一般的にETCカードはクレジットカードとセットで発行される。
つまり、クレジットカードの審査に通らない状態になってしまうと、必然的にETCカードも持てなくなってしまう。
(後述するように、ETCカード単体での発行も可能だが、あまりおすすめはできない)
ブラックリスト入りしてしまったが、ETCカードが必要になり、困っている人もいることだろう。
結論から言えば、ライフカードCh(有料)に申し込むことをおすすめする。
なぜなら数あるクレジットカードの中で、最も審査に通りやすいカードの一つだからだ。
年会費無料のライフカードに対して、こちらは年会費がかかるため、「有料版ライフカード」「ライフカード有料」という呼ばれ方をする。
正式名称は「ライフカード(Ch)」だ。
どうしてもクレジットカードとETCをもちたいという人は、ぜひ検討してほしい。
ライフカードCh(有料)は審査が甘い
ライフカードCh(有料)の最大の特徴は、独自の審査基準を採用している点にある。
ライフカードCh(有料)の公式サイトを見てもらえばわかるように、カード会社自らが審査の基準に触れ、申し込みのハードルを下げている。
一般的にカード会社が審査基準について言及することはないため、他社のカードとは一線を画す存在と言える。
審査に不安を抱える人や他社カードの審査に落ちた人もターゲットとしている点も見逃せない。
ライフカードCh(有料)が、非常に審査に通りやすいカードだとわかってもらえただろう。
ETCカードはクレジットカードの追加カードとして発行されるため、基本的に別途審査が入ることはない。
つまり、クレジットカードにおける審査の通りやすさが、そのままETCカードの手に入りやすさにつながるということだ。
どうしてもETCカードが欲しいなら、審査に通りやすいライフカードCh(有料)を選んでおいて間違いない。
ETCカードを無料で追加可能
ライフカードCh(有料)では、ETCカードを無料でつけることができる。
ETCカードを発行すると年会費や発行手数料がかかるクレジットカードもある点から、ライフカードCh(有料)は良心的と言える。
年会費 | 5,000円 |
---|---|
還元率 | 0.5%〜 |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
ブランド |
ETCカードはクレカとセット
ETCカードを持つ場合、クレジットカードの追加カードとしてETCカードを発行する方法が一般的だ。
クレジットカードに申し込まなくても発行できるETCカードには、以下のものがある。
- ETCパーソナルカード
- 高速情報協同組合のETCカード(ETCパーソナルカード、法人ETCカード)
- ETC協同組合のETCカード
「ETCパーソナルカード」以外の2つは、会社経営者や個人事業主向けのカードだ。
つまり、会社員、主婦、学生の人がクレジットカードに申し込まずに入手できるETCカードは「ETCパーソナルカード」しかない。
ETCパーソナルカードはおすすめできない
前述したように、クレジットカードに申し込まなくても個人で発行できるETCパーソナルカード。
有料道路の利用料は口座から1ヶ月単位で引き落とされる。
一見手軽に入手できそうに感じるかもしれないが、以下のように知っておくべき注意点がある。
- 年会費:1,257円(税込)
- デポジット(保証金)
特に注意が必要なのがデポジットだ。
最低2万円かかり、有料道路の平均利用月額の4倍の額を預託する必要がある。
1ヶ月で高速道路を平均1万円分利用する人は、デポジットとして4万円を預託しなければならないということだ。
また、デポジットはあくまでも担保であり、通行料金の支払いには使えない。
特別な事情がない限り、ETCカードはクレジットカードの追加カードとして発行する方がいいだろう。
クレカの審査に通る必要がある
今必要なのがETCカードだけでも、クレジットカードの追加カードとして発行した方がいいことはわかってもらえたはずだ。
つまり、ETCカードを持つためには、クレジットカードの審査に通らなければならない。
クレジットカードの審査に通ってしまえば、そのままETCカードが持てることになる。
しかし、クレジットカードに申し込む際の審査が不安だという人もいるだろう。
過去にクレジットヒストリー(クレジットカードの利用履歴)に支払遅延などの事故情報を残してしまった人は、審査に不利となってしまう。
実際にいくつかのカードに申し込んで、審査に落ちてしまったという人もいるかもしれない。
クレジットヒストリーは、基本的にどのカード会社も審査で参考にする大切な情報だ。
そのため、クレジットヒストリーに不安要素がある場合に狙うべきは、他社とは違う独自の審査基準で審査を行っているカードだ。
審査に通りやすくハイスペック
前述したように、審査に不安を抱える人にもおすすめできるのが、独自の審査基準を設けたライフカードCh(有料)だ。
他社のカード審査に落ちてしまった人も積極的に申し込める。
ただし、いくら審査に通りやすいカードとはいえ、必ず審査に通るわけではないことは覚えておこう。
審査の通りやすさについては既に紹介したため、ここからはカードのスペックについて紹介していく。
ポイントが貯めやすく、使いやすい
ポイントの貯め方
ライフカードCh(有料)では、カードの利用1,000円につき1.0ポイントが貯まる。
1ポイント=5円相当で交換できるため、還元率は0.5%となる。
この基本還元率0.5%をベースに、以下のようなポイントアップが用意されている。
- お誕生日月ポイント3倍
- 初年度ポイント1.5倍
- L-MALL経由のお買い物で最大25倍
ライフカードが運営する会員限定のショッピングモール「L-MALL」を経由して買い物をすると、お得に貯めることができる。
楽天市場とYahoo!ショッピングでもポイントが2倍(還元率1.0%)になるため、普段からネットで買い物をする人には嬉しい。
通常の還元率は0.5%と決して高くはないが、ポイントアップのプログラムを上手く利用すれば効率よくポイントを貯めていけるだろう。
ポイントの使い方
ポイントの使い道も豊富に用意されているため、せっかく貯めたポイントを無駄にしてしまうこともないだろう。
主なポイントの使い道は以下の通りだ。
- ポイント移行:ANAマイルなど
- 電子マネー:Amazonギフト券など
- ギフトカード:JCBギフトカードなど
ポイントの有効期限は2年だが、毎年繰り越し手続きをすることで最大5年まで繰り越すことができる。
時間をかけてポイントを貯められるため、コツコツ地道に貯めていきたい人にもおすすめだ。
旅行保険も付帯する
ライフカードCh(有料)が優れているのはポイントプログラムだけではない。
旅行保険も付帯しているため、旅行に行く際に役立てることも可能だ。
- 海外旅行保険は自動付帯で2,000万円
- 国内旅行保険は利用付帯で1,000万円
海外旅行保険は特別な条件なく適用される自動付帯である点も嬉しい。
年会費には注意が必要
ライフカードCh(有料)で唯一気をつけなければならないのは、年会費に特徴があることだ。
有料版ライフカード、ライフカード有料と呼ばれる通り、年会費がかかるライフカードとなっている。
また、年会費胃がかかるだけでなく、初年度の年会費の支払い方法が特殊なので、注意が必要だ。
- 年会費が5,500円(税込)かかる
- 初年度は代金引換で支払う
一般カードとしては5,000円と高額な上に、受け取り時に代引で支払わなければならない。
代引を採用している理由としては、カード会社が年会費を確実に回収することで発行のハードルを下げているためだと考えられる。
カードを確実に受け取るためにも、忘れず事前に現金を用意する必要がある。
どうしてETCカードが欲しい
クレジットカードに申し込まずに発行できるETCカードは、高額なデポジットが必要なため、あまりおすすめできない。
ETCカードが必要ならクレジットカードとセットで申し込むのがいいだろう。
より確実に手に入れたい場合は、ライフカードCh(有料)がおすすめだ。
独自の審査基準によって、他社のカード審査に落ちた人でも、審査に通る可能性は十分ある。
また、クレジットカードとしての基本スペックも決して低くない。
年会費が若干高いこと以外には、特に大きな欠点がないカードと言える。
クレジットカードなしでも発行できる「ETCパーソナルカード」に申し込むのは、ライフカードCh(有料)の審査に落ちてからでも遅くないだろう。
年会費 | 5,000円 |
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還元率 | 0.5%〜 |
ポイントの種類 | LIFEサンクスポイント |
ブランド |