三井住友カードを利用すると独自ポイントの「Vポイント」を貯めることができる。
※2020年6月1日より「ワールドプレゼント」からリニューアルした。
Vポイントは、カード利用金額200円(税込)ごとに、1ポイントが付与される。
商品交換などで1ポイントが1円相当になるため(商品による変動あり)、ポイント還元率は基本的に0.5%と計算できる。
ポイントはギフトカードや景品、他社ポイントやマイルなど様々に交換できるので、賢くたくさん貯めていきたいものである。
本記事では、三井住友カードのポイント「Vポイント」の特徴やお得な貯め方、上手な使い方について解説する。
三井住友カードの特徴
創業40年以上の三井住友カードが発行する「三井住友カード」は、国内外で使用できる日本初のVisaカードとして誕生した。
会員数は2,400万人以上と高い人気を誇り、信頼性や安心感に関する支持も厚い。
「三井住友カード(クラシック)」「三井住友カード ゴールド」「三井住友カード プラチナ」をはじめ、幅広いニーズに応じたカードを展開しているのもメリットの一つだ。
国内・海外旅行傷害保険や盗難保険など、安心してカードを利用できる付帯サービスも充実しているのが嬉しい。
プライベートでもビジネスでも活躍すること間違いなしの一枚である。
ポイントシステム「Vポイント」
三井住友カードのポイントシステムは「Vポイント」である。
※2020年6月1日より「ワールドプレゼント」からリニューアルした。
利用金額に応じてポイントを貯めて、景品やギフトカード、他社ポイントなどに交換することができる。
ポイントは三井住友カードの会員サイト「Vpass」から確認することが可能。
なお、一部の提携カード、法人カードなどはVポイントの対象にならないので注意が必要だ。
ポイント還元率
Vポイントは、カード利用金額200円(税込)ごとに1ポイントが付与される。
商品交換などで1ポイントが1円相当になるため、三井住友カードのポイント還元率は0.5%と計算できる(交換商品によって変動あり)。
有効期限
Vポイントの有効期限はカードの種類によって異なり、その内容は以下の通りだ。
- 三井住友カード プラチナ:ポイントの最終変動日から1年間(自動延長)
- 三井住友カード ゴールド:ポイント獲得月から3年間
- 上記以外のカード:ポイント獲得月から2年間
グレードの高いカードほど有効期限が長くなっており、期限終了後は自動的に失効となってしまう。
ポイント付与のタイミング
ポイントが付与されるタイミングは支払い方法によって異なる。
ショッピングの一回払いでは請求月にポイントが付与され、2回払い、分割払い、リボ払いでは初回引き落とし月に付与される。
なお、キャッシングリボや海外キャッシュサービスの利用金額はポイント対象外なので気をつけよう。
ポイント獲得対象にならない利用
支払いに三井住友カードを利用しても、ポイント獲得対象とならない利用方法が存在する。
以下ではポイントを貯めることができないので、注意が必要だ。
- 国民年金保険料の支払い
- Edyチャージ
- JR東日本モバイルSuicaのチャージ、特急券・定期券・グリーン券の購入
- モバイルSuica(Apple)のチャージ、特急券・定期券・グリーン券の購入
- JR西日本スマートICOCAのチャージ
- WAONチャージ
- nanacoクレジットチャージ
- プリペイド購入・チャージ
Vポイントを貯めるコツ
Vポイントを効率的に貯めるためにはいくつかのコツがある。
ポイントアップの仕組みを利用すると、ポイント還元率は最大10%にまで跳ね上がる。
少しの工夫でお得にポイントを貯めることができるので、賢く活用していこう。
- Vポイントでは、前年度のお買物累計金額に応じてステージ設定とボーナスポイントが付与されるサービスがあったが、2021年1月支払い分をもって終了した。
三井住友カードの利用で貯める
普段の買い物の支払いで三井住友カードを利用すると、200円(税込)ごとに1ポイントを貯められる。
スーパーや飲食店はもちろん、以下のような固定費もポイント付与の対象となる。
- 自動車税
- 固定資産税
- 住民税
- 携帯電話料金
- 水道光熱費
- プロバイダー料金
- 損害保険料
- 生命保険料
毎月支払わなければならない固定費をクレジットカード払いに切り替えるだけで、コツコツまとまったポイントを貯めていくことができるので便利だ。
「ポイントUPモール」で貯める
「ポイントUPモール」を利用すると、ポイントが+0.5~9.5%にまで跳ね上がる。
※2023年2月現在
※ポイント還元率は予告なく変更となる場合がございます。
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなど有名ネットショップとも提携しているため、日々の買い物にも使いやすい。
VpassのIDとパスワードがあれば、特別な登録や手続きがなくても利用することが可能。
利用したいネットショップにアクセスする際に、ポイントUPモールを経由するだけでポイントが効率的に貯められるので有効活用してほしい。
また、ポイントUPモール内のゲームに挑戦したり、おすすめのショップにアクセスしたりするだけでポイントを獲得することもできる。
毎日ポイントUPモールに訪問し、お得な情報を見逃さないようにしたいところだ。
「ココイコ!」で貯める
三井住友カードを実店舗でさらにお得に利用できる仕組みとして、「ココイコ!」というものがある。
提携ショップに事前エントリーし、会計時にカードを利用するとポイントやキャッシュバックの特典が受け取れるのだ。
カード決済するだけで、ポイントカードやクーポンを提示する必要はないので使い方も簡単である。
提携ショップは高島屋や東急百貨店、三井アウトレットパーク、びっくりドンキー、かっぱ寿司など幅広いバリエーションが揃っている。
ポイントは最大18倍、キャッシュバックは最大8.5%にもなるため、提携ショップを訪れる際は忘れずエントリーしてほしい。
対象のコンビニ・飲食店で最大5%還元
全国の対象のコンビニ・飲食店の店頭で対象の三井住友カードを利用することで、最大5%還元(※)となる。
クレジットカード決済の他、iD、Apple Pay、 Google Pay、Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレスもポイント加算の対象となる。
*最大7%内訳(通常ポイント0.5%+スマホのタッチ決済利用6.5%)
*商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
*iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
*一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
*ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
*Google Pay™ で、Mastercard®タッチ決済はご利用いただけません。ポイント還元は受けられませんので、ご注意ください。
提携ショップから3つを選んでポイント2倍
三井住友カードの提携ショップから3店舗までを登録でき、その店での三井住友カード利用時はポイントが通常の2倍貯まる。
ドラッグストア、コンビニエンスストア、カフェ・ファーストフードなど日常的に利用機会の多いショップが提携しているので使いやすい。
「マイ・ペイすリボ」を利用する
事前に設定した毎月の支払金額を超えた部分の支払いが、自動的にリボ払いになる「マイ・ペイすリボ」というサービスがある。
このサービスに登録して、前年度1回以上のリボ払い手数料の支払いがあれば、年会費が無料または半額になるカードがある。また、一部の提携カードでは年会費が割引となる。
リボ払いには手数料がかかるため、支払う総額が一括払いよりも多くなってしまう点には注意が必要だ。
提携カードを利用する
三井住友カードの提携カードで決済すると、提携先のポイントを同時に貯めることができる。
提携カードは以下の通りだ。
- ANAカード(マイル)
- 紀伊國屋三井住友カード(Kinokuniya Point)
- 京王パスポートVISAカード(京王グループ共通ポイント)
他ポイントから移行する
他社サービスのポイントをVポイントに交換することも可能だ。
対象は以下の通りである。
ポイント名 | 交換元ポイント | Vポイント |
---|---|---|
Gポイント | 500 | 500 |
PeXポイント | 1000 | 100 |
カテエネポイント | 100 | 100 |
RealPay | 50 | 5 |
ポイントタウン | 100 | 5 |
Vポイントの主な交換先
Vポイントの使い方としては以下の方法がある。
- iDバリュー、銀行手数料に充当
- 他社ポイントやマイレージに交換
- 景品やオンラインギフトカードに交換
ポイントを利用する際は、Vpassにログイン後、「ポイントを確認・交換する」をクリックし、希望の交換先を選択するだけでよい。
基本的には1ポイント=1円相当となるが、使い道によってポイントの価値に変動がある。
賢く貯めて効率的に使おう
三井住友カードのポイントシステム「Vポイント」は還元率0.5%だが、ポイントUPモールやココイコ!、提携店舗などでカードを利用すると、ポイント還元率を大きく引き上げることができる。
普段の買い物に一工夫加えるだけで、カードをさらにお得に利用できるようになるのだ。
貯めたポイントはiDバリュー、銀行手数料への充当、他社ポイントやマイレージとの交換、オンラインギフトカードや景品との交換が可能。
自由度が非常に魅力的な交換先が豊富に揃っている。