東急カード株式会社は、2026年8月17日(月)から9月4日(金)までの期間限定で、「TOKYU CARDで乗って買って20%キャッシュバックキャンペーン」を実施する。TOKYU CARDでのお買い物と、同じカードを使った東急線の「クレカ乗車」を同じ日に利用した人を対象に、運賃の20%をキャッシュバックする内容だ。

「お買い物」と「クレカ乗車」を同日に使うと運賃が2割戻る
キャンペーンの条件は、事前エントリーをしたうえで、TOKYU CARDによるお買い物(クレジット決済または「TOKYU CARDスマート払い」)と、同一カードによる東急線での「クレカ乗車」を同じ日に利用することだ。この条件を満たすと、その日の東急線運賃の20%がキャッシュバックされる。
還元されるのはあくまで運賃部分で、上限は期間全体で1,000円に設定されている。運賃の20%で1,000円に達するには対象運賃で5,000円分の乗車が必要になる計算のため、日々の通勤・通学で東急線を使い、あわせて沿線で買い物をする人ほど上限まで使い切りやすい。
そもそも「クレカ乗車」とは何か
「クレカ乗車」は、東急電鉄が2024年5月から導入しているタッチ決済による乗車サービスだ。三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用しており、券売機できっぷを買わなくても、手持ちのクレジットカードやデビットカード、それらを設定したスマートフォンなどを改札のリーダーにかざすだけで乗車できる。
事前チャージや専用の交通系ICが不要なため、乗車ごとに残高を気にせずに済むのが特徴だ。今回のキャンペーンは、この「クレカ乗車」と沿線での買い物の両方をTOKYU CARDで行う人を後押しする狙いがある。
1月・7月の第1弾・第2弾とは別の切り口
東急カードは2026年に入ってから20%キャッシュバックのキャンペーンを続けているが、今回はこれまでと対象が異なる。1月と7月のキャンペーンは、対象施設での「TOKYU CARDスマート払い」などお買い物そのものの利用額を還元する内容だった。
これに対し今回は、還元の対象が東急線の運賃である点が大きく違う。買い物は還元を受けるための条件のひとつであり、実際にキャッシュバックされるのは乗車分だ。「買い物へのおトク」ではなく「移動へのおトク」を訴求する企画で、沿線での買い物と鉄道利用をひとつのカードにまとめてもらうことを意図している。
対象カードと対象外になる利用に注意
対象となるのはタッチ決済に対応したTOKYU CARDだ。法人カード、JALカード TOKYU POINT ClubQ、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードは対象外となる。
乗車についても条件がある。対象になるのは東急線内の「クレカ乗車」に限られ、直通運転などで他の鉄道事業者の路線に乗り継いだ場合は東急線の乗車分のみが対象だ。クレカ乗車の利用可能エリア外へ乗り越すと、東急線の乗車区間も含めて対象外になる点は押さえておきたい。買い物の側でも、クレジットでのチャージ(入金)、公共料金などの継続決済、ネットショッピング、年会費や各種手数料、キャッシング、リボ・分割の手数料などは対象外となる。
キャッシュバックは11月の引き落とし分に反映
還元は現金や即時のポイントではなく、後日の引き落とし分への充当という形をとる。集計は2026年10月1日に行われ、キャッシュバックは2026年11月の引き落とし分に反映される予定だ。対象金額はクレジットカード会社で確定した利用金額に基づいて算出されるため、乗車経路や乗り継ぎによっては実際に乗った経路の運賃と異なる場合がある。
| 実施・エントリー期間 | 2026年8月17日(月)〜9月4日(金) |
| 還元内容 | 東急線運賃の20%キャッシュバック(期間中上限1,000円) |
| 条件 | TOKYU CARDでのお買い物と、同一カードによる東急線「クレカ乗車」を同日に利用 |
| 対象カード | タッチ決済対応のTOKYU CARD(法人カード等は対象外) |
| キャッシュバック時期 | 2026年11月のお引き落とし分(10月1日集計) |
東急線で通勤・通学しながら沿線で買い物する人に向く
今回のキャンペーンは、日常的に東急線を使い、あわせて沿線の店舗で買い物をする人にとって恩恵が大きい。買い物と乗車をTOKYU CARD1枚に集約すれば、事前チャージの手間なく改札を通れるうえに、条件を満たした日の運賃が2割戻ってくる。
一方で、還元の上限は期間全体で1,000円にとどまるため、大きな金額が戻る企画ではない。移動と買い物を同じ日にそろえる必要がある点や、還元が11月と先になる点も含めると、日々の生活動線が東急線沿線にある人が無理のない範囲で使うのが向いている。エントリーが必須となる点も、利用前に確認しておきたい。














