「ライフカード」には、よく知られている年会費無料のカードとは別に、「ライフカードCh(有料)(ライフカードCh)」というカードがある。
ライフカードCh(有料)は、年会費無料のライフカードと違い、年会費5,500円(税込)がかかる。
年会費無料のライフカードに対して、こちらは年会費がかかるため、「有料版ライフカード」「ライフカード有料」という呼ばれ方をする。
正式名称は「ライフカード(Ch)」だ。しかし、年会費がかかる分、非常に独特で強力なメリットがある。
ライフカードCh(有料)は、審査に不安がある人にもおすすめできるというのが一番のメリットだ。
審査には「スマート審査」を採用し、独自の審査基準で一人一人個別の審査を行っている。
また、公式サイトでは、「過去に延滞がある方」や「他社審査でクレジットカードが通らなかった」という人にも申込をすすめており、「審査の不安を解消する」カードであることを前面に打ち出している(2018年8月15日時点)。
一般的なクレジットカードでは審査が通るか不安、過去に他社の審査に落ちたという方は、ライフカードCh(有料)を検討してみると良いだろう。
ただ、年会費がかかる分、元が取れるかどうかというのは、気になるところだ。
本記事では、ライフカードCh(有料)について、ポイント還元率に焦点を当てて、ライフカードCh(有料)で効率的にポイントを貯める方法を紹介する。
ポイントプログラム
ライフカードCh(有料)のポイントプログラムは、ライフカードに共通する「LIFEサンクスプレゼント」だ。
基本ポイントは、カード利用金額1,000円につき1.0ポイントで、ポイント還元率0.5%。
ポイント加算は100ポイントごとに行われる。
ただし、以下のカード利用についてはポイント付与の対象外となる。
- キャッシング、カード年会費、リボ・分割手数料など
- Edyチャージ、nanacoチャージ、ETCカード利用、ライフカード販売のJCBギフトカード購入分
LIFEサンクスプレゼントの有効期限は最大5年間となっている。
ただし、有効期限を最大にするためには手続きが必要だ。
まず、獲得したポイントは1年目終了時に「自動的繰越」がされ、2年間有効となる。
つまり、何も手続きをしない場合は、LIFEサンクスプレゼントの有効期限は2年間だ。
2年目以降は、期限終了前に「繰越手続き」を行うことで、有効期限を最大5年間にできる。
繰越手続きは、ライフカード会員向けWebサービス「LIFE-Web Desk」にて行う。
ポイントを利用する頻度が高い場合は、有効期限はそれ程気にしなくても問題ないが、ポイントを一定のところまで貯めようとしている場合は、繰越手続きが必要か確認を怠らないようにしよう。
お得なポイントアップ法
ライフカードCh(有料)のポイント還元率は、通常利用時は0.5%だが、カードの使い方次第でポイントアップが可能だ。
ライフカードCh(有料)の年会費5,500円(税込)分に相当するポイントを貯めるためには、通常のポイント還元率では年間500万円以上のカード利用が必要だ。
しかし、ポイントアップの機会を活用することで、年会費の元を取ることはより簡単になる。
ここからは、ライフカードCh(有料)のポイントアップのための具体的な方法を紹介していく。
特に、ネットショッピングにカードを利用する場合、多くのサイトでポイント還元率1.0%以上が可能なので、活用してほしい。
ポイント最大25倍!L-Mallを活用
ライフカードが運営するショッピングモール L-Mallを利用すると、ボーナスポイントが付与され、L-Mallに参加している多くのサイトで2倍~25倍のポイントアップが行われる。
つまり、L-Mall利用により、ネットショッピングの際のポイント還元率を1.0%以上にすることができるのだ。
L-Mallは、ライフカード会員向けWebサービス「LIFE-Web Desk」に登録することで利用できるので、ライフカードを手にしたら忘れずに登録しておこう。
ポイントアップの手順は、目的のショッピングサイトに直接訪れるのではなく、L-Mallを経由して目的のショップを訪れること。
これにより、通常ポイントに加え、「利用金額×ショップごとのポイント倍率」によって決まるボーナスポイントが付与される。
L-Mallにはさまざまなショッピングサイトが提携しているが、例として、よく使われるショップとそのポイント倍率を以下にあげてみた(2018年8月15日時点)。
ポイントアップ中のショップもあるので、その場合は括弧内に通常のポイント倍率を記載している。
ちなみに、最大25倍のポイント倍率となるのは、「化粧品・スキンケアの通販サイト Mio Online」「ビスタプリント」などだ(2018年8月15日時点)。
また、ファッション通販の「TRILBY(トリルビー)」(ポイント23倍)、パン・お菓子作りの材料・器具専門店の「TOMIZ(富澤商店)オンラインショップ」(ポイント20倍)などもポイント倍率の高いショップだ(2018年8月15日時点)。
- 楽天市場:2倍
- Yahoo! ショッピング:2倍
- ベルメゾンネット:2倍
- ニッセンオンライン:4倍(通常3倍)
- エクスペディア:8倍(通常6倍)
- 一休.com:4倍(通常2倍)
- じゃらんnet:4倍(通常3倍)
- 楽天トラベル:3倍(通常2倍)
- Joshinネットショッピング:3倍(通常2倍)
- ビックカメラ.com:3倍
日頃ネットショッピングをする人であれば、いずれかのサイトは利用機会があるはずだ。
ただ、残念ながら、こういったポイント優待サービスで提携していることの多いAmazon.co.jpは、L-Mallでは提携がなくなっているので、気を付けよう。
なお、L-Mallに提携していないサイトでは、当然ながら通常のポイント還元率0.5%となる。
カードを利用するだけでポイントアップ
LIFEサンクスプレゼントでは、以下のように、普通にカードを利用しているだけでもボーナスポイントをもらえる機会があり、ポイントアップが可能だ。
- 入会後1年間はポイント1.5倍
- 誕生月のカード利用で基本ポイント3倍
- 1年間の利用金額が50万円以上でスペシャルボーナスポイント300ポイント付与
大きな買い物を予定している場合は、ぜひ、入会後1年間のポイント1.5倍の特典を活用してほしい。
また、誕生月に積極的にカードを利用することで、ポイントが効率的に貯まる。
なお、誕生月のポイント3倍は、後述するステージポイントや、新規入会キャンペーンポイントとの重複付与はない。
さらに、LIFEサンクスプレゼントは、1年間の利用金額に応じて次年度の基本ポイントがアップするステージ制プログラムとなっている。
利用金額に応じたステージとポイント倍率は下表の通り。
利用金額 | ステージ | ポイント倍率 |
---|---|---|
50万未満 | レギュラー | 1倍 |
50万以上100万未満 | スペシャル | 1.5倍 |
100万以上200万未満 | ロイヤル | 1.8倍 |
200万以上 | プレミアム | 2倍 |
ちなみに、LIFEサンクスプレゼント対象カードを同一名義で複数所有している場合、ポイントの合算も可能だ。
年会費 | 5,000円 |
---|---|
還元率 | 0.5%〜 |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
ブランド |
ライフカード<年会費無料>との違い
ここまで紹介してきた、ライフカードCh(有料)のポイントプログラムは、ライフカード<年会費無料>と同様だ。
では、ライフカードCh(有料)とライフカード<年会費無料>の違いはどこにあるのだろうか。
上述したように、ライフカードCh(有料)は年会費無料のライフカードと比較して年会費がかかるため、「有料版ライフカード」「ライフカード有料」という呼ばれ方もする。
また、冒頭で説明した審査に関する点が、ライフカードCh(有料)の大きな特徴ではあるが、他に、下表のような違いがある。
ライフカードCh(有料) | ライフカード<年会費無料> | |
---|---|---|
国際ブランド | マスターカードのみ | マスターカード/VISA/JCBから選択 |
付帯している保険 | 海外旅行傷害保険 国内旅行傷害保険 シートベルト傷害保険 カード会員保障制度 | カード会員保障制度 |
弁護士無料サービス | 〇 | – |
申込手順と発行スピード
ライフカードCh(有料)の申込は、オンライン申込となる。
オンライン上で支払い口座の登録も行うため、口座振替依頼書の押印や書類郵送などの手続きは必要ない。
なお、申込の対象となる条件としては「日本国内にお住まいの高校生を除く18歳以上で、電話連絡が可能な方」(未成年者は親権者の同意が必要)となっている。
申込後最短1営業日後に審査結果メールが送られ、審査に通った場合、申込後最短3営業日後にカード発行となる。
発行スピードは比較的早い方だ。
年会費に関する注意点
クレジットカードの年会費は、通常、カード入会後、引き落とし口座から自動的に支払われる。
しかし、ライフカードCh(有料)の場合、初年度の年会費のみカード受け取り時の代金引換となる。
無事カードを受け取れるよう、申込後は、年会費5,500円(税込)分の現金を用意しておこう。
これは、ライフカードCh(有料)が審査に通りやすいカードとなっているが故の特徴と言える。
お得に使いこなそう
ライフカードCh(有料)は、審査に通りやすいカードであることに加え、入会後にはさまざまなボーナスポイント付与・ポイントアップの機会があり、さらに、ショッピングモールL-Mallを活用することで、効率的にポイントを貯められるという、お得感もあるカードだ。
L-Mall自体はカード会員でなくとも見ることができるので、日頃よく利用するショップやサービスが提携しているか、提携している場合はポイント倍率がどれぐらいかを確認してみて、申込の検討材料にするのも良いだろう。
通販サイト以外にも、ホットペッパーなどのネット予約サービスとも提携しており、活用範囲は広い。
ネットショッピングをよくする人にとって、クレジットカードは欠かせない存在だ。
カード決済以外だと、余計な手間や時間がかかることが多く、ネットショッピングの利便性を損なってしまう。
クレジットカードが欲しいけれど審査に通るか不安という人は、ぜひライフカードCh(有料)を検討してほしい。
年会費 | 5,000円 |
---|---|
還元率 | 0.5%〜 |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
ブランド |
審査が不安な人に!【アコム】ACマスターカード
上述のようにライフカードCh(有料)は非常に審査のハードルが低いカードとなっている。
カード会社が審査のハードルについて触れているため、本当に審査に通りやすいカードであることは間違いない。
しかし、実際の審査通過率を見てみると、思ったほど確率が高くないとも言われている。
申し込みをしている人の属性が偏っている可能性も考えられるが、ライフカードCh(有料)だからといって絶対に審査に通るわけではないのだ。
そこで、どうしてもクレジットカードが欲しい人には、【アコム】ACマスターカードをおすすめしたい。
【アコム】ACマスターカードはライフカードCh(有料)のように審査のハードルについて触れられているカードではないが、独自の審査基準が設けられている独特なクレジットカードだ。
その名の通り消費者金融のアコムが発行するクレジットカードとなっており、一般的なクレジットカード会社の審査基準とはそもそも異なると言われている。
ライフカードCh(有料)に落ちてしまった人、もしくは落ちてしまう不安がある人には、【アコム】ACマスターカードに申し込んでみることをおすすめする。
また、【アコム】ACマスターカードは一般的なクレジットカードと異なり付帯サービスがついていないものの、即日発行が可能で、年会費も無料だ。
さらにライフカードCh(有料)ではほとんどつくことがないと言われている「キャッシング枠」もつけられる可能性が高い。
すぐにカードが必要な人、年会費無料のカードが良い人、キャッシング枠が欲しい人は【アコム】ACマスターカードが断然おすすめだ。
ただし、【アコム】ACマスターカードは「リボ払い専用カード*」であることには注意して欲しい。
*リボ払い専用カードでも一般的なクレジットカードのように一括払いをすることは可能(以下の記事を参照)
【アコム】ACマスターカード怖い?危ない?
ACマスターカード
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年会費 | 無料 |
---|---|
還元率 | 0.25% キャッシュバック形式(請求金額から差し引かれる) |
発行スピード | 最短即日発行 |
国際ブランド |