TOP

『出前館』でLINE Payと携帯キャリア決済が利用可能に!対応キャッシュレス決済は7種類に

宅配ポータルサイト「出前館」は24日、新しい3つの支払い手段として、モバイル決済サービス「LINE Pay」とキャリア決済「auかんたん決済」「ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払い」に対応すると発表した。

これにより、出前館で利用できる現金以外の決済手段は「クレジットカード」「Amazon Pay」「Apple Pay」に続き7種類となった。

リリース時点で、出前館内でのLINE Pay決済の対応店舗は1万店舗以上、キャリア決済の対応店舗は6,000店舗以上。

現在、出前館におけるキャッシュレス決済比率は、全体売上の約40%を占めている。

2016年のApple Pay対応に続き、さらにキャッシュレス決済の比率を高め、さらなる注文単価アップや売上・生産性向上につなげていく狙いだ。

また、LINE Payとauはそれぞれ出前館への対応を記念し、キャンペーンを実施する。

出前館ユーザーへのメリット

実は、ユーザー目線で今回の決済手段追加にはいくつかのメリットがある。

  • 決済方法が増える
  • 加盟店がキャッシュレス決済に対応していなくても、出前館を通せば可能になる
  • クレジットカードがなくても後払いできる

では、順に解説していこう。

決済方法が増える

まず単純に、支払える手段が増えるのはユーザーにとってメリットになる。

キャリア決済やLINE Payは、多くの人にとってクレジットカードより手軽に利用できる手段と言える。

また、小銭の受け渡しの手間がなくなるキャッシュレス決済の手段が増えるのは、ネット出前において大きなメリットといえるだろう。

加盟店がキャッシュレス決済に対応していなくても、出前館を通せば可能になる

また、注文した店が決済手段に対応していなくても、出前館を通せば利用可能になる点も大きな特長だ。

まだまだ現金でしか支払えない店も多いが、出前館ならそれらの店で間接的にApple PayやLINE Payが使えるのだ。

クレジットカードがなくても後払いできる

今回追加されたキャリア決済は、クレジットカードを持っていなくても後払いが可能な支払い手段だ。

携帯料金と一括で支払う形になるため、払い忘れのリスクもなくなる。

クレジットカードを使いたくない、あるいは使えないユーザーも、これからはより注文しやすくなるだろう。

出前館で使える決済手段は?簡単に解説

出前館の利用にあたっては、以下の手段が利用できる。

  • Amazon Pay
  • Apple Pay
  • LINE Pay
  • ソフトバンクまとめて支払い
  • auかんたん決済
  • クレジットカード
  • 現金

クレジットカードや現金、キャリア決済については説明不要だと思うが、「Amazon Pay」や「Apple Pay」などがよくわからない人もいると思うので、簡単に解説していこう。

Amazon Pay

Amazon Payは、すでに持っているAmazonアカウントを利用して購入できるサービス。

Amazonを利用したことがあるなら、そこに登録しているクレジットカード情報などを使い回せるので、非常に手軽だ。

決済時は、IDとパスワードを入力してAmazonアカウントにログインするだけで支払いが完了する。

購入履歴は出前館とAmazonアカウントの両方で確認できるため、支出の管理も簡単だ。

Apple Pay

Apple Payは、iPhone版のいわゆる「おサイフケータイ」。

クレジットカード情報やSuicaなどをあらかじめ登録しておけば、Webでも使うことができる。

生体認証(指紋や顔)に対応した端末なら、ウェブ決済はApple Pay支払いを選んで認証するだけと、非常に簡単に決済可能。

対応機種や詳細はApple Pay公式で確認できる。

LINE Pay

スマホ決済サービス「LINE Pay」は、事前にLINEアカウントにチャージすることで利用が可能な決済サービスだ。

コンビニ払い・口座振替など多彩なチャージ手段が用意されている。

送金機能が搭載されているので、仲間内で出前を頼む際の割り勘にも便利。

例えば、LINE Payで1人が立て替えて、それ以外の人が立て替えた人にLINE Payで送金する、といったことができる。

独自のポイント還元プログラムによって、利用額に応じてポイントが貯まる仕組みも魅力だ。

手軽に支払える手段が揃う『出前館』

本記事で紹介した支払い手段のうち、Apple PayもLINE Payも使っていないという人なら、Amazon Payで支払ってしまうのがもっとも簡単だろう。

ただ、LINE Payなら事前チャージ方式&口座振替で計画的に支払いができるし、Apple Payは生体認証付きなら非常にお手軽だ。

支払い方法を増やしたくないという人なら、キャリア決済とまとめてしまうのもいい。

いずれの方法にしても、出前が届く前に現金を用意しなければならない代引よりも手軽で便利なため、ぜひ活用したいところだ。

最終更新日:2021/08/13

シェア ツイート LINEに送る
シェア ツイート LINEに送る
オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

大人のクレジットカード編集部について詳しく見る