楽天ペイ✕楽天キャッシュで1.5%還元へ、楽天ペイの還元率まとめ

2020年7月1日（水）から、楽天ペイのポイント還元率が最大1.5%になった。

以前より楽天カードを利用した楽天キャッシュへのチャージで0.5%の還元（税込200円につき1ポイント）されるが、さらに楽天ペイの支払い元を楽天キャッシュにした場合、合計1.5%のポイント還元率になるということになる。

楽天カードで楽天キャッシュにチャージ：0.5%
＋
楽天キャッシュを支払元にして楽天ペイを利用：1%
＝
1.5%

楽天カードを支払い元にした場合の還元率は、楽天カードの1%還元のみの付与となるため、実質楽天ペイでの還元率は0ということになる。

楽天キャッシュにチャージするという面倒さはあるにしても、スマホ決済で1.5%の還元があるというのは魅力的だ。

楽天キャッシュ入金の方法

楽天キャッシュは、楽天グループが展開するオンライン電子マネーのこと。チャージすることで、楽天ペイでの店舗での支払いや個人間送金に利用できる。

主なチャージ方法は下記の通り。

• 楽天カード
• ラクマの売上金
• 楽天銀行

ここで注意したいのが、ポイント還元の対象となるのは楽天カードでのチャージのみということ。ラクマの売上金や楽天銀行から楽天キャッシュにチャージしてもポイント還元は行われない。楽天ペイ、楽天キャッシュをお得に活用したい場合は、楽天カードの発行が必須となる。

チャージ・支払い・送金の上限

楽天キャッシュには、次のようにチャージ・支払い・送金に関する上限がある。

• 1回のチャージ：10万円まで
• 1か月のチャージ：10万円まで
• 1か月に利用できる楽天キャッシュ：100万円まで
• 1回の送金：10万円まで
• 1か月の送金：100万円まで
• 1回の送金：10万円まで
• 1か月の出金：100万円まで

基本的には、1回の操作で10万円、1か月単位だと100万円までに設定されているケースが多い。

ポイント利用の上限

今回のポイント還元率が最大1.5%になる施策においては、ポイント付与の上限はない。

ただし、楽天キャッシュのチャージ・利用金額の上限があるので、この上限に対して付与される次のようなポイントが上限といえる。

• 1回のチャージ：10万円まで→ポイント付与1,500ポイントまで
• 1か月のチャージ：10万円まで→ポイント付与1,500ポイントまで
• 1か月に利用できる楽天キャッシュ：100万円まで→ポイント付与15,000ポイントまで

また、楽天ポイントには1回の買い物で使えるポイントの上限がある。楽天では30,000ポイント、楽天以外のポイントカード加盟店では5,000ポイントが上限となる。

楽天キャッシュで支払う

楽天ペイの支払いには楽天ポイントを充てることもできる。楽天キャッシュを支払元とする場合、次のいずれかの設定が可能だ。

• 楽天キャッシュから優先して使う
• 楽天ポイントから優先して使う

何も設定していなければ、楽天キャッシュが優先的に使われる。楽天ポイントから優先して使う場合、次のように、ポイントを全て使うのか、一部だけ充当するのかが選べる。

• 全てのポイントを使う
• 一部のポイントを使う

楽天ポイントの使い道がなく貯まったままになっている場合は、楽天ペイを活用して楽天ポイントを効率的に使おう。

出金手数料がかかる

楽天キャッシュでは、次の条件を満たすことで、出金可能なプレミアム型に移行できる。

• 本人名義の楽天銀行(イーバンク銀行)口座の保有
• 楽天会員情報への楽天銀行(イーバンク銀行)口座の登録(楽天会員リンク登録)
• 楽天キャッシュ利用規約[プレミアム型]に同意

出金とは、電子マネーを現金に交換すること。ただし、次の手数料が発生する。

手数料）出金額の10%

例えば5,000円を出金する場合、消費税を加えた550円の手数料が発生。この場合、実際に出金できるのは5,000円から550円を差し引いた4,450円なので覚えておこう。

プレミア型への移行・出金が一時停止中

楽天キャッシュは、新機能のリリース準備に伴い、現在プレミアム型への移行を一時停止している。

また、2019年3月18日以降にチャージ・受取・付与がされた楽天キャッシュ プレミアム型の出金も停止中だ。

再開予定については、楽天キャッシュ公式サイトにて通知される予定。

最終更新日：2021/08/23