アメリカン・エキスプレス・インターナショナルは2026年9月29日、「プラチナ・カード」と「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」に、米国で先行して登場した「ミラーデザイン」の券面を期間限定で追加すると発表した。米国以外での展開は日本が最初となる。申込受付は2026年9月30日(水)13時から2027年2月1日(月)までだ。
米国で話題になった「ミラーデザイン」が日本に登場
ミラーデザインは、2025年9月に米国のプラチナ・カードとビジネス・プラチナ・カードで登場した券面だ。表面が鏡のように光を反射するのが特徴で、アメリカン・エキスプレスは米国で「大きな反響を呼んだ」としている。今回、米国外で初めて日本に導入される。
同社はこのデザインについて、周囲の景色や持つ人自身を映し出し、シーンによって異なる表情を見せるカードだと説明している。カードの機能はそのままに、券面の見た目を選べる選択肢が加わった形になる。

対象は個人向けとビジネス向けのプラチナ2券種
ミラーデザインを選べるのは、個人向けの「プラチナ・カード」と、中小企業経営者・個人事業主向けの「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード」の2券種だ。リリースで対象として挙げられているのはこの2券種のみだ。
| 対象カード |
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| 申込受付期間 | 2026年9月30日(水)13時〜2027年2月1日(月) |
| 年会費 | 16万5000円(税込) |
| 既存会員の切替 | 期間内に切替可能(発行手数料7700円(税込)) |
| 案内ページ | amex.jp/mirror |
変わるのは券面だけ、年会費と特典は通常デザインと同じ
今回の発表はあくまで券面デザインの追加で、カードの中身が変わるわけではない。年会費はどちらのカードも16万5000円(税込)と記載されており、ミラーデザインを選んだからといって年会費が上乗せされることはない。
特典もそれぞれのカードの内容がそのまま適用される。リリースでは両カード共通の特典として、世界1900以上のホテルで2名分の朝食無料や客室のアップグレード、16時までのレイトチェックアウトなどを受けられる「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」と、羽田空港を含む世界33カ所にある「センチュリオン・ラウンジ」を挙げている。
プラチナ・カードは7月にリニューアルしたばかり
個人向けのプラチナ・カードは2026年7月に商品リニューアルを実施している。カード継続特典「プレミアム フリー・ステイ・ギフト」ではカードの利用状況に応じて宿泊が1泊分追加されたほか、入会時と利用状況に応じた継続時に、海外航空券の購入に使える10万円分の「エアライン・クレジット」が新設された。16カ国2000以上の対象レストランで利用額の50%を年間最大4万円まで還元する「グローバル・ダイニング・キャッシュバック」も提供されている。
今回のミラーデザインはこのリニューアル後の特典体系に券面の選択肢を加えるもので、特典内容そのものに新たな変更はない。
ビジネス・プラチナは経費管理と出張・会食向けの特典
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードは、経費決済や従業員向け追加カードによる経費管理のサポートに加え、カード更新時の無料ペア宿泊券「プレミアム フリー・ステイ・ギフト」や、出張・会食の手配を代行する「プラチナ・セクレタリー・サービス」などを備える。こちらもミラーデザインを選んでも使える特典は同じだ。
既存会員の切替は7700円、期間限定なので判断は2月1日まで
すでにプラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カードを持っている会員も、申込受付期間内であればミラーデザインに切り替えられる。ただし切替には7700円(税込)の発行手数料がかかる。
特典や年会費が変わらない以上、この7700円は純粋に見た目を変えるための費用ということになる。年会費16万5000円の約4.7%にあたる金額で、券面デザインに愛着を持てるかどうかが判断の分かれ目になるだろう。一方、これから新規に申し込む人にとっては、同じ年会費でデザインを選べる期間という位置付けになる。
期間限定のデザインのため、受付は2027年2月1日で終了する。リリースでは、切替時にカード番号が変わるかどうかや、家族カード・追加カードも同じデザインにできるかどうかには触れていない。公共料金やサブスクリプションなどにカードを登録している場合は、切替に伴う登録変更の要否をamex.jp/mirrorの案内で確かめてから申し込むとよいだろう。
ミラーデザインが向いている人
ミラーデザインは、プラチナ・カードやビジネス・プラチナ・カードを使い続ける予定で、券面の見た目にもこだわりたい人に向いている。米国外では日本が最初の展開で、期間限定という希少性に価値を感じる人にとっては検討の余地がある。
反対に、カードの価値を特典や還元で測る人にとっては、切替の7700円に見合う実利はない。既存会員は手数料を払ってまで替えるかどうか、新規入会を考えている人は受付期間中に申し込むかどうかが、今回の発表で押さえておきたいポイントだ。











