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マネーフォワード ME、資産管理に「暗号資産」カテゴリを新設

家計簿アプリ『マネーフォワード ME』が、資産カテゴリに「暗号資産」を新たに追加した。価格変動の大きい暗号資産を預金・現金と切り分けて把握できるようになる。

マネーフォワード ME 暗号資産カテゴリ追加

『マネーフォワード ME』が「暗号資産」を独立カテゴリに

マネーフォワードホーム株式会社は、お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』において、資産カテゴリの分類を見直し「暗号資産」カテゴリを新設した。従来は「資産」タブ内で預金・現金・暗号資産を同一のカテゴリとしてまとめて表示していたが、今回のアップデートで暗号資産を切り出して管理できるようになった。

同アプリは、利用中の銀行・証券口座やクレジットカードを自動でまとめ、家計簿を自動作成するサービスである。日々の生活資金と投資目的の資産が同じ枠で混在していたことで、資産全体の状況が見えづらいという声が寄せられていた。今回の変更は、その分類を実態に合わせて整理するものだ。

暗号資産を分けると家計の把握が正確になる理由

アップデートの背景には、生活資金(預金・現金)と投資目的の資産を分けて管理したい、資産の用途ごとの推移を明確に追いたい、というユーザーからの要望があったという。マネーフォワードはこうした声を受け、資産分類を見直したとしている。分けて管理できることには、大きく二つの利点がある。

預金・現金のグラフが価格変動に振り回されない

暗号資産は日々の値動きが大きい。従来のように預金・現金と同じカテゴリに含まれていると、暗号資産が急騰・急落するたびに資産全体のグラフや残高推移がそれに引きずられ、日常の収支がつかみにくくなる。暗号資産を独立させることで、生活資金の増減と投資による増減を切り分けて確認できるようになる。

資産配分に占める暗号資産の比率が見える

資産全体のうち暗号資産がどれくらいの割合を占めているかが明確になる点も見逃せない。アセットアロケーション(資産配分)における保有比率がはっきりすれば、リスクの取りすぎになっていないかを客観的に見直しやすくなる。マネーフォワードは、収支管理と中長期の資産形成の双方をよりスムーズに行えるようになるとしている。

暗号資産カテゴリを追加した資産推移ページのイメージ

利用にはアプリVer.19.19.0以降が必要

アプリ版で新カテゴリを利用するには、『マネーフォワード ME』をVer.19.19.0以降へアップデートする必要がある。それ以前のバージョンでは、新たな資産カテゴリの表示などに一部制約が生じる。なお、アップデートは段階的に配信されるため、自分の端末に反映されるまで時間がかかる場合がある。すぐに表示が切り替わらなくても、順次適用を待てばよい。

暗号資産を持つ人の資産管理にどう役立つか

暗号資産を保有し、家計簿アプリで資産をまとめて管理している人にとっては、実態を反映しやすくなる変更だ。特に、暗号資産の値動きが大きくて毎月の家計の増減が読みにくいと感じていた人は、今回のカテゴリ分けで生活資金と投資資産の状況を別々に追えるようになる。まずは手元のアプリのバージョンを確認し、最新版へ更新したうえで資産タブの表示を見直してみるとよいだろう。

最終更新日:2026/07/20

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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