11月22日、株式会社ローソンが公式キャッシュレス決済アプリの「ローソンスマホペイ」に、LINE Pay決済を追加すると発表した。
ローソンスマホペイとは、ローソンIDを発行してスマホにアプリをインストールすると、ローソン店内の何処からでも決済できるというアプリだ。
使い方としては、アプリで商品のバーコードを読み取り、あらかじめ設定して置いた方法で決済をするという形になる。
決済手段はApple Pay、楽天ペイ、クレジットカードがあり、そこに今回LINE Payが加わるということになる。
ローソンスマホペイによって店内の混雑は緩和され、レジに長い列ができるということもなくなる見込みだ。
また、ローソンスマホペイは、今回のアップデートによってクレジットカード決済の際にはセキュリティコードの入力が不要となり、楽天ペイにあったログインなどの決済ステップが簡略化され、商品のバーコードスキャンが全方向から可能になった。
おトクな支払い方法
ローソンスマホペイで一番おトクな決済方法は、クレジットカードの「dカード」での決済だ。
dカードはdocomoユーザーにメリットが大きいクレジットカードで、初年度は年会費無料(通常:1,375円(税込))で、1年に1回以上カード決済をすると翌年も無料になるというカードだ。
ローソンでdカードを使って決済すると、基本のポイント還元率1%に加えて、特約店ポイントとして+1%される。ローソンユーザーやdocomoユーザーにはおすすめだ。
他には、楽天ペイならば、アプリの還元率と楽天カードの還元率を二重取りすることで、合計1.5%のポイント還元を受けることも可能だ。
楽天ペイならば貯まった楽天スーパーポイントを決済に使うこともできる。
さらに、今回決済方法に追加されるLINE Payは、マイカラー制度という優待制度によって、月間利用額10万円以上でポイント還元率が2%になるのも見逃せない。
ローソンスマホペイ対応店舗
ローソンスマホペイは現在あくまで実験的な導入ということもあり、利用可能店舗は限られている。
将来的にはさらに多くの店舗で普及されると予想されるが、2018年11月現時点では、ローソンスマホペイ利用可能店舗は東京都内店舗に限られることは注意しよう。
【ローソンスマホペイ対応店舗一部】
- ローソン JEBL秋葉原スクエア店
- ローソン 八丁堀一丁目
- ローソン 晴海トリトンスクエア店
- ローソン フジテレビ店
- ローソン TOC大崎店
- ローソン ゲートシティ大崎店
11月29日にはローソンオリエンタルホテル東京ベイ店、11月30日にはローソン丸の内パークビル店も対応を始める。
ローソンスマホペイは、酒や煙草といった年齢認証が必要な商品以外であれば、商品のバーコードをスキャンし、専用の読み取り機にてアプリのQRコードをスキャンすることで決済が可能だ。
クレジットカードや楽天ペイ、LINE Payといった決済手方法に対応しており、支払いのフローが簡略化される。
レジに並ぶのを避けたいユーザーや、ポイント還元率を高めたいユーザーには、おすすめのスマホアプリと言えるだろう。
最終更新日:2020/12/15