2021年6月1日より、UCカードからプラチナランクの「UC Platinum(以下UCプラチナカード)」が発行される。
プラチナカードとしては年会費が抑えられている一方で、プラチナカードに相応しいさまざまな会員特典が用意されているのが特徴だ。
なかでも通信費用端末保険は非常に魅力的なので要チェック。
本記事では、UCプラチナカードの詳細を解説するので参考にしてほしい。
UCプラチナカードの詳細
UCプラチナカードの詳細は以下の通り。
年会費 | 本会員16,500円(税込) 家族会員3,300円(税込) |
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ポイント還元率 | 国内外ともに1.0% (1,000円=10円相当) |
優待・サービス | VPCC トラベル・グルメ各種サービス |
付帯保険 | 通信端末修理費用保険 海外・国内旅行傷害保険 ショッピング安心保険 |
年会費は本会員が16,500円(税込)で、家族会員が1枚3,300円(税込)に設定されている。
ポイント還元率に関しては、1,000円ごとに2ポイント貯まり、1ポイント=5円相当という扱いだ。ただし、1ポイントの価値についてはその使い道によって変動する。
また、VPCC(Visaプラチナコンシェルジュ・センター)、UCプラチナ会員限定優待などを用意。
空港手配や海外Wi-Fiレンタル、無料の空港ラウンジなどトラベル関連も強く、ホテルダイニングやラグジュアリーダイニングなどグルメ関連にも注力。
海外・国内旅行傷害保険をはじめとした保証サービスも充実している。
さらに、UCプラチナカードでは2021年6月1日~6月30日までの間、新規入会キャンペーンを開催予定。カード利用金額の20%がポイント還元されるので、ぜひこの機会に申し込んでみよう。
注目は通信端末保証!
UCプラチナカードで注目してほしいのが通信端末修理費用保険。具体的な内容は以下の通り。
- 保証内容:通信端末の落下破損や水没、破損等の修理費用を補償
- 保証上限:年1回、年間3万円まで
- 対象端末:スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン、デスクトップパソコン、モバイルゲーム機、スマートウォッチ、モバイル音楽プレーヤー
簡単にまとめると、スマホ等が万が一破損してしまった場合、年間で最大3万円までなら補償してくれるというもの。
カード会員以外でも、同居中の家族の通信端末なら保険が適用される。
他の端末保証付きのクレジットカードと比較
通信端末の保険サービスが用意されているクレジットカードは、UCプラチナカードだけではない。以下のクレジットカードでも同様のサービスがある。
- dカード:dカードケータイ補償
- アメリカン・エキスプレス・プラチナカード:ホームウェア・プロテクション
それぞれ詳細を解説する。
dカードケータイ補償
dカードケータイ補償とは、文字通りdカードが提供する保険サービスのこと。
dカード/dカード GOLDの本会員・家族会員が対象で、具体的な内容は以下の通りだ。
- 保証内容:携帯電話端末が、偶然の事故で修理不能・盗難・紛失となった場合、同機種の購入費用を一部補償
- 保証上限:dカード:最大1万円/dカード GOLD:最大10万円
- 対象端末:購入してから1年以内/3年以内の携帯電話端末
たとえば5万円のスマートフォンを購入し、1年以内に事故で修理不能となった場合、同機種を1万円引きの4万円で購入できる。
ただUCプラチナカードと比較すると、適用される条件が厳しく補償金額も少ない。dカードを利用する上でのオプション程度にとどめておこう。
なお、dカードは年会費無料、dカード GOLDは年会費11,000円(税込)のカードだ。
ホームウェア・プロテクション
ホームウェア・プロテクションとは、アメックス・プラチナが提供する保証サービス。
電化製品やカメラ、パソコン等が破損した場合、購入金額の50%~100%が補償される。
具体的な補償規定はカード会員に送付される仕組みだが、内容自体は非常に魅力的。
ただし、アメックス・プラチナは年会費14万3,000円(税込)のクレジットカードなので、UCプラチナカードよりも維持コストがかかる。
ご自身のライフスタイルと照らし合わせてどちらを発行するか決めるといいだろう。