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LINE PayがSBJ銀行と提携して口座からの直接チャージが可能に!銀行提携は全63行に!

LINE Payは6日、SBJ銀行と連携して、同日よりSBJ銀行の口座からLINE Payへの直接チャージが可能になったと発表した。

LINE Payへのチャージに対応した銀行は合計で63行となる。

SBJ銀行口座を持つユーザーは、LINE Payのチャージ画面でSBJ銀行を選択することにより、自分の口座を登録できる。

初回登録を済ませれば、登録した口座からLINE Payへのチャージが可能だ。

今回連携したSBJ銀行は、韓国の大手金融機関「新韓銀行」が2009年に現地法人の銀行として開業。

SBJは「Shinkan Bank Japan」の頭文字を取って名付けられた。

聞き慣れない人もいると思われるので、この銀行の特徴を見ていこう。

コンビニATM手数料がずっと無料&高金利の定期預金が魅力

実は、SBJ銀行はメリットの大きい銀行として注目を集めている。

以下に特徴をまとめた。

  • コンビニATMの引き出し手数料が無料(ATMによって無料回数制限あり)
  • ゆうちょ銀行、みずほ銀行ATMの引き出し手数料も月3回まで無料
  • ネットバンキング「SBJダイレクト」経由での振り込みなら月7回まで他行振り込み無料
  • 定期預金の中でも100万円上限の「ミリオくん」の金利は年0.2%〜と非常に高金利。今ならキャンペーン金利で0.4%に
  • 預金保険制度対象。万が一SBJが破綻したとしても、1000万円までの預金なら預金保険機構が保護してくれる

この中でも特に大きな特徴は以下の3点といえる。

  • 「コンビニATMの引き出し手数料無料」
  • 「ネットバンキング経由の振込手数料が月7回まで無料」
  • 「高金利の定期預金」

ATMの引き出し手数料は実質無料

営業所は非常に少ないが、提携ATMはコンビニ、ゆうちょ銀行、みずほ銀行と幅広い。

預金の引き出しに不便はなく、さらに前述の通り利用手数料も無料だ。

コンビニATMの利用手数料は、ATMによって多少異なる。

なお、他行ではATMの手数料無料回数が預金残高によって変動することも多いが、SBJ銀行にそういった制限はない。

特に、セブン銀行やイオン銀行をよく利用するのであれば、何回でも手数料を無料にできるのは大きい。

ゆうちょ銀行やみずほ銀行だと月3回無料だが、十分な回数と言えるだろう。

つまり、コンビニATM、イオン銀行ATMをよく利用するなら、SBJをメインバンクにすれば手数料0円になる。

振り込みもネットバンキングを使えば月7回無料

振り込みはネットバンキング「SBJダイレクト」経由で行え、他校宛でも月7回までなら無料。

アプリも使いやすいので利便性に文句は出ない仕上がりだろう。

なお、ATMを使った振り込みは324円が必要。

SBJ銀行を利用するなら、極力ネットバンキングを活用するのがお得だ。

定期預金が高金利!キャンペーン金利なら0.4%~

特に、定期預金の金利は国内でもトップレベル。

メガバンクの定期預金の金利が軒並み低下し続けていることを考えると、0.2%〜は破格の金利といえる。

ちょうど夏のボーナスが支給された時期なので、なるべく高金利の定期預金にボーナスを預けておきたいところだ。

なお、7/20までキャンペーン金利で100万円上限の定期預金「ミリオくん」の金利は0.4%に上昇している。

通常の定期預金も0.2%と、かなり破格の金利といえる。

投資信託やカードローンはなし

ただし、他の銀行が取り扱っているような投資信託やカードローンは提供されていない。

メガバンクと比べると、扱っている金融商品はあまり多くない。

人によってはデメリットと感じる部分だろう。

ただ、その分高金利の定期預金を実現できているとも考えられる。

そのため、定期預金金利を重視したいユーザーにとっては大きい。

LINE Payで外貨両替もできる、SBJ銀行の利用メリット

SBJ銀行は以下の特徴に当てはまるユーザーにとって、非常にメリットの多い銀行といえる。

  • ATMはコンビニやゆうちょ、みずほ銀行をよく利用する
  • 振り込みはネットバンキングを利用する
  • 定期預金金利が高い銀行がいい
  • 投資信託やカードローンに興味が無い

加えて、LINE Payのチャージ対応により、デビットカードのように使うことも可能となったのは大きなメリットだ。

SBJ銀行口座から、LINE Payをデビットカードのように利用可能!外貨両替も便利

メガバンクと比べると、SBJ銀行はま電子マネーやスマホ決済などの「口座振替」チャージに対応していない。

今回、LINE PayがSBJ銀行からのチャージに対応したことにより、SBJ銀行+LINE Payでデビットカードのように利用が可能になった。

LINE PayはJCBブランドのリアルカードを無料で発行できるため、発行すれば全国のJCB加盟店で使えるようになる。

つい先日LINE Payは還元率2%を廃止したが、まだまだ便利な決済手段といえる。

「SBJ銀行デビットカード」として利用するのに不足はないだろう。

なお、SBJ銀行では2018年8月24日まで、「LINE Pay外貨両替」の手数料が半額になるキャンペーンを実施中。

さらに、3万円以上の外貨購入で宅配サービスの宅配料が無料となる。

LINE PayとSBJ銀行を組み合わせて、出費を減らしつつポイント還元を狙っていくとよいだろう。

最終更新日:2018/10/03

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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