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よくわかるアメックスの審査!審査期間や状況の確認方法、年齢・年収などの条件とは?

アメックスカード

ステータスカードの代表であるアメリカン・エキスプレス・カード系列(以下、アメックスカード)。特にアメックス自身が発行するプロパーカードはステータス性が高いとされている

他のカードに比べて年会費は高めだが、アメックス独自の手厚い優待を受けられるのが特徴だ。

しかし、国際ブランドが自身で発行するプロパーカードは、一般的に審査が厳しいと言われている。そこで今回は、アメックスの審査について、年齢・収入・利用履歴などの基準や影響を解説する。

アメックスカードの特徴

アメックスカード

アメックスには「プロパーカード」「提携カード」の2種類がある。

アメックスのプロパーカードとしては、アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(アメックスグリーン)アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(アメックスゴールド)が有名だ。

アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス・グリーン)

アメリカン・エキスプレスならではの優待を受けられるクレジットカードで、「アメックスグリーン」とも呼ばれる。

2022年9月28日より年会費制から月会費制に変更となった。月会費1,100円(税込)は年間合計13,200円(税込)となる。なお、家族カードは月会費550円(税込)となっている。

初めてアメックスに申し込む人におすすめのカードだ。

他社のゴールドカードクラスのサービスや補償と言われており、年会費を払うだけの価値はある。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

空港ラウンジや手荷物宅配が無料になるなど、独自の手厚いサービスを受けられるステータスカード

年会費31,900円(税込)と高額だが、家族カード1枚目は無料(2枚目以降13,200円(税込))となる。

家族カード会員も本会員と同様に質の高いサービスを受けられるのが特徴だ。

最も重要な申し込み条件

おすすめ
アメックスカードに申し込んで審査を受けるには、以下のふたつの条件を満たしていることが必要になる。

  • 20歳以上
  • 安定した収入があること

これらの条件に達していない場合、アメックスカードの審査に通る可能性はほぼないと考えて良い。

他社からは18歳以上で作れるクレジットカードも登場しているが、アメックスカードの場合は20歳以上からとなっている。

また、20歳以上であっても、安定した継続的な収入がない場合もNGだ。

例えば、学生、専業主婦、フリーター、無職、定年後のシニアなどは、アメックスが提示する条件に達していないことになる。

ただし、必ずしも定職についていない人が審査に通らないわけではなく、配偶者の年収が高いなどの場合には、審査に通ることもあるようだ。

審査基準は厳しめ?

一般的に、プロパーカードの審査は提携カードに比べて厳しいと言われる。

その上、アメックスはステータスカードであり、他のカードと比べても審査に時間がかかり厳しい印象がある。

しかし、年収が若干低くても資産があったり、過去に債務整理や滞納があっても年収が高かったりすると、審査を通る例も少なくないようだ。

また、多少年収が低くても審査に通過することはあるようだ。

専業主婦の場合は、配偶者の年収が300万円以上であれば審査に通る可能性がある。

年収が高くても転職したばかりで勤続年数が少ないケースは、審査に落ちることもあるので注意したい。

総じて、年収の高さよりも「安定さ」「継続性」を重視していると考えることができる。

そのため、勤続年数が長く、過去に支払いの遅延などをしていなければ、年収の高さはそれほど気にする必要はない。

審査の期間は他社よりも長い

アメックスカードはメールで審査結果が届くまで、数日~3週間程度が通常の期間だと言われている。

混雑状況や審査の進捗などによっても異なるため、一概にどの程度の期間がかかるか、はっきりとしたデータなどはない。

一般的には、信用情報の紹介などがスムーズにいけば審査期間は短くなる可能性がある。

逆に、それらの情報が得られず会社への在籍確認などを行う必要がある場合には、審査が完了するまでに時間がかかることもあるだろう。

また、他社と提携しているカードの場合は、そうでないカードに比べて審査に時間がかかることも考えられる。

審査を比較的早くする方法としては、ネット申込がある。

ネット申し込みの場合は店頭申込や郵送に比べ、審査が早めに終わることがあるようだ。

審査結果メールが届いてから手元にカードが到着するまでの日数は、最短で3営業日だ。

発送のタイミングや、住んでいる地域などにより後する可能性がある。

審査さえ通ればすぐにカードが手元に届き使用可能となる。

状況の確認はできる?

アメックスカードの審査期間中に、審査状況を確認することは基本的にはできない。

ただし、審査結果が出るのを早める方法がひとつある。(可能性があるだけで、確実に早められるとはいえない)

その方法が、カスタマーセンターへの問い合わせだ。

カスタマーセンターに問い合わせると、審査状況を教えてもらえることがある。

さらに、審査に申し込んでいる旨を伝え「急いでいる理由と、早めに審査結果を知りたい旨」などを伝えると、個別対応をしてもらえることがある。

このことは公式サイトのQ&Aで正式に回答があるため、考慮してもらえることは確実だ。

しかし、考慮の上実際に審査のスピードが早まるかどうかは約束されていないので注意してほしい。

海外旅行に行くので、旅行前までに審査結果を知りたい、アメックスカードを使いたい店舗やサービスがあるため、できるだけ早く審査結果を知りたいなど、人によって事情はあるだろう。

審査に落ちた人の口コミ

驚く
アメックスカードの審査に落ちた人の中には、以下のような声がある。

  • 事故や延滞なども過去になく、他社のクレジットカードは審査に通ったが落ちた
  • 専業主婦の妻は審査に通ったが、多重債務経験のある会社員の自分は落ちた
  • ネット上に「学生でも審査に通った」と書いてあったため申し込んだが落ちた
  • 過去に事故、延滞などがあり、現在は完済していたが落ちた(他社の審査は通った)

上記のように、「他社の審査には通ったが、アメックスの審査には落ちた」という口コミが複数見られた。

よって、他社の審査基準と比較した場合、やはりアメックスの審査基準は高いことがわかる。

また、学生で審査に通ることはやはり難しいようだ。

逆に、専業主婦など本人に直接の収入がない場合でも、審査に通る可能性がゼロではないことがわかる。

一方で、審査に通った人の口コミには以下がある。

  • 同時期に他のクレジットカードや銀行ローンに申込みをしたが通った
  • 過去に他社で任意整理経験あり。現在の年収が900万円程度で通った
  • 専業主婦だが夫の年収が1000万円のおかげか通った
  • 過去にアメックスグリーンカードの審査に落ちたが、ゴールドカードの審査に通った
  • 10年ほど前に他社で延滞事故あり。他のクレジットカードの審査には落ちたが通った
  • 過去に何度かアメックスカードの審査に落ちたが今回は通った

このように、一般的には審査においてマイナスになることもある多重申し込みがあった場合でも、審査に通ったという口コミはある。

また、過去に審査に落ちたが再度チャレンジしたら審査に通ったという声や、過去に支払い事故などを起こしたことがあるが審査に通ったという声なども見受けられる。

よって、過去に支払い事故などがあっても完済していたり、昔は年収が低かったが現在の仕事で年収が上がったなどの理由があったりした場合、アメックスカードの審査に通る可能性はあるといえる。

審査落に落ちる可能性が高いケース

ショック
アメックスカードの審査落ちの可能性が高いケースには、以下が考えられる。

属性の評価が悪い

それほど年収の高さが必要ではないとは言え、年収が低い人の場合、年収が高い人に比べると、審査に通る可能性は低くなる。

また、派遣社員や自営業者などと比べると、やはり正社員の方が評価は高くなる傾向にある。

これはアメックスカードに限ったことではなく、「安定した」「継続的」な収入があることが重要だ。

ゆえに、勤続年数も大切な要素のひとつだ。

年収が良い会社に勤めていても、就職・転職したばかりの場合は勤続年数が浅くなるため、審査に影響が出る可能性がある

いきなり上位カードに申し込む

アメックスグリーンよりもアメックスゴールドのほうが上位カードのため、その分審査が厳しいと考えられる。

属性がそれほど良くない人がいきなりゴールドカードに申し込むと、審査に落ちる可能性が高いのは明白だ。

いきなりゴールドカードを持ちたいという方でも、属性に自身がない場合、支払い事故の履歴がある場合は、無理をせずにアメックスグリーンから申し込むことをおすすめする。

現在または直近で支払い事故の経験がある

アメックスも他のカード会社と同様に、カード申込者の借り入れ状況や支払い情報などをチェックしていると考えられる。

カード会社は申込用紙に記入した情報だけではなく、信用情報機関に登録されている情報を照会できる。

そのため、過去の債務整理やクレジットカードの支払い遅延などは確実に審査に影響する

現在、他社のクレジットカードで滞納などがある人、直近で金融事故がある人の場合は、審査を通過するのは難しいだろう。

短期間に何度も申し込みをしている

アメックスカードの審査に落ちた場合、再度申し込みができるのは3ヶ月後となる。

そのため、3ヶ月以内に再申し込みをしても、審査に通る可能性は極めて低い。

また、審査落ちの理由によっては、3ヶ月後すぐに申し込んでも、同じ理由で審査落ちしてしまう。

審査落ちした場合は、半年~1年程経ってからまた申し込むか、アメックスの提携カードを検討してみるのも良いだろう。

本人確認が取れない

本人確認ができない場合は他に問題がなくても、審査に落ちてしまう可能性がある。

例えば、申し込み内容の住所が間違っていたり、本人確認の電話に出なかったり、本人確認書類の添付ができていなかったりするケースだ。

自身のミスで、審査に落ちてしまう可能性もゼロではないことを知っておきたい。

審査に通る可能性をアップさせる方法

属性が良くなってから申し込む

支払い事故などがないのに審査落ちしてしまう場合、現在の属性に問題がある可能性が高い。

例えば派遣社員の人は正社員になってから申し込んだり、勤めている会社で年収がアップしてから申し込んだり、役職に就いてから申し込んだりするなど、今よりも属性が良くなってから再度チャレンジすれば、審査に通る可能性はアップする

クレジットヒストリーを良くする

口コミにもあったように、過去に支払い事故があったとしても、審査に通ることはある。

延滞分などを全て完済してから時間が経っていたり、その後事故を起こさず利用を続けていることが重要だ。

そうすれば、現在の状況には問題がないと判断され、審査に通る可能性もアップする。

クレジットヒストリーが悪い人はまずはしっかりと返済をおこなったり、事故を起こさず真面目にクレジットカードやローンなどの支払いを続けよう。

そして、半年ほど経ってから再度チャレンジしてみることをおすすめする。

アメックスの提携カード

アメックスロゴ
アメックスが他社と提携しているクレジットカードには、審査期間が短く、最短即日発行可能*なカードもある。

セゾンアメックス

セゾンパール
セゾンブルー
セゾンゴールド

セゾンと提携したセゾン・アメリカン・エキスプレス・カードで、以下の5種類がある。

セゾンアメックスは、アメックスのカードでありながらスピーディーに発行できるメリットがある。

ステータスよりも申込やすさやお得さを重視するなら、セゾンアメックスがおすすめだ。

*来店でのお受け取り(最短即日発行)の場合は、ICチップ機能の無いカードのお渡しとなります。あらかじめご了承ください。

プラチナ以外は初年度年会費無料

ANA アメリカン・エキスプレス・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

ANAマイルが貯められるカード。

貯めたポイントをマイルに交換できるため、出張や旅行が多い人に最適。

ネットからの申込の他、空港に設置されているブースで申し込むこともできる。

申込条件はプロパーカードと同じく、20歳以上で定職についている人。

審査の厳しさや発行までにかかる期間も同程度。

ゴールド・カードとプレミアム・カードもあるので、希望する特典や年収などと照らし合わせてカードを選ぼう。

必要な条件を調べてから申込を


ステータスカードであるアメックスは、他のカードにはない充実した特典を提供している。

一方で、審査に通るには継続的な安定収入が必要で、他社のカードと比較すると審査基準は厳しめだ。

しかし、過去に審査に落ちてしまったり、金融事故経験があったりしたからといって、必ずしも審査に落ちる理由になるわけではないようだ。

口コミにもあった通り、それらの事情がある人の場合でも、再度申し込みをしたら審査に通ったという声も少なくない。

今の状況が優れていたり問題がなかったりすれば、審査に通る可能性は上がる。

アメックスカードの場合、現在「返済能力がある」とみなされるだけの属性や条件を持っていれば、過去のことが審査に影響しない可能性もあることが考えられる。

アメックスカードを持ちたい人や審査に落ちてしまった人は、すぐにあきらめなくても、状況が変わればアメックスカードを持てるチャンスはあるといえる。

多少条件を満たさない点があっても他の部分でカバーすることもできるので、条件を照らし合わせてから申込を行うと良いだろう。

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執筆・編集

オトクレ編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

編集部が保有するクレジットカードの枚数は30枚以上!特に注目度の高いクレジットカードは編集部で実際に申し込み、利用することで、より読者に近い立場で情報を発信出来るようにしています。

また、クレジットカードに関する情報収集のため、クレジットカード発行会社への取材・インタビューなども積極的に行い、生きた情報をお届けしています。

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