ライフカードには、年会費5,500円(税込)のライフカードCh(有料)というクレジットカードがある。
このカード最大の特徴は、審査の通りやすさだ。
ライフカードCh(有料)は、もともとライフカード<年会費無料>の審査に落ちた人を対象に、インビテーション(招待)が送られ、限られた人が申し込めるカードだった。
しかし、現在は専用の公式サイトから申し込むことができる。
本記事では、ライフカードCh(有料)の申込方法から審査の詳細、カードの特徴や注意点について解説していく。
目次
現在は招待なしで申込可能
ライフカードCh(有料)はもともと、ライフカード<年会費無料>の審査に落ちた人を対象としたクレジットカードだった。
ライフカードCh(有料)に申込むには、審査に落ちた人に限定で送られて来るメールのインビテーション(招待)が必要だった。
しかし、現在は専用の申込サイトがあり、インビテーションがなくとも申込ができるようになっている。
最大の特徴は審査の通りやすさ
ライフカードCh(有料)最大の特徴は、審査に通りやすいということだ。
審査に落ちた人を対象にインビテーションが送られていたことから、少なくともライフカード<年会費無料>よりは審査に通りやすいことが分かる。
また、ライフカードCh(有料)は「独自の審査基準で一人一人個別の審査をする」という「スマート審査」をうたっているカードなのだ。
通常、カード会社は審査の基準についての明言を避ける。
しかし、ライフカードCh(有料)の公式サイトでは、「①過去に延滞がある方/②初めてクレジットカードを作る方/③審査に不安がある方」を例に挙げて、申込を推奨している。
「審査が甘い」「審査が緩い」といった言葉こそ使っていないが、同様のことをうたっているのだ。
審査に不安があり、年会費が多少かかっても、審査に通ることが最優先という人には、ライフカードCh(有料)がおすすめだ。
すべての人が審査に通るわけではない
ライフカードCh(有料)の申込資格は、「日本国内にお住まいの18歳以上(但し高校生を除く)で、電話連絡が可能な方」(未成年の方は、親権者の同意が必要)。
申込には、まずこの資格を満たしている必要がある。
また、いくら審査に通りやすいカードとはいえ、申込時点で他のカードで支払い遅延があり、まだ支払いをしていない場合などは、審査落ちする可能性が高い。
また、無職(専業主婦や年金受給者など世帯で何らかの収入があるケースは除く)の場合も、審査には通りにくい。
電話で在籍確認があることも
ライフカードCh(有料)の申込資格に「電話連絡が可能な方」とあるように、必ずではないが、在籍確認の電話がかかってくることがある。
これは、ライフカードCh(有料)に限らず、他のクレジットカードにもあることだ。
ライフカードのカスタマーセンターに確認したところ、在籍確認については以下の配慮をしてもらえるようだ。
- 申込時に申し出ておけば、電話の時間を指定できる
- 電話に出られなくても着信通知を見てかけ直せば大丈夫
- カード会社の名前ではなく個人名を名乗ってくれる
招待メールが来ないこともある
ライフカード<年会費無料>の審査に落ちた人には、多くの場合、ライフカードCh(有料)の招待メールがあるが、全ての人に招待メールがあるわけではない。
前述の、別のクレジットカードの支払いが残っている場合や、無職の場合は、招待メールが来ないことがほとんどだ。
ただし、もし思い当たる節がなく、ライフカードCh(有料)に申し込みたい場合は、公式サイトからトライしてみると良いだろう。
年会費支払い時の注意点
ライフカードCh(有料)の年会費は5,500円(税込)。
ライフカードCh(有料)では、年会費の支払い方法に注意が必要だ。
通常、クレジットカードの年会費は、カードの引き落とし口座から自動的に支払われる。
しかし、ライフカードCh(有料)の場合、初年度の年会費のみ、カードが届く際に代金引換で支払う必要がある。
審査に通りやすい分、年会費をきちんと支払えるかということが、基準のひとつになっているのだろう。
次年度以降は、通常のカードと同様、指定の口座から自動で振替がされる。
ライフカードCh(有料)の特徴
ライフカードCh(有料)には、ライフカード<年会費無料>にはない、以下の特徴がある。
海外・国内旅行保険が付帯
ライフカードCh(有料)には、次のように海外・国内旅行保険が付帯している。
国内保険:最高1,000万円(利用付帯)
海外保険:最高2,000万円(自動付帯)
また、シートベルト着用中の事故による死亡・重度後遺障害について補償「シートベルト保険」も付帯し、自動付帯で最高200万円が補償される。
ただし、旅行保険付帯のライフカードとしては、初年度年会費無料・次年度以降1,375円(税込)のライフカード<旅行傷害保険付き>もある。
審査に特に不安がなく、旅行保険が付帯したライフカードがほしいのであれば、こちらのカードの方が良いだろう。
弁護士無料相談サービス
電話または面談にて、1回限定1時間無料で弁護士に法律相談できるサービス。
相談できる弁護士は、ライフカード提携の弁護士法人港国際グループ。
基本的にどのような相談でも可能だ。
面談を希望する場合は、フリーダイヤルまたはWebから事前に予約の上、東京・神奈川・大阪・兵庫・福岡の事務所にて行う。
ライフカードCh(有料)の注意点
ライフカードCh(有料)を利用する場合、以下の点を押さえておきたい。
マスターカードのみ
ライフカード<年会費無料>の場合、国際ブランドはVISA・マスターカード・JCBから選ぶことができる。
しかし、ライフカードCh(有料)の国際ブランドはマスターカードのみ。
ただし、マスターカードはVISAと並んで世界中に加盟店が多い国際ブランドなので、不便を感じることはないだろう。
キャッシングは使えない
ライフカードCh(有料)では、基本的にキャッシング枠はなく、ショッピング枠のみの利用となる。
キャッシングの利用を予定している場合は、残念ながら他のカードを検討する必要がある。
ライフカード<年会費無料>との共通点
ライフカードCh(有料)の券面は、ライフカード<年会費無料>と全く同じだ。
また、ポイントプログラム「LIFEサンクスポイント」も共通。
通常は1,000円利用につき1ポイント付与、還元率0.5%となる。
さらに、初年度はポイント1.5倍、誕生日月はポイント3倍、ポイント優待サイト「L-MALL」経由でポイント最大25倍となるので、活用したいところ。
貯まったポイントは、他のポイントへの移行や、電子マネーへのチャージ、商品やギフトカードとの交換などに使うことができる。
ポイントの有効期限は5年間で、使い勝手も良い。
審査に不安があるならライフカードCh(有料)
審査に不安がある人にとって、ライフカードCh(有料)はとても良いカードと言える。
ただ審査に通りやすいだけでなく、ポイントプログラムや旅行保険など、カーの機能面でもおすすめできる。
以前は、メールによるインビテーション(招待)が必要だったが、今は専用の公式サイトから申し込むことができるので、申し込みやすくもなっている。
気を付けるべき点としては、初年度の年会費が代引引換になる点と、キャッシングができない点。
ライフカードCh(有料)でクレジットカードの利用実績を積むことで、今は審査に不安がある人も、いずれいろいろなカードに申し込みやすくなるはずだ。
年会費 | 5,000円 |
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還元率 | 0.5%〜 |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
ブランド |