楽天カードが、10月28日に使えるようになったGoogle Payのタッチ決済を対象に、ポイント進呈キャンペーンを始めた。特典は決済額にかかわらず1回200ポイントで固定のため、税込200円の支払いなら還元は100%相当になり、金額が増えるほど率は下がっていく。
1回200ポイントの定額で、上限は10回分の2,000ポイント
特典は、楽天カードを登録したGoogle Payのタッチ決済1回(税込200円以上)につき200ポイントの楽天ポイントである。抽選ではなく、条件を満たせば進呈される。上限は期間中1人あたり2,000ポイントで、11回目以降の決済には特典が付かない。
楽天カードを複数枚持っていても、複数の端末でGoogle Payを使っていても、1回200ポイント・期間合計2,000ポイントという上限は変わらない。カードや端末を分けて上限を増やすことはできない仕組みだ。
| 期間 | エントリー・カード利用とも2026年11月2日0:00〜12月31日23:59 |
| 特典 | タッチ決済1回(税込200円以上)につき200ポイント。上限は10回・2,000ポイント |
| 対象カード | Visa・Mastercardの楽天カード |
| エントリー | 必須(エントリーと利用の順番は問わない) |
| ポイント種類 | 期間限定ポイント |
| 進呈予定 | 2027年2月末頃 |
| 利用期限 | 進呈日の翌月末まで |
還元率が最も高いのは税込200円の決済を10回
特典が定額なので、還元率は1回の決済額で大きく変わる。上限の10回まで使う場合を、本キャンペーンの特典分だけで試算すると次のようになる。
| 1回の決済額 | 10回の合計 | 特典 | 還元率 |
| 200円 | 2,000円 | 2,000ポイント | 100%相当 |
| 500円 | 5,000円 | 2,000ポイント | 40%相当 |
| 1,000円 | 10,000円 | 2,000ポイント | 20%相当 |
| 2,000円 | 20,000円 | 2,000ポイント | 10%相当 |
同じ2万円の支払いでも、1回でまとめて払えば特典は200ポイントで、還元率は1%相当にとどまる。つまり特典を増やすのは金額ではなく回数であり、10回分の枠は少額の支払いから埋めていくほど効率がよい。
ただし、税込199円以下の決済は回数に数えられない。また、合計2,000円の支払いで2,000ポイントという数字は上限の10回までの話で、それを超えて買い物を増やしても特典は増えない。普段の少額の支払いのうち10回分をタッチ決済に寄せる、という使い方が現実的だろう。
JCBはGoogle Payで使えても特典なし、AmexはGoogle Payのタッチ決済に非対応
注意したいのは、Google Payのタッチ決済に対応していることと、キャンペーンの対象であることが一致しない点だ。JCBの楽天カードはGoogle Payのタッチ決済を利用できるが、本キャンペーンの対象外である。American Expressの楽天カードは、Google Payのタッチ決済に対応していない。
| 楽天カードのブランド | Google Payのタッチ決済 | 本キャンペーン |
| Visa・Mastercard | 対応 | 対象 |
| JCB | 対応 | 対象外 |
| American Express | 非対応 | 対象外 |
券種については、楽天ブラックカード、楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード、楽天ANAマイレージクラブカード、楽天PINKカード、楽天銀行カード、楽天カード アカデミー、アルペングループ 楽天カードも対象に含まれる。一方、法人向けの楽天ビジネスカードプラチナと楽天コーポレートカードは対象外で、家族カード会員の利用も対象にならない。
QUICPayでの支払いは回数に入らない
Google Payで楽天カードを使っていても、QUICPayでの支払いは対象外である。これまでGoogle PayのQUICPayを使ってきた人は、タッチ決済を別途登録しないと特典の条件を満たせない。QUICPayとタッチ決済の違いは楽天カードがGoogle Payのタッチ決済に対応、楽天ペイ版からの移行先にで整理している。
なお、公式のキャンペーンページには、Google Payでのオンライン決済も一部対象となる場合があると記されているが、どのオンライン決済が該当するかは示されていない。回数を確実に積み上げるなら、店頭のタッチ決済を前提に考えるのが無難だ。
参加に必要なのはエントリーとGoogle ウォレットへの登録
条件は、期間中のエントリー、Google Payへの楽天カードの登録、税込200円以上のタッチ決済の3つである。Android端末に「Google ウォレット」アプリをインストールして楽天カードを登録する流れで、「楽天カードアプリ」からも登録画面へ移動できる。
エントリーと利用の順番は問われないため、先に決済した分もエントリーを済ませれば対象になる。とはいえ、エントリーをしないままでは特典を受けられないので、登録と同時に済ませておくと漏れがない。
対象になるのは、2027年1月31日までに楽天カードへ届いた利用情報の分である。12月31日に近い決済ほど利用情報の到着が遅くなる可能性があるため、10回分の決済は期限直前に集中させないほうがよいだろう。
進呈は2027年2月末頃、期間限定ポイントで利用期限がある
ポイントの進呈予定は2027年2月末頃で、決済からはおよそ2〜4カ月後になる。進呈されるのは期間限定ポイントで、利用期限は進呈日の翌月末までだ。予定どおり2月末頃に進呈された場合は、2027年3月末が期限の目安になる。
進呈が遅れる場合があるほか、キャンペーン自体が途中で変更・中止される可能性もあると案内されている。2,000ポイントをまとめて受け取れても、使える期間は長くないため、進呈後は使い道を決めておく必要がある。
楽天ペイアプリのタッチ決済は終了予定、Visa・Mastercard会員には移行の後押しに
今回のキャンペーンには、移行を促す狙いもあると考えられる。Android端末の楽天ペイアプリから使える「楽天カードタッチ決済」は2027年1月中旬から2月中旬にサービス終了が予定されており、楽天カードはその利用者にGoogle Payのタッチ決済への移行を推奨している。
特典の対象は楽天カードを登録したGoogle Payのタッチ決済のみのため、楽天ペイアプリの楽天カードタッチ決済で支払っても条件を満たさないと考えられる。いずれ移行が必要なVisa・Mastercardの会員にとっては、年内に切り替えて10回使うことで、移行の手間に特典が付く形になる。
一方、JCBの楽天カードでGoogle Payのタッチ決済に移っても特典は付かない。キャンペーンの対象かどうかにかかわらず、楽天ペイアプリの楽天カードタッチ決済を使っている人は、サービス終了までに次の支払い方法を決めておく必要がある。
※Android、Google Pay、Google ウォレットはGoogle LLCの商標です。















