三井住友カードからナンバーレスカードの「三井住友カード ゴールドNL」がリリースされた。
TwitterなどSNSでも話題になっており、今最も目が離せないクレジットカードの1枚だ。
本記事では、ゴールドNLが注目される理由をはじめ、本カードの特徴を解説する。ぜひ参考にしてほしい。
条件達成で翌年の年会費永年無料に
三井住友カード ゴールドNL(NLはナンバーレスの略)は、特定の条件を達成することで翌年以降の年会費が永年無料になる。
具体的には、ゴールドNLを発行してから11か月後末までに100万円利用すればOK。
例えば2021年7月12日がカード加入日の場合、2022年6月30日までに100万円すると条件クリアとなる。
一般的にゴールドカードの年会費が高めに設定されており、ゴールドNLも通常は5,500円(税込)だ。
しかし、約1年間で100万円分の買い物をすれば、半永久的に年会費を無料にできる。
衝撃的かつ魅力的なサービス内容なので、このチャンスを見逃さないようにしよう。
利用集計対象とならないケース
ゴールドNLで100万円を達成するためには、集計対象に”ならない”ケースを把握しておく必要がある。
具体的には以下の通りだ。
- 年会費(クレジットカード、ETCカード、PiTaPaカード)
- 三井住友カードつみたて投資(SBI証券)
- キャッシングリボ
- 海外キャッシュサービス
- ローンの返済金
- リボ払い・分割払いの手数料
- 電子マネーへのチャージ
- 三井住友カードが発行するプリペイドカードへのチャージ
- 「Vポイント」へのチャージ
- 国民年金保険料
- 提携会社からの収納事務を委託された保険料(一部)
また、家族カードやETCカードなどの利用分に関しては、100万円の集計対象となる。
1人で100万円も利用できないという方も安心だ。
万が一、初年度で条件を達成できなかった場合、翌年度に100万年利用すれば3年目以降の年会費が永年無料になる。
年会費以外の三井住友カード ゴールドNLの主な特徴
三井住友カード ゴールドNLでは、年会費が永年無料になる以外にも様々な特徴がある。
- 継続特典で10,000ポイント還元
- 国内・海外旅行傷害保険が最高2,000万円
- 空港ラウンジ無料
- SBI証券の投資信託を積み立てる場合はポイント還元率アップ
最大の特徴は継続特典で、カードを発行してから11か月後末までに100万円利用すれば、10,000ポイント還元される。
さらに本特典は毎年適用される予定。
つまり、ゴールドNLを年間で100万円利用し続ければ、毎年10,000ポイント獲得できるということだ。こちらの100万円の集計条件も、先程紹介した「利用集計対象とならないケース」と同じなので、SBI証券の投資信託を積み立ては残念ながら継続特典の条件は含まれない。
エポスゴールドとの比較
三井住友カード ゴールドNL以外にも年会費が無料になるゴールドカードが存在する。
エポスゴールドだ。
三井住友カード ゴールドNL | エポスゴールド | |
年会費 | 5,500円(税込) ※条件達成で永年無料 | 5,000円(税込) ※条件達成で永年無料 |
年会費無料条件 | 年間100万円利用 | 年間50万円利用 |
ポイント還元率 | 0.5% | 0.5% |
スマホ決済 | Apple Pay、Google Pay | Apple Pay |
海外旅行傷害保険 | 最高2,000万円 | 最高1,000万円 |
その他特典 | SBI証券でポイント還元率アップ | 指定した店舗でポイント還元率3倍 |
基本的な特徴は似ているが、年会費が無料になる条件とその他特典には要注目。
ゴールド(NL)が年間100万利用なのに対して、エポスゴールドは年間50万円とハードルが低め。
ポイント還元率に関しても、ゴールド(NL)は選べるポイントショップを活用すれば1.5%までアップさせられる。
ただ、海外旅行傷害保険はゴールド(NL)の方が高めに設定されており、Google Payに対応しているといった強みもある。
自分のライフスタイルと照らし合わせながら、どちらを発行するか選ぶといいだろう。
最終更新日:2021/11/03