電車利用がもっとお得&便利に!JR東日本発行の唯一無二のカード
JRE CARD(JREカード)は、JR東日本が2018年より発行しているクレジットカード。
それまで存在していたJR東日本関連のさまざまなクレジットカードが統合されてできた新しいクレジットカードだ。
利用できるサービスや使える店舗数などが増え、所有者のメリットが大きく進化している。
年会費は初年度が無料で、2年目以降は524円(税込)。一般クラスのクレジットカードのなかでも安い部類に入る。
国際ブランドはVisa、Mastercard、JCBの3つから選択できる。
- ポイントの有効期限が実質無制限
- Suicaチャージや切符のえきねっと予約で高還元率
- アトレなどの駅ビルで優待が受けられる
- 旅行傷害保険も完備
- 年会費が安い
- ポイントの加算が1,000円ごと
- Suicaの利用可能エリア以外ではメリットが少ない
- ETCカードに年会費の支払いが必要
こんな人におすすめ
- JR東日本の駅や施設を利用する機会が多い方
- 年会費が安いクレジットカードを探している方
- ポイントを貯めやすいクレジットカードを探している方
3つのおすすめポイント
ポイントの有効期限が実質無期限
JRE CARDのポイントの有効期限は2年間だが、新たにポイントを貯めたり利用したりした場合、その日から2年間有効期限が延長される仕組みとなっている。
つまり、ポイントを獲得してから2年以内に一度でも新たにポイントを貯めたり利用したりすれば、半永久的に有効期限が延びていく。実質的な有効期限は無制限ともいえる。
クレジットカードのなかにはポイントの有効期限が短く、せっかく貯めたポイントを誤って消滅させてしまうケースも少なくない。
JRE CARDのこの仕組みは、非常にありがたい存在といえるだろう。
定期券一体型を選べば財布もすっきり
JRE CARDでは、定期券一体型の種類を選ぶことができる。
クレジットカードと定期券、そしてポイントカードという3種類のカードが必要なところを、JRE CARD一枚ですべて済ますことができ、財布の圧迫感もかなり軽減できるだろう。
各種優待サービスも豊富
ホテルや飲食店など、各種施設での優待サービスも豊富に揃っている。
たとえばカラオケビックエコーや楽蔵などの店舗でカードを提示すれば、飲食代が10%割引となる。
その他にも、東京ステーションホテルやガーラ湯沢スキー場など、さまざまな施設で優待が受けられるのも、JRE CARDならではの大きなメリットといえるだろう。
ポイントの貯め方
JRE CARDのポイントシステムは「JRE POINT」だ。
ショッピング利用では1,000円(税込)あたり5ポイントが貯まり、有効期限は2年となっている。
さらに、JR東日本系のサービスを利用することで効率的にポイントを貯めることが可能だ。
駅ビル/JRE MALLで3.5%還元
アトレやテルミナ、ペリエ、エクセル、エスパル、フェザンといったJR東日本の駅ビルやインターネットショッピングサイト「JRE MALL」でJRE CARDを利用すると、ポイント還元率が3.5%にアップする。
具体的には、JRE CARD優待店でクレジットカード払いを利用すると、100円(税抜)につき3ポイントがその場で貯まる。
そして、クレジットカード利用月の翌月中ごろに、利用金額1,000円(税込)につき5ポイントが付与され、合計3.5%の還元率になるという仕組みだ。
さらに、駅ビルごとにポイント還元率アップなどの優待サービスが展開されているため、お得にポイントを貯めていくことが可能となる。
VIEWプラス対象サービス利用でポイントアップ
下表のように、JR東日本の「VIEWプラス」対象サービスを利用すると、ポイント還元率がアップする。
えきねっと | 1.JRのきっぷを予約(予約時決済) | 3% |
---|---|---|
モバイルSuica | 2.グリーン券を購入 | 3% |
3.定期券を購入 | 3% | |
4.オートチャージ・チャージ | 1.5% | |
Suica | 5.オートチャージ | 1.5% |
Suicaにチャージしたりきっぷを購入・予約するだけでポイントを効率的にためることができ、非常にお得だ。
毎月の固定費でポイントが貯まる
JRE CARDに限らないが、家賃や水道光熱費、プロバイダー料金をはじめとする固定費をカード払いにすることで、ポイントを効果的に貯めることができる。
固定費は毎月数万円単位での支払いが発生するものなので、安定的にポイントを稼ぐことができるという大きなメリットがある。
ポイントの使い方
JRE POINTはJR東日本系のサービスで活用できるという大きな強みがある。
最も使い勝手のよいものは、ポイントをSuicaのチャージに利用することだろう。
買い物から電車代まで幅広く使えるSuicaに1ポイント1円としてチャージすることができ、ポイントを余すことなく使い切ることできる。
その他、1ポイント=約1円相当でルミネ商品券に交換したり、インターネットショッピングサイト「JRE MALL」での利用や、家電やクーポン券などの景品と交換も可能。
ルミネ商品券は有効期限がないため、期限切れが近いポイントの消費にも便利だ。
このように、JRE POINTは幅広い活用方法が用意されているため、ポイントを無駄にせずお得に使いこなすことができるだろう。
グリーン券への交換がお得
Suicaへのチャージに利用する場合、そのなかでもお得な使い道が、JRE POINT用Suicaグリーン券に交換することである。
JR東日本エリアの普通列車グリーン車の場合、乗車日・乗車区間に関わらず、一律1枚あたり700ポイントで交換することができる。
また、JR東日本エリア内の新幹線である東北、上越、山形、秋田、北陸(上越妙高駅まで)新幹線のグリーン車の場合、2,000ポイントでグリーン券に交換可能となる。
旅行保険
最高1,000万円の国内旅行傷害保険が利用付帯、最高500万円の海外旅行傷害保険が自動付帯している。
保険の種類 | 担保内容 | 保険金額 |
---|---|---|
国内旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 最高1,000万円 |
入院 | 3,000円/日 | |
手術 | 入院保険金日額の10倍または5倍 | |
通院 | 2,000円/日 | |
海外旅行傷害保険 | 死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
障害治療費用 | 50万円限度 | |
疾病治療費用 | 50万円限度 |
国内旅行傷害保険は利用付帯だが、JRE CARDで新幹線などのチケットを購入すれば保障を受けられるため便利である。
その他の補償サービス
JRE CARDには、紛失・盗難時の定期券やSuicaのチャージ残高補償が付帯している。
また、JRE CARDを紛失したり、盗難の被害にあったりして不正使用がなされた場合は、連絡した日の前日から起算して60日前に遡り、不正使用分が補償されるので安心だ。
ETCカード
高速道路の料金支払いをスムーズに行えるETCカードを発行できる。
ただし、クレジットカードの年会費とは別にETCカードの年会費が524円(税込)発生する。
電子マネー
電子マネーSuicaを利用できる。オートチャージに対応しているため、残金不足に悩まされる心配もない。
Apple Payの対応可否
ApplePayにも対応しているので、iPhoneやAppleWatchでスマートに決済できる。
カード詳細一覧
年会費 | 初年度無料 翌年以降524円(税込) |
還元率 | 0.5%~ |
ブランド | ![]() |
電子マネー | Suica |
ETC | 年会費524円(税込) |
家族カード | – |
国内旅行保険 | 最高1,000万円(利用付帯) |
海外旅行保険 | 最高500万円(自動付帯) |
ポイント種類 | JRE POINT |
ポイント交換 | 1ポイント~ |
(東日本旅客鉄道株式会社)
入会条件
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方