楽天ペイメントは、「Uber Eats」の支払いに楽天ポイントを1ポイント1円相当で使えるようにすると発表した。2026年10月1日から順次、すべての利用者に提供する。ポイントで支払った分にも200円(税抜)につき1ポイントが進呈される。
Uber Eatsの支払いに楽天ポイントを1ポイント1円で充当できる
楽天ペイメント株式会社は2026年10月13日、共通ポイントサービス「楽天ポイント」オンラインにおいて、Uber Eats Japan合同会社が運営するオンラインデリバリーサービス「Uber Eats」の支払い時に楽天ポイントを利用できるようにすると発表した。利用レートは1ポイント=1円相当である。
Uber Eatsには2025年に「楽天ポイント」オンラインが導入されており、今回はそこに「支払いに使う」という出口が加わった形だ。楽天市場や楽天カードの利用で貯まったポイントを、デリバリーの注文代金にそのまま回せるようになる。
| 提供開始 | 2026年10月1日(木)より順次 |
| 利用レート | 1ポイント=1円相当 |
| 利用条件 | 楽天IDの連携 |
| 連携できるアプリ | 「Uber Eats」アプリ、「Uber」アプリ |
| ポイント進呈 | 200円(税抜)の支払いにつき1ポイント(ポイント利用時も対象) |
| 進呈の対象外 | 消費税、配達手数料、サービス手数料、優先配達料、その他の手数料 |
10月1日から順次提供、全員が同時に使えるわけではない
提供は2026年10月1日(木)から始まっているが、楽天ペイメントは「順次、すべての利用者が利用できるようになる」と説明している。段階的に対象を広げていく方式のため、楽天IDを連携済みでも、支払い画面にポイント利用の選択肢がまだ出ていない人がいる可能性がある。
全利用者への提供がいつ完了するかは、リリースでは示されていない。
ポイントで払った分にも200円につき1ポイント、0.5%相当が戻る
今回の発表で見落としたくないのが、ポイントで支払った場合でも楽天ポイントが進呈される点だ。進呈数は200円(税抜)の支払いにつき1ポイントで、対象金額に対する割合に直すと0.5%相当になる。
ポイントで支払うと、その分には新たなポイントが付かないのではと気になる人もいるだろう。Uber Eatsではポイントを使っても進呈が続くため、手持ちのポイントを消化しながら次回分のポイントも受け取れる。単純計算では、税抜2,000円分の対象金額に対して10ポイントが進呈される。
消費税と配達手数料・サービス手数料は進呈の対象外
ただし、支払総額のすべてが0.5%相当の計算対象になるわけではない。楽天ペイメントは、以下の金額を楽天ポイント進呈の対象外としている。
- 消費税
- 配達手数料
- サービス手数料
- 優先配達料
- その他の手数料
Uber Eatsの注文では、商品代金のほかに配達手数料やサービス手数料が加わることが多い。これらと消費税を除いた金額が進呈の計算対象になるため、実際に支払った総額に対する進呈割合は0.5%を下回ると考えておきたい。少額の注文で手数料の比重が大きい場合ほど、その差は開きやすい。
利用には楽天ID連携が必要、Uber Eatsアプリか「Uber」アプリで手続き
楽天ポイントを支払いに使うには、Uberアカウントと楽天IDの連携が前提になる。連携は「Uber Eats」アプリのほか、Uber Japan株式会社が運営する配車サービス「Uber」アプリからも行える。
すでに連携を済ませている人は少なくない。楽天ペイメントによると、Uberアカウントの楽天ID連携数は2026年9月末時点で200万を突破している。未連携の場合は、連携を済ませてから提供対象になるのを待つことになる。
期間限定ポイントの扱いや最低利用数は明らかにされていない
一方で、使い勝手を左右する細かな条件はリリースに書かれていない。期間限定ポイントを支払いに充てられるか、1回の注文で使えるポイント数に下限や上限があるか、「楽天ペイ」など他の支払方法と組み合わせられるかといった点は、今回の発表では明らかにされていない。
有効期限の近いポイントの消化先としてあてにしている場合は、実際の支払い画面で使えるポイントの内訳を確かめてから注文するのが無難だ。
楽天ペイ導入から4年、Uberと楽天グループの連携が拡大
今回の対応は、Uberと楽天グループが進めてきたパートナーシップの延長線上にある。Uber Eatsは2022年に「楽天ペイ」(オンライン決済)を導入し、2025年には「楽天ポイント」オンラインの導入と楽天ID連携を始めた。2026年に入ってからは、楽天市場や楽天モバイルと組んだキャンペーンも実施している。
| 時期 | 取り組み |
| 2022年 | Uber Eatsに「楽天ペイ」(オンライン決済)を導入 |
| 2025年 | 「楽天ポイント」オンラインの導入、楽天ID連携を開始 |
| 2026年 | 「楽天市場」との楽天ID連携キャンペーン、「楽天モバイル」と「Uber One」のキャンペーンを実施 |
| 2026年10月1日〜 | Uber Eatsの支払いに楽天ポイントが順次利用可能に |
決済手段としての楽天ペイ、ポイントの進呈、そして今回のポイント利用と、楽天経済圏のサービスがUber Eatsの中で段階的にそろってきた。楽天ポイントを軸に生活費を組み立てている人にとっては、ポイントの使い道がデリバリーにも広がったことになる。
楽天ポイントが貯まっていてデリバリーをよく頼む人に向く
今回の対応で恩恵を受けやすいのは、楽天グループのサービスでポイントが貯まっていて、Uber Eatsを日常的に使っている人だ。現金やカードの支出を減らしつつ、ポイント払いの分にも0.5%相当の進呈を受けられる。
反対に、進呈されるポイントを目当てにUber Eatsを選ぶほどの水準ではない。対象外となる手数料や消費税を含めると実質的な進呈割合はさらに下がるため、あくまで「貯まったポイントの使い道が増えた」と捉えるのが実態に近い。まだ楽天IDを連携していない人は、連携したうえで自分のアカウントが提供対象になっているかを支払い画面で確かめるとよいだろう。















