楽天カードは年会費無料で高還元率、特に楽天市場を始めとした楽天グループのサービスでお得なカードで、年々会員が増加している。
クレジットカードの利用に際しては、少なくとも一ヵ月に一回、利用明細を確認する習慣をつけたい。
これにより、クレジットカードの使い過ぎを防ぐとともに、不正利用がないか確認をすることができる。
利用明細は、その名の通りカード利用状況を細かく記載したデータで、いつ・いくら使い、いつ・いくら支払わなければいけないのが一目で分かる。
利用明細の確認方法には、カードによって若干の違いがある。
楽天カードには、WEB明細と郵送明細とがあり、利便性や手数料の面で、WEB明細がおすすめだ。
今回は、楽天カードの利用明細の確認方法について、メリット・デメリットを踏まえて紹介していく。
明細確認方法は2種類
楽天カードでは、「WEB明細」と「郵送明細」の2つの方法によって明細を確認できる。
主流なのはWEB明細だ。以下で、それぞれの方法に関して解説する。
WEB明細
楽天カード会員専用のWEBサービス「楽天e-NAVI」で設定することにより、いつでもWEB明細を利用できる。
ただし、その月の明細が表示されるのは翌月12日頃からなので、正確な金額を知りたい場合は確認する日に注意しよう。
楽天カードではWEB明細を推奨しており、カード到着時にも案内がある。
明細確認の他にも、楽天カードに関する情報の確認や各種手続き、ポイント確認や利用などもすべてWEB上で完結できるようになっている。
郵送明細
WEB明細の登録をしない限りは、郵送明細となる。
カード利用月の翌月20日頃に、請求書送付先として設定した住所に届けられる。
届いた明細はすぐに開封し、問題がないか確認するようにしよう。
年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy |
国際ブランド |
メリットとデメリット
WEB明細と郵送明細は、どちらを選ぶのが良いのだろうか。
不正利用を防ぐためにも、明細はこまめに確認する習慣をつけたいところ。
そのため、自分が確認しやすいほうで良いとは思うが、その参考にそれぞれの明細のメリットとデメリットを見ておこう。
WEB明細のメリット
いつでもすぐに確認できる
WEB明細は利用月の翌月12日頃に利用明細が確定し、そこからいつでも確認ができる。
郵送明細のように20日頃の到着を待つ必要がないのはメリットだろう。
また、明細確定以前でも、「現時点合計利用金額」や「次回以降の合計利用金額」を確認することが可能だ。
発行手数料がかからない
郵送明細では一通あたり82円の発行手数料がかかるが、WEB明細の利用には料金がかからない。
紙で確認したいという場合も、WEB明細であれば何度もダウンロードして印刷でき、データの加工も可能。
郵送明細も、楽天プレミアムカード、楽天ビジネスカード、楽天ブラックカードに関しては発行手数料がかからない。
WEB明細のデメリット
スマホやPCがないと利用できない
WEB明細を利用するためには、WEBが使える環境と、スマートフォンやPCといった端末が必要だ。
自宅にWEBを使える環境がなかったり、スマホやPCをいちいち操作するのが面倒だったりすると、WEB明細は面倒に感じるだろう。
データの保管期間に制限あり
WEB明細は、過去13ヶ月分のデータしかWEB上に保管されない。
それ以上古いデータを保管したい場合は、事前に印刷したりダウンロードした上で保管しておくことが必要だ。
郵送明細のメリット
確認の手間がかからない
郵送明細は毎月同じタイミングで自動的に明細が送られてくるため、WEB明細のように自分から明細を確認しにいく必要がない。
カードの利用頻度が低いという人や、高額な買い物をしないという人であれば、そこまで細かく明細を確認する必要もないため、郵送明細でも十分だ。
明細の保管が容易
毎月紙の明細が届くので、そのまま保管しておけばよく、WEB明細のように印刷やダウンロードの手間がかからない。
郵送明細のデメリット
発行手数料がかかる
郵送明細最大のデメリットと言える。
手数料といっても月82円と少額だが、WEB明細が無料だと考えると、どうしても損をしている気分になってしまう。
ただし、楽天プレミアムカード、楽天ビジネスカード、楽天ブラックカードでは郵送明細でも手数料はかからない。
誰かに見られる可能性
家族など一緒に生活している人がいる場合、届いた郵送明細を見られてしまう可能性もゼロではない。
自分以外の人に見られたくない利用状況がある場合は、郵送明細はリスクが大きい。
楽天カードはWEB明細がお得
本記事では、楽天カードの明細確認方法について、WEB明細と郵送明細の特徴やメリット・デメリットを解説した。
いずれがおすすめかと言えば、多くの場合はWEB明細がおすすめだ。楽天カード自他も推奨している。
WEBサイトにわざわざ確認しに行くというひと手間はかかるが、いつでも利用状況を確認でき、手数料も無料となるなど、メリットは大きい。
一方の郵送明細は、発行手数料がかかってしまうのが、最大のネックだ。
月82円なので大した負担ではないが、無料のWEB明細に比べると損をしている感じがする。
自宅にネット環境があり、スマホやPCで利用明細を確認することに抵抗がなければ、WEB明細の方が良い。
WEB明細を利用する場合は、そのメリットを活かし、こまめに利用状況をチェックしよう。
年会費 | 無料 |
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還元率 | 1.0% |
旅行保険 | 海外:最高2,000万円(利用付帯) |
電子マネー | 楽天Edy |
国際ブランド |