社/マイレージサービス自体は同じだが、マイル移行レート、年間移行マイル数の上限が変更になる予定だ。


引用:「ダイナースグローバルマイレージ」サービス改定のご案内

マイル移行レートの場合、今まで1,000ポイント=1,000マイルだったのが、2,000ポイント=1,000マイルに。

年間移行マイル数は各航空会社100,000マイルと共通だったが、変更後はデルタ航空/スカイマイルが140,000マイルまで、他の航空会社は120,000マイルまで引き上げ。

マイル移行レートが半減したものの、1年間でポイントから移行できるマイル数の上限が大幅に上昇した結果となった。

ただ今回の「ダイナースグローバルマイレージ」の変更において、ANAは対象外となっており、マイル移行レートは1,000ポイント=1,000マイルのまま(年間移行マイル数上限:40,000マイル)。

2022年1月28日から、日本航空/JALマイレージバンクへのマイル移行も可能となった。移行レートは2,500ポイント=1,000マイル、移行マイル数の上限はない。

ダイナースグローバルマイレージとは

「ダイナースグローバルマイレージ」とは、ダイナースクラブカードで貯めたポイントをマイルに移行できるサービス。

年間参加料として6,600円(税込)支払う必要があるが、ポイントをマイルへ移行する際の手数料は無料になっている。

参加航空会社はANA、JAL、デルタ航空、ユナイテッド航空、大韓航空の5種類。

日本や韓国などのアジア圏はもちろん、ヨーロッパといった西洋圏までしっかりカバーしてくれているのが特徴だ。

ポイント交換はマイル交換がお得

ダイナースクラブカードで貯めたポイントはマイル以外にも交換できるが、やはりマイルへの交換が最もお得だ。

例えばマイル以外の交換先では、140,000ポイントでコードレスクリーナー、210,000ポイントでラスポットなどがおすすめとされている。

また家電以外にも、5,000ポイントでAmazonギフト券2,000円分、12,000ポイントでiTunesカード5,000円分もラインナップ。

他には人気の交換先として、ご当地のお米やワインなどが存在する。

しかし総じていえることは、マイルへの移行と比較して最終的なレート(ポイントに対しての還元率)が低いということ。

マイルなら1マイル=1円以上の価値になる可能性があるので、今回の半減を考慮しても十分お得。

また年間参加料の6,600円(税込)も、ダイナースクラブプレミアムカードなら無料なのも魅力的だ。

ダイナースクラブカードとは

最後にダイナースクラブカードの特徴に触れておくと、「グルメやトラベルサービスが充実している」と表現できる。

例えば「ダイナースグローバルマイレージ」にしてみても、旅行好きな人にとってはマイルを有効活用できる非常にお得なサービス。

また国内外のホテルや旅館を優待価格で利用できたり、空港送迎タクシーがあったりと利便性も高い。

もちろん空港ラウンジも無料なので、空の旅を快適にする特典が盛りだくさんなのも特徴だ。

他にもダイナースクラブカードはグルメ関連の優待に力を入れており、レストランおすすめのコースが1人無料になったり、評判の飲食店の予約をサポートしてくれたりする。

さらにクレジットカードの提示やサインが不要になる「スムーズ ダイニング」、シェフやオーナーが用意する「おもてなしプラン」など、様々な角度からユーザーの利便性に貢献。

1枚発行しておけば必ず満足できるサービスを提供してくれるクレジットカードといえる。

しかし「どうしても交換レートの改悪が気になる」という人は、今回変更のなかったANAマイルの利用を検討してみるといいだろう。

最終更新日:2022/03/04

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執筆・編集

オトクレニュース編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

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