2016年11月17日
NTTドコモと三井住友カードは、前払い式のプリペイドカードにdポイントカードの機能を合わせた「dカード プリペイド」を2016年11月21日から発行した。全国のiD(後払い式電子マネー・65.3万カ所)、MasterCard加盟店で利用できる。
審査なし!年会費、発行手数料無料!
dカード プリペイドは、基本的に誰でも持つことができ、維持費がかからないのが特徴だ。プリペイドカードの場合、クレジットカードと比べて最大の違いは、入会審査がないため、高校生以下の若年層が保有できる。事前の入金額によって利用限度額が決まるため、与信調査がいらないからだ。
【dカードプリペイドの概要】
- 申し込み条件:docomo回線契約、dアカウントを保有する満12歳以上
- 年会費:無料
- 申し込み方法:Webサイト
- 利用できる店舗:MasterCard、iD加盟店
- カード残高上限額:30万円
- 有効期限:5年間
dカード プリペイドの国際ブランドはMasterCardだが、VISAと並んで世界で加盟店が多いのがメリットになる。VISAとMasterCardの場合、加盟店を開拓する営業システムが同じため、ほぼ同数の加盟店になっている。このため、決済力は世界のどこに行っても使え、ストレスを感じることが少ない。利便性が非常に優れている。
チャージの方法はローソンとマイページによる方法の2通り。ローソンの場合、1,000円から49,000円まで1円単位でチャージができる。チャージ手数料は無料。
マイページは1回につき500円~50,000円まで1円単位でチャージできる。マイページによるチャージは次の3通りある。
- 1.電話料金合算払い
- 2.dカード払い
- 3.dポイント利用
dカード プリペイドはローソンで得する
dカード プリペイドは、200円(税込)ごとに1ポイントが付与され、還元率が0.5%と平均的だ。ただ、dポイントカードとしての機能もあるので、dポイント加盟店でdカード プリペイドを提示して決済すると、ポイントが二重取りできる。決済分0.5%+共通ポイント機能の1%=1.5%の還元率になる。
dカード プリペイドの発行開始を記念して、先着10万枚は初回限定のポインコデザインカードを発行する。ブルーを基調とし、テレビCMに登場するなどおなじみのキャラクター・ポインコのイエローと、鮮やかなコントラストを見せる配色だ。なくなり次第、イエローを基調とした、通常デザインのカード発行になる。
最終更新日:2021/03/17