6日、モバイル決済サービス「LINE Pay」が、請求書に記載されているコードを読み取って決済する「請求書払い」に対応したと発表した。
これまでコンビニ・銀行などからの現金払いや、口座・クレジットカード引き落としのみに対応していた公共料金などの支払いを、スマートフォンで済ませられるようになる。
現在は東京電力エナジーパートナーの電気・ガス料金の請求書の支払いがLINE Pay上で可能だ。
LINEポイントも通常通り付与されるため、公共料金をただコンビニで支払うよりもお得になる。
支払い方法は、LINE Payから「請求書支払い」をタップし、届いた請求書に記載されているバーコードを読み取るのみ。
確認・支払いが完了すれば、LINE Payの残高から自動的に支払われる。
自宅にいながら料金を支払うことができ、さらに今後は一部企業を除き支払時のポイント利用の対応も予定されている。
ちなみに、支払時にLINE Pay側から手数料がかかることはない(支払先企業からの手数料は別途発生する場合がある)。
なお、今後もさまざまな請求書に対応していくとしており、発表内容は以下のとおり。
4月上旬から
- 電算システム(収納会社)
5月以降順次
- SMBCファイナンスサービス(収納会社)
- 三菱UFJファクター(収納会社)
なお、上記収納会社と契約している企業の請求書については、別途申し込みが必要になる。
自宅で公共料金の支払いを済ませられるようになったことで、LINE Payの利便性はますます高まっていくだろう。
LINE Payで支払いがもっと便利に
今回の請求書払いはLINE Payユーザーにとって、支払いを一元化できるメリットがある。
特に、電気料金だけでなく各種収納代行もLINE Payで支払えるのは、今までコンビニや銀行へ行くことを手間だと感じていた層にとってもうれしい。
したがって、還元率を求める層よりも、クレジットカードの自動引き落としを敬遠している層に向けたサービスといえる。
最終更新日:2022/01/28