余計なサービスを削ぎ落としたコストパフォーマンス重視型のゴールドカード
楽天ゴールドカードは、楽天カードと楽天プレミアムカードの中間に位置するゴールドカードである。楽天の利用で3%還元が得られ、利用可能額が最高200万円になるなど、楽天のヘビーユーザーに最適なカードとなっている。
年会費は2,200円(税込)とゴールドカードの中では最安クラスだが、海外旅行傷害保険や空港ラウンジの利用が可能になっている。
従来まで楽天ゴールドは、楽天市場の利用で5%還元を得ることもできたが、改悪され楽天カード(一般カード)と同じ3%還元に改悪され、魅力は大幅に減った。
・新規入会&利用でもれなくもれなく5,000ポイントプレゼント
- 国内の空港ラウンジが年2回無料
- 楽天市場で最大3%還元
- ETCカード年会費無料
- 利用限度額が最高200万円
- 楽天プレミアムカードで付帯している以下の機能が付帯していない
- 国内旅行傷害保険
- プライオリティパス
最大3%の高還元カード
基本ポイント還元
楽天ゴールドカードの基本の還元率は1%。
通常でも高還元率で効率的にポイントを貯めることができる。
楽天SPUで大幅ポイントアップ
楽天SPU(スーパーポイントアッププログラム)は、楽天のさまざまなサービスを利用することで、月単位でポイント倍率が最大15.5倍まで上がるプログラムのこと。
楽天ゴールドカードを利用することで、+2倍が自動的に達成される。なお、最大15.5倍を達成するには、プレミアムカード以上のカード利用が必要で、楽天ゴールドカードで達成できるのは最大13.5倍となる。※特典進呈には上限や条件があります。
※楽天SPUにおける楽天ゴールドカードの達成内容
・楽天市場利用:+1倍
・楽天ゴールドカード:+1倍
楽天ペイでさらにお得!
スマホQR決済の楽天ペイにも紐付けることができる。楽天カード(楽天ゴールドカード)を楽天ペイに紐付けることで、さらに還元率を得られることが出来る。
楽天ポイントの使い道は?
楽天ポイントの一番分かりやすい使い方は、そのまま楽天市場で商品を購入するときに利用すること。
1ポイント1円で商品の代金に充当出来る。
その他、街中でもポイントを利用することが可能。
楽天ポイントは、以下の様な店舗で利用可能。
ここに掲載されている以外にも、レストランやドラッグストアなど、幅広い店舗で利用可能となっている。
ポイントに交換する
楽天ポイントは楽天EdyとANAマイルに交換出来る。
楽天ポイント 1ポイント → 楽天Edy 1円
楽天ポイント 2ポイント → ANAマイル 1マイル
楽天Edyへの交換は等価なので問題ない。ANAマイルへ移行する場合は、実質50%減となるため、あまりおすすめはできない。
ただし、ANAマイルは国内特典航空券に交換する前提とすると、1マイルの価値は2円以上になるため、実質的な目減りはしない。とはいえ、そこまでANAマイルを貯めたい方であれば、他にもANAマイルを効率的に貯める方法はあるため、楽天カードでポイントを貯める必要はない。
楽天証券で投資に回す
楽天ポイントは楽天証券を経由することで、投資の資金として利用することも出来る。
おすすめは投資信託で、楽天SPUのアップの条件にもなっている。
利用可能額は最大200万円
利用可能額は、通常の楽天カードの最大100万円に対して、最高200万円に増額されている。
高額な決済が多い方に最適なカードとなっている。
実際の上限額は独自の審査基準に応じて決まるため、各人で異なる。
トラベルサービス
空港ラウンジ
楽天ゴールドカードの大きなメリットの一つが国内の空港ラウンジを年2回まで無料で利用できることである。
実は以前は、回数の制限なく利用可能だったが、2018年6月に年2回までの上限が設定された。
利用可能な空港ラウンジは、国内線の主要空港のラウンジと、ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港、韓国・仁川国際空港ラウンジを無料で利用することが出来る。
利用可能な空港ラウンジ
<北海道>
新千歳空港 函館空港
<東北>
青森空港 秋田空港 仙台国際空港
<北陸>
新潟空港 富山空港 小松空港
<関東>
成田国際空港 羽田空港(※)
<中部>
中部国際空港セントレア 富士山静岡空港
<近畿>
関西国際空港 伊丹空港 神戸空港
<中国>
岡山空港 広島空港 米子鬼太郎空港
山口宇部空港 出雲縁結び空港
<四国>
高松空港 松山空港 徳島阿波おどり空港
<九州>
福岡空港 北九州空港 大分空港
長崎空港 阿蘇くまもと空港 鹿児島空港
<沖縄>
那覇空港
<海外>
ハワイ/ダニエル・K・イノウエ国際空港 韓国/仁川空港
羽田空港国際線と成田空港のラウンジは利用できないので注意。
旅行保険
海外旅行保険は付帯しているが、これは通常の楽天カードでも付帯しているサービスなので、ゴールドカードならではというサービスではないが、それでも海外旅行保険が付帯しているのは安心出来る。
保険の適用には、旅行の出発前に移動手段の一部を1円以上決済することが条件の利用付帯となっている。
死亡・後遺障害:2,000万円
傷害治療費用:200万円
疾病治療費用:200万円
賠償責任:2,000万円
携行品損害:20万円
救援者費用:200万円
なお、国内旅行保険は付帯していない。
トラベルデスクで安心
ニューヨーク・ホノルル・パリ・ミラノ・上海など世界38拠点の現地デスクが様々なトラブルなどに対応してくれる。
・緊急時の対応
パスポード・カードの紛失や盗難、病気やけが
・現地情報の紹介
都市・観光情報
・各種予約
レストラン・オプションツアーの紹介
ハワイの楽天ラウンジが利用可能
楽天カードを持っていると、楽天が運営しているハワイの楽天カードラウンジを利用することが出来る。
どちらも日本語ですべて対応してくれ、ドリンクサービスなどが利用できるため、ハワイを訪れたらおすすめのスポットである。
楽天カード ワイキキラウンジ
ワイキキラウンジでは以下のようなサービスが利用出来る
・ホットコーヒー、冷たいジュースの提供
・Wi-Fi
・ラウンジ内トイレ
・マッサージチェア
・お荷物当日中預かり
・PC/プリンター
・傘貸し出し
お子様連れのお客様へのサービス
・キッズスペース
・授乳室
・おむつ交換台
・ベビーカー貸出し ※数に限りがございます。
楽天カード アラモアナラウンジ
楽天アラモアナラウンジは2019年8月8日にオープンしたラウンジで、アラモアナセンター内にある。
楽天カードラウンジには、上級カード会員の専用スペース「Premium Room」があるが、楽天プレミアムカードと楽天ブラックカードが対象で、楽天ゴールドカードでは残念ながら利用できない。
付帯する機能
楽天Edyも搭載
楽天ゴールドカードには、楽天スーパーポイントの他に、楽天Edyの機能が搭載されている。
楽天Edyはプリペイド型の電子マネーで、PRONTなどでお得に使うことが出来る。
ETCカード
楽天カードでは有料だったETCカードは楽天ゴールドカードから無料になる。
これは楽天ゴールドカードの大きなメリットと言える。
通行料金100円につき1ポイントの楽天スーパーポイントが貯まる。
あんしん機能
クレジットカードの盗難や不正に対するサポートも充実している
安心制度
・カード盗難保険
・カード利用お知らせメール
・ネット不正安心制度
・本人認証サービス
楽天ゴールドカード持つべき?
楽天ゴールドカードは、年会費2000円は発生するが、楽天市場内で5%還元が得られるなど、ポイント還元で優遇されているのが大きな魅力だろう。
国内空港ラウンジが利用可能とはいえ、本格的な海外旅行だと少しスペックが寂しい感じで、上位の楽天プレミアムカードを選びたい。
楽天市場をよく利用する方や楽天SPUで上位の還元率を手軽に得たい方に特におすすめしたいカードと言える。
カード詳細情報
年会費 | 2,200円(税込) |
家族会員 | 550円(税込) |
還元率 | 1.0%~3.0% |
ブランド | |
電子マネー | 楽天Edy |
Apple Pay | ○ |
Google Pay | ○ |
ETC | 無料 |
家族カード | 550円(税込) |
国内保険 | – |
海外保険 | 最高2,000万円(利用付帯) |
ポイント種類 | 楽天スーパーポイント |
ポイント交換 | 1ptから |
その他 | - |
(発行会社:楽天カード株式会社)
国際ブランドのAmericanExpressは選べない
楽天ゴールドカードに対応している国際ブランドはVISA、JCB、マスターカードの種類のみ。楽天カードで利用できたアメックスブランドは選択できない。
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- 2021年4月1日より、SPUにおける楽天ゴールドカードのポイント倍率が+4倍→+2倍に改定されました。 詳細はこちらの記事をご確認ください。