2021年4月7日より、ファミリーマートで各種タッチ決済が利用可能となった。
同時にSmart CodeやAliPay+への対応もスタートし、対応キャッシュレス決済の種類が大幅に増加。
本記事では、ファミリーマートで利用できるようになったキャッシュレス決済に焦点を当てて解説する。
対応するタッチ決済
ファミリーマートで利用できるようになったタッチ決済のブランドは以下の通り。
- Visa
- MasterCard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
- ディスカバーカード
主要国際ブランドの大半をカバーしており、対象のクレジットカードやプリペイドカードを決済端末タッチするだけで支払いが完了する。
決済端末にカードを差し込む方法よりもスピーディーに決済ができ、非接触のため衛生面でも評価されている方法だ。
対応するスマホ決済もアップグレード
ファミリーマートはもともとさまざまなスマホ決済に対応しているが、4月7日からさらにSmart CodeとAlipay+も追加された。
ここでは、従来のスマホ決済に加えて、新たに追加されたスマホ決済をそれぞれ解説するので参考にしてほしい。
従来より対応しているスマホ決済
ファミリーマートが従来より対応しているスマホ決済は以下の通り。
サービス | スタート時期 |
d払い、楽天ペイ、LINE Pay、PayPay | 2018年11月 |
Alipay、WeChat Pay | 2019年1月 |
FamiPay | 2019年7月 |
au PAY、J‐Coin Pay、ゆうちょPay | 2019年12月 |
pring、メルペイ | 2020年3月 |
2018年のPayPay、LINE Pay等を皮切りに、自社スマホ決済のFamiPay、au PAYやメルペイまで幅広い種類をカバーしている。
新たに追加されるスマホ決済
4月7日から新たに追加されたスマホ決済はSmart CodeとAlipay+。
この2つのサービスは、ひとつのスマホ決済サービスで複数のサービスをまとめて利用できるという特徴がある。
それぞれ利用できるスマホ決済サービスは以下の通り。
- Smart Code:atone、ANA Pay、EPOS Pay、ギフティプレモPlus、K PLUS
- AliPay+:AlipayHK、Kakao Pay、Touch’n Go eWallet、EZ-Link Wallet、GCash
Smart Codeとは、株式会社ジェーシービーが提供するスマホ決済スキームのこと。
LINE Payやメルペイといったメジャーなスマホ決済をはじめ、ANA PAYやL PLUSなど、複数のスマホ決済を一本化できる。
AliPay+に関しても、Smart Codeと同様の仕組みという認識で問題ない。
ファミリーマートが導入するのはSmart CodeとAliPay+の2種類だが、実際に利用できるスマホ決済は10種類も増加したことになる。
ファミリーマートでお得な支払い方法は?
ここでは、ファミリーマートでお得な2種類の支払い方法を解説する。
FamiPay
ファミリーマートでスマホ決済を利用する場合、おすすめの支払い方法はFamiPayだ。
アプリで各種クーポンが用意されており、ファミリーマートでの買い物がお得になる。
ポイント還元率に関しては通常0.5%(200円=1ポイント)だが、会計時にTポイントカードを提示すれば+0.5%までアップ。
例)1,000円の商品をFmaiPay決済+ポイントカード提示=1,000円×0.5%(FamiPayボーナス)+1,000円×0.5%(Tポイント)
また、FamiPayは他社ポイントカードにも対応している。
FmaiPayのスマホアプリと連携させておけば、わざわざ店員にポイントカードを提示する必要がない点も魅力的だ。
ファミマTカード
スマホ決済にこだわりがないという方なら、ファミマTカードをおすすめする。
年会費無料で、ファミマTカードをファミリーマートで利用すると、最大で2%のポイント還元率を実現できるからだ。
JCBブランドでJCB加盟店で使えるので、もちろん、スマホ決済と比較して利用できる加盟店も幅広い。
ただし、FamiPayチャージへのチャージでTポイントは還元されない。ポイントの二重取りはできないので注意しよう。