ダイナースクラブプレミアムカードとアメックスプラチナカードを比較!

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数あるクレジットカードの中でも最高ランクに位置づけられるダイナースクラブプレミアムカード(以下、ダイナースプレミアム)とアメックスプラチナカード(以下、アメックスプラチナ)。

高いステータス性や充実のサービス内容から、いつかはもってみたいと考えている人も少なくないのではないだろうか。

本記事ではこの2枚のカードについて、基本スペックや付帯サービスの内容を徹底比較する。自分に適したほうを選ぶための参考にしてほしい。

基本スペックを比較

ますは両カードの基本的な性能を比較する。

スペック比較表

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
券面アメックス・プラチナカード
年会費130,000円(税別)130,000円(税別)
入会方法招待制申込可能
家族カードの年会費無制限で無料4枚まで無料
ポイント還元率国内:1.5%、海外:2.5%(2022年3月15日まで)円建て:1%、外貨建て:3%(年間上限あり)
付帯旅行保険海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、海外航空便遅延保険、ショッピング保険海外旅行傷害保険、国内旅行傷害保険、海外航空便遅延保険、ショッピング保険
プライオリティ・パス
電子マネー対応×QUICPay

年会費はダイナースプレミアム、アメックスプラチナともに130,000円(税別)。クレジットカードの年会費としてはかなり高額な部類に入るが、付帯する特典等を考慮すると適正もしくはお得な価格設定だ。

入会方法については、ダイナースプレミアムはインビテーション制、アメックスプラチナは申込制を採用している。つまりダイナースプレミアムでは招待を待つ必要がある一方、アメックスプラチナは誰でも申し込みができるので、カードを選ぶ1つの基準にしてほしい。

家族カードについて、ダイナースプレミアムは枚数制限なしで無料だが、アメックスプラチナは4枚まで。アメックスプラチナは電子マネーのQUICPayに対応しているものの、「せっかくの高ランクカードをフル活用したい」という人なら、枚数制限のないダイナースプレミアムの方が利便性が高い。

利用できる店舗数

ダイナースクラブとアメリカン・エキスプレスの加盟店数はそれぞれ下記の通り。

  • ダイナースクラブ:ダイナースクラブ加盟店/JCB加盟店(国内)/Discover加盟店(海外)で利用可能
  • アメリカン・エキスプレス:アメックス加盟店/JCB加盟店(国内)で利用可能

日本国内に関してはダイナースもアメックスもJCBと提携しており、国内のJCB加盟店の大半で利用できるので利便性はそこまで変わらない。

ただし海外については、欧州などではアメックスのほうが利用可能な店舗が多い。アメックスは公式サイトに加盟店数を明記していないが、ダイナースクラブは世界185か国以上、2,600万店舗以上の加盟店がある。

ダイナースは海外でDiscoverと提携しているので、海外のDiscover加盟店でもダイナースを利用できる点は覚えておこう。

ダイナースはMastercardも利用できる

店舗数を考える上でおさえておきたいのが、ダイナースで別途発行できるコンパニオンカードの存在だ。

ダイナースクラブの会員は、Mastercardの最上位である「TRUST CLUB ワールドエリートカード」を、年会費・手数料無料で発行できる。

Mastercardを利用できる店は国内外ともに多く、VISAと並んで一枚もっておくと困らないカードといえる。

コンパニオンカードを活用すれば、利便性の面ではダイナースがアメックスを上回ることになる。

サービス内容を比較

ここではダイナースプレミアムとアメックスプラチナのサービス内容について比較する。どちらも高ランクのクレジットカードで魅力的なサービス満載だが、異なるポイントもあるので要チェックだ。

ダイニング

ダイナースプレミアムとアメックスプラチナでは、2名以上のコースメニューの予約で、1名分の料理代金が無料になるグルメサービスを利用できる。

対象店舗はいずれも国内の一流レストランで、なかにはミシュランで星を獲得した店舗も。

誕生日や結婚記念日といった特別な日のディナーなど、大切な人のおもてなしなどに活用できる、まさに高ランクカードならではの特典といえる。

各カードの具体的な内容は下記表の通り。

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
サービス名エグゼクティブ・ダイニング2 for 1ダイニングby招待日和
ダイニング・アクセス
内容対象レストランのコース料金が1名もしくは2名分無料どちらもコース料金が1名分無料
対象店舗約380店舗約230店舗(合計)
回数制限1店舗あたり1家族1回まで(期間ごと)なし

注目すべきは対象店舗数と回数制限で、より多くの選択肢を望むならダイナースプレミアム、回数を重視するならアメックスプラチナとなる。

コンシェルジュ

ダイナースプレミアム・アメックスプラチナともにコンシェルジュサービスが用意されている。

どちらも24時間・365日対応可能で、具体的な内容は下記の通り。

  • 有名レストランの予約
  • 航空券・ツアーの手配
  • コンサートや演劇チケットの手配
  • 記念日プレゼントの用意
  • 有名ワインの取り寄せ

この他にもさまざまなリクエストをできる限りサポートしてくれるので、時間を節約したい方にはありがたいサービスだ。

実際に利用した方の体験談・感想を見ると、どちらのサービスもレベルが高く、満足している方も多い。

口コミなどを見ると、それぞれの得意分野で利用しているという人もいるようで、ダイナースなら食事関連、アメックスなら航空券・ツアーなど旅行関連が良いのではないかという意見が見られた。

トラベル

ホテルの宿泊特典については、アメックスプラチナのほうが充実している。アメックスプラチナの「ホテル・メンバーシップ」というプログラムにより、下記のホテルチェーンの上級会員資格を取得できるからだ。

  • 「マリオットボンヴォイ」のゴールドエリート資格
  • 「ヒルトンHオナーズ」のゴールド会員
  • 「シャングリ・ラ ゴールデンサークル」のジェイド会員
  • 「ラディソン・リワード」のゴールド会員

いずれも有名な高級ホテル会員資格で、20~30泊しないと手に入らない資格。アメックスプラチナに入会するだけで、これらを無条件に入手できるのは大きなメリットとなる。

一方ダイナースプレミアムでは、「一休.com」でのダイヤモンド会員を取得可能。

ダイヤモンド会員になると客室のアップグレードやレイトチェックアウトなどを利用できるので、一休.comをよく利用するなら便利だろう。

利用可能な空港ラウンジを比較

ダイナースプレミアムとアメックスプラチナはともに高ランクカードなので、もちろん空港ラウンジを無料で利用できる。

ここでは「プライオリティ・パスの付帯条件」や「利用できる空港ラウンジ数」など、細かい比較を記載するので参考にしてほしい。

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
プライオリティ・パス無料で利用可能・家族会員も無料無料で利用可能・家族会員も無料
同伴者1名も無料でラウンジ利用可能
上記以外のラウンジ独自の提携ラウンジが600カ所以上
コンパニオンカード発行でラウンジ・キー利用可能
デルタスカイクラブ・センチュリオンラウンジ利用可能

プライオリティ・パス付帯の条件

どちらのカードも、プライオリティ・パスは無条件で発行可能で、別途年会費などがかかることはない。

発行されるパスの種類も最上級の「プレステージ会員」であり、年間に何回でも無料で利用できる。

さらに家族会員も無料でプライオリティ・パスを発行可能なため、家族全員でラウンジに入ることも可能。

ただアメックスプラチナでは、本会員に加えて同伴者1名も無料で一緒にラウンジに入ることができるので、家族以外の人と一緒にラウンジ利用をしたいときはアメックスに軍配が上がる。

利用できる空港ラウンジ数

両カードともプライオリティ・パスの提携ラウンジを利用できるが、他にも利用できるラウンジが存在。

ダイナースプレミアムでは、ダイナースが独自に提携しているラウンジが600カ所以上あるのが大きなメリットだ。

またコンパニオンカードとして「TRUST CLUB ワールドエリートカード」も発行できるため、ラウンジ・キーも利用可能となる。

TRUST CLUB ワールドエリートカード

ラウンジ・キーなら世界1,000カ所以上の空港ラウンジを利用でき、年会費・利用料がかからず同伴者も1名まで無料。

プライオリティ・パスに加え、これらの提携ラウンジもあれば、どの空港でもほぼ困ることはないだろう。

一方アメックスプラチナでは、デルタスカイクラブやセンチュリオンラウンジも利用できる。

いずれも上級会員しか入れないラウンジで、カード会社のラウンジよりも混雑せず、レベルの高いサービスが受けられるのが魅力だ。

先ほどの同伴者の件も踏まえると、空港ラウンジ利用に関してはアメックスプラチナのほうが一歩リードという印象がある。

  • ダイナースプレミアム:独自ラウンジ600か所以上、ラウンジ・キーも利用可能
  • アメックスプラチナ:デルタスカイクラブ、センチュリオンラウンジが利用可能

付帯保険を比較

旅行で利用することを考えるなら、旅行保険などの内容もぜひチェックしておきたいところ。

ここではダイナースプレミアムとアメックスプラチナの、海外旅行傷害保険と国内旅行傷害保険の比較を行う。

海外旅行傷害保険

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
付帯方法自動付帯利用付帯
死亡・後遺障害最高1億円最高1億円
傷害・疾病治療最高1,000万円最高1,000万円
賠償責任最高1億円最高5,000万円
携行品損害最高100万円最高100万円
救援社費用最高500万円最高1,000万円
家族特約ありあり

海外旅行保険の内容としては、ダイナースプレミアムとアメックスプラチナともに高い水準となっている。

特に海外でのリスクが高い傷害・疾病の費用は、最高1,000万円まで補償を受けることが可能。日本の保険が使えず、高額になりがちな海外の治療費にも備えることができる。

また上記表は本会員・家族会員共通なので、家族会員でも本会員と同様の保険適用を受けられる。

さらに家族特約もついているので、金額は低くなるが家族会員の配偶者や子どもといった方も補償を受けることが可能だ。

国内旅行傷害保険

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
付帯方法自動付帯利用付帯
死亡・後遺障害最高1億円最高1億円
入院費用日額5,000円日額5,000円
通院費用日額3,000円日額3,000円
手術費用5万円、10万円、20万円(手術種類に応じて)最高20万円
家族特約ありあり

国内旅行傷害保険についても、ダイナースプレミアムとアメックスプラチナはぼ互角の内容となっている。

旅行保険の付帯方法の違いに注意

各種旅行保険についてだが、ダイナースプレミアムでは自動付帯なのに対し、アメックスプラチナは利用付帯になっている。

つまりダイナースプレミアムはカードを持っているだけで保険が適用されるが、アメックスプラチナは旅行代金をカードで支払うことが前なので注意が必要だ。

実際にアメックスプラチナで支払わなかった場合、海外旅行の死亡・後遺障害は最高5,000万円になり、国内旅行はすべて補償なしとなる。

その他の保険

ダイナースプレミアムには、下記の保険が付帯している。

  • ショッピングリカバリー
  • キャンセルプロテクション
  • ゴルファー保険
  • 交通事故傷害保険

ショッピングリカバリーは、購入した商品の盗難・破損を補償してもらえる保険。

キャンセルプロテクションは、死亡・傷害・疾病などにより、ホテル・フライトなどをキャンセルせざるを得ない場合の補償を受けられる。

またアメックスプラチナは下記のとおりだ

  • ショッピングプロテクション
  • キャンセルプロテクション
  • リターンプロテクション

リターンプロテクションとは、商品が未使用かつ正常に機能する状態で返品する際、店舗が返品を受け付けない場合に補償を受けられる保険だ。

ポイントはダイナースプレミアムが貯めやすい

ダイナースプレミアムとアメックスプラチナのポイントプログラムについて比較してみよう。

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
ポイントプログラム名ダイナースクラブリワードプログラムメンバーシップリワードプラス
ポイント付与率国内:1.5%、海外:2.5%(2022年3月15日まで)円建て:1%、外貨建て:3%(年間上限あり)
ポイント有効期限なしなし

両カードともポイントに有効期限はなく、海外利用・外貨建てでのポイント還元率が国内利用より高いのが特徴。

海外旅行でのホテル料金やレストラン代金などの支払いで、さらにポイントが貯めやすいのが魅力だ。

アメックスプラチナの場合、外貨建ての年間上限は100,000ポイントまでなので、カード利用は500万円までにおさえるといいだろう。

国内利用では、ダイナースプレミアムのほうが1.5%の付与率と高いのでアメックスプラチナよりも貯めやすい。ただし1.5%の付与率は期間限定となっていることに注意が必要だ。

マイル交換率を比較

ポイントをマイルに交換するなら、どちらのカードが便利か見ていこう。

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
提携航空パートナーANA
デルタ航空
ユナイテッド航空
大韓航空
アリタリア-イタリア航空
ANA
アリタリア-イタリア航空
ヴァージン アトランティック航空
タイ国際航空
キャセイパシフィック航空
シンガポール航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
スカンジナビア航空
フィンエアー
エティハド航空
エミレーツ航空
カタール航空
エールフランス
移行レートANA:1,000P→1,000マイル
ANA以外:2,00P→1,000マイル
ANA:1,000P→1,000マイル
ANA以外:1,250P→1,000マイル
移行マイル数の年間上限ANA:40,000マイル
デルタ航空:140,000マイル
その他:100,000マイル
ANA:40,000マイル
ANA以外:上限なし

マイルに交換できる航空会社の数に関しては、アメックスプラチナが15種類と対象が多い。また移行マイル数の年間上限に関しても、ANA以外は無制限のため使い勝手が良い。

一方のダイナースプレミアムは提携数が少ないものの、アメックスでは提携していないデルタ航空やユナイテッド航空などのマイルに交換できる。

さらにAN以外へのマイル移行レートもダイナースプレミアムの方が上なので、アメックスプラチナよりも使いやすい。

両カードとも利用限度額の制限はない?

ダイナースプレミアム・アメックスプラチナともに、一律の利用限度額はなく、会員ごとに個別に設定している。

利用限度額が明記されていないからといって、いくらでもカードが利用できるというわけではないので注意が必要だ。

実際に、高額な買い物をするとセキュリティの理由でカード利用が保留となることもある。

長期の海外旅行、車や宝飾品の購入など高額利用のときは、事前にカード会社に連絡を入れておくとスムーズに利用できるのでおすすめだ。

ただしあまりに高額な場合は、利用を断られる可能性もあるので、その際はアメックスのデポジット(事前入金)の制度がおすすめ。

銀行口座にあらかじめ入金しておくとその範囲内でカード利用ができる制度で、例えば2,000万円を入金すれば、2,000万円の決済が可能になる。

ただデポジットの利用についても、事前にカード会社への連絡が必要となるので覚えておこう。

それぞれのメリット・持つのに適している人

ここまで説明したそれぞれの特徴・メリットから、どのような方におすすめなのかについてまとめる。

それぞれのカードで特に違いがある点を下表にまとめた。

メリット比較表

ダイナースプレミアムアメックスプラチナ
申込方法インビテーション制申込制
加盟店ダイナース加盟店
JCB加盟店(国内)
ディスカバー加盟店(海外)
※マスターカードコンパニオンカード発行可能
アメックス加盟店
※海外(特に欧州)加盟店はアメックスのほうが多い
JCB加盟店(国内)
ダイニング特典選択肢が多い利用可能回数が多い
トラベル特典一休.comダイヤモンド会員ホテル・メンバーシップ
プライオリティ・パス無条件利用・家族会員も利用可能無条件利用・家族会員も利用可能
同伴者1名も無料でラウンジ利用可能
旅行保険国内・海外ともに自動付帯国内は利用付帯・海外は一部利用付帯
その他の保険ショッピングリカバリー
キャンセルプロテクション
ゴルファー保険
交通事故傷害保険
ショッピングプロテクション
キャンセルプロテクション
リターンプロテクション
ポイント国内:1.5%/海外:2.5%(2022年3月15日まで)円建て:1%、外貨建て:3%(年間上限あり)
マイル交換デルタ航空/ユナイテッド航空にも対応
ANAへの移行レートが高い
対象航空会社がやや多い
ANA以外はマイル上限がない
利用限度額会員ごとに個別設定会員ごとに個別設定
デポジットによる上限設定が可能

ダイナースプレミアムがおすすめの人

  • ステータス性を重視する人
  • クレジットカードとしての利便性を重視する人

何よりステータス性を重視するなら、ブラックカードに相当するダイナースプレミアムだ。

もちろんアメックスプラチナもハイステータスではあるが、アメックスセンチュリオンが存在するので上から2番目の位置づけ。

ダイナースはコンパニオンカードが発行でき、Mastercardが利用できるのも大きなポイント。

Mastercardの最上位クラスである「TRUST CLUB ワールドエリートカード」を無料で発行・利用できる。

さらに請求・ポイント・利用代金明細書はダイナースプレミアムに一本化できるため、余計な手間がかかることもない。

ダイナースプレミアムに加え、2枚目としてMastercardを利用できることにより、決済可能な店が大幅に増え、海外でも利用に困ることが少なくなるだろう。

ただダイナースプレミアムはインビテーション制なので、手に入れるためにはダイナースクラブカードのスコアを上げることから始めよう。

ダイナースクラブカードの詳細

アメックスプラチナがおすすめの人

アメックス・プラチナカード

  • すぐにカードを入手したい人
  • トラベルサービスを重視する人

アメックスプラチナは自分で申込みができるのが大きなメリットだ。

海外旅行の予定があるなど、できるだけ早めにカードを手にしたい方におすすめと言える。

ただ当然のことながら入会審査はあるので、必ず入手できるわけではない。

また、空港ラウンジ利用やホテルの会員資格など、トラベル分野についてはダイナースプレミアムよりも内容が優れている。

旅行で使える豪華な特典が欲しいなら、アメックスプラチナがおすすめだ。

アメックス・プラチナカードの詳細

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執筆・編集:ニュース編集部

大人のクレジットカード編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

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