エポスカードは28日、ゴールド/プラチナカード会員の家族に向けた新サービス「エポスファミリーゴールド」を開始した。
本サービスはゴールド/プラチナ会員が家族(二親等内で18歳以上(高校生除く))に紹介メッセージを送信し、受け取り側が「エポスnet」で申し込むことで加入できるサービスだ。
エポスファミリーゴールドの特徴は以下の通りだ。
本サービスで発行できるゴールドカードは、上記のメリットに加えて通常のエポスゴールドカードと同じ特典・サービスを利用できる。
エポスゴールドカードの通常年会費は5,000円なので、これだけでもお得に感じられるだろう。
ポイントアップも特徴的で、ユーザー自身が300以上のショップの中から「よく利用するショップ」を3つ選ぶことでポイントが最大3倍になる。
スーパーやコンビニ、家電量販店など自分のよく行くショップを登録しておけば効率良くポイントを獲得できる。
また、会員限定サイト「たまるマーケット」経由で決済することで、たとえばAmazonや楽天市場では2倍、楽天トラベルなどは6倍と、かなりの高還元率が見込める。
加えて、年間の利用額に応じて以下のボーナスも設定されている。
年間50万円以上 | 年間100万円以上 |
2,500P(2500円相当) | 10,000P(1万円相当) |
エポスゴールドカードでたまったポイントは有効期限がないのも特徴だ。
クレジットカードとして優秀な還元率を誇り、ゴールドカードには欠かせない空港ラウンジの利用や旅行保険なども完備されている。
明細は本人のみ通知、個人の限度額で利用できる
家族カードとして特徴的なのが「利用者個人に限度額が設定され、明細も本人のみに通知される」という点。
一般的な家族カードは限度額を共有する形のため、家族カードは「個人的な支出を家族に知られたくない」「利用限度額がひとまとまりだと支出が多いときに使いにくい」などの意見も出ていた。
家族でもらえる「ボーナスポイント」と「ポイントシェア」
エポスファミリーゴールドの特徴である「ファミリーボーナスポイント」は、家族内での利用額に応じてボーナスポイントがもらえるサービスだ。
このボーナスポイントの、利用金額ともらえるポイントの関係は以下の通りだ。
年間合計利用額 | 100万円~ | 200万円~ | 300万円~ |
全員がゴールド会員 | 1,000P | 2,000P | 3,000P |
一人以上がプラチナ会員 | 2,000P | 4,000P | 6,000P |
上記は1グループで加算されるポイントで、紹介者(代表会員)のみの加算となる。
なお、先ほど解説したゴールドカード単体のボーナスポイントサービスとも、重複して貯めることができるのが非常に強力!
たとえば、家族4人が全員ゴールド会員で年間200万円利用、そのうち年間で100万円を自分が利用したとすると、
1年で最低2万500ポイントが貯まる計算だ。
「たまるマーケット」「よく利用するショップ」のポイントアップを上手く利用すればもっとポイントを稼ぐことが可能となる。
エポスゴールドカード本体の還元率をさらに向上させられるのは大きい。
たまったボーナスポイントは「ポイントシェア」を使えば家族間でシェアできるので、たとえば家族で食事に行くときにポイントを合算して支払う、ということも可能だ。
家族内にエポスゴールド/プラチナ会員がいるなら間違いなく作って損はナシ
「エポスファミリーゴールド」サービスは通常5,000円の年会費が永年無料になるだけでもメリットが大きいため、作っておいて損はない。
還元率も高く保険も充実しているため、クレジットカードとしても申し分ない性能だ。
特に家族カードでありながら利用限度額、明細が別になっている点は今まで家族カードを敬遠していた層にとっても手が出しやすい。
家族の中にエポスゴールド会員がいる、新社会人になる家族がいる、家族カードを作ろうと考えていた、などの場合はぜひ家族間で持つことを検討してみるとよいだろう。