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陸マイラー必見、ソラチカルートのポイントサイト提携終了とLINEポイント、その他代替ルート

飛行機
AMAマイルを効率的に貯めたい陸マイラーにとって重要な存在だったソラチカルートが、制度変更により2018年3月末をもって実質終了となる。

ソラチカルートとは、各種ポイントサイトで貯めたポイントを中継サイトを経由して「ANA To Me CARD PASMO JCB」(ソラチカカード)のメトロポイントに等価交換した後、ANAマイルへ90%のレートで移行するというもの。

90%という高いレートでANAマイルを獲得できる、陸マイラーに人気のルートだったのだが、2018年3月末で上記のポイント中継サイトとソラチカカードの提携が終了したため、このソラチカカルートは利用できなくなった。

しかし、ソラチカカードを利用してANAマイルを効率的に貯めるルートはまだ残されている。

それが、LINEポイントを経由してメトロポイントに交換、ANAマイルへの移行を行うLINEポイント・ソラチカルートだ。

現時点で考えられるソラチカルートの代替ルートの中ではもっともレートが高く、76.95~81%となる。

  • 2019年12月27日15:00をもってLINEポイント→メトロポイントの移行ルートが封鎖され、利用できなくなった。

また、ソラチカカード以外のクレジットカードを利用するルートも存在する。

そのひとつが、利用できる地域は限られるが、交通系ICカード「ANA VISA nimocaカード」を活用するニモカルート。レートは70%だ。

また、ソラチカカードを「三井住友カード」に置き換えるルートもある。レートは60%となっている。

ソラチカルートよりはレートは下がるが、いずれも比較的高いレートでANAマイルに移行できる。

本記事では、ソラチカルートの変更点と代替ルートについて詳しく解説する。

ソラチカルートの制度変更と影響

ANA To Me Metroソラチカカード

ソラチカルートの仕組み

ソラチカルートは「ANA To Me CARD PASMO JCB」(ソラチカカード)を使い、効率的にANAマイルを貯める方法だ。

マイルを貯めるためには、基本的に飛行機の搭乗やクレジットカードの利用が必要だ。

しかし、ソラチカルートでは、以下の手順でマイルを貯めることができた。

  1. 各種ポイントサイトでポイントを貯める
  2. ソラチカカード提携の中継サイトのポイントに交換(等価交換)
  3. 貯めたポイントをソラチカカードの「メトロポイント」へ交換(等価交換)
  4. 「メトロポイント」を「ANAマイル」に交換(90%)

上記ルートによって、各種ポイントサイトで貯めたポイントを90%のレートでANAマイルに変更可能だった。

ソラチカルートがマイラーに有名な理由は、90%という高いレートでANAマイルに交換できる点だと言える。

他のカード経由の場合は50%~60%程度のレートが一般的だ。

ポイントサイト提携終了

ソラチカルートに影響を与える制度変更は、2018年1月に発表された。

その内容は、2018年3月31日をもって、ポイント中継サイト「ネットマイル」「PeX」「Gポイント」「ドットマネー」との提携サービスを終了するというもの。

4月以降もメトロポイントからANAマイルへのレート90%での交換は継続される。

しかし、上記ルートの「2.ソラチカカード提携の中継サイトのポイントに交換」ができなくなり、ソラチカルートの大部分が封鎖されることになる。

ソラチカルートに替わるルート

封鎖されたルート以外にも、ポイントを効率的にANAマイルに交換できるルートは存在する。

その中でもおすすめのルートが以下で紹介する3つだ。

ソラチカカードを使うルートと、ソラチカカード以外のクレジットカードを使うルートとがある。

LINEポイント・ソラチカルート

LINEポイント・ソラチカルートは、LINEポイントを経由して、ソラチカカードのメトロポイント→ANAマイルへの交換を行うルート。

この方法が、現時点で考えられるソラチカルートの代替ルートとして最も高いレート(76.95~81%)だ。

  • 2019年12月27日15:00をもってLINEポイント→メトロポイントの移行ルートが封鎖され、利用できなくなった。

LINEポイントからメトロポイントへの交換レートは90%のため、LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル81%のレートで交換が可能だ。

LINEポイントは、LINEの関連サービス(LINE Payカード、LINEモバイルの利用、LINEポイントキャンペーンなど)を利用することで獲得できる。

また、ポイントサイトの「ポイントタウン」からはLINEポイントへ等価交換が可能。

さらに、少し複雑になるが、以下のような手順でポイント中継サイト「PeX」からLINEポイントへの移行も可能だ。

  1. 「PeX」から「三井住友カード」へポイント移行(100%)
  2. 「三井住友カード」から「Gポイント」にポイント移行(100%)
  3. 「Gポイント」から「LINEポイント」にポイント移行(95%)
    ※キャンペーンにより100%の場合も

ニモカルート

ANA VISA nimocaカード
ニモカルートでは、「ANA VISA nimocaカード」を使う。

「nimoca」は九州地方を中心に使える交通系ICカードだ。

ニモカルートはソラチカルートと同じくらいシンプルにANAマイルに還元ができる。その手順は以下の通り。

  1. 各種ポイントサイトでポイントを貯める
  2. 貯めたポイントをポイント中継サイト「PeX」に移行
  3. 「PeX」から「nimocaポイント」へ
  4. 「nimocaポイント」を「ANAマイル」に変更

ソラチカカードで行っていた手順をそのまま、ANA VISA nimocaカードで行うイメージだ。

ニモカルートのレートは70%と、先述のLINEポイント→ソラチカルートと比較すると見劣りしてしまうが、手続きがシンプルでわかりやすいというメリットがある。

しかし、ニモカルートには致命的な欠点があるの注意が必要だ。

致命的な欠点とは、ニモカのポイント交換ができる地域が限られていることだ。

具体的には、九州(熊本、宮崎、福岡、大分)北海道(函館)に設置されたポイント交換機でしか交換ができない。

対象地域に在住しているマイラーの方であれば、積極的に活用したいルートではある。

三井住友カードルート

三井住友カード(NL)

「三井住友カード」を使うルートで、ソラチカルートの「ソラチカカード」の部分を、「三井住友カード」に置き換えた形だ。

具体的には以下の手順となる。

  1. 各種ポイントサイトでポイントを貯める
  2. 貯めたポイントをポイント中継サイト「PeX」に移行
  3. 「PeX」から「Vポイント」へ
  4. 「Vポイント」を「ANAマイル」に変更

三井住友ルートの交換レートは60%と、他のルートと比べるとやや低め。

しかし、手順がシンプルで、すべてネット上で完了するので、多くの人に使いやすいルートと言えるだろう。

ソラチカの変更点と今後の展開

2018年3月31日をもってポイントサイト中継サイト「ネットマイル」「PeX」「Gポイント」「ドットマネー」とのソラチカカードの提携が終了したことにより、90%という高いレートでポイントをANAマイルに移行できるルートは封鎖されてしまった。

これは陸マイラーにとって大きな衝撃だった。

しかし、封鎖されたソラチカルートほどの高いレートではないが、ソラチカカードまたは他のクレジットカードを利用して、ANAマイルを効率的に貯めることができるルートは他にもいくつか存在する。

本記事で紹介した内容をまとめると、代替ルートの中でもっとも高いレートとなるのが、LINEポイントを経由してメトロポイントからANAマイルへの移行をおこなう、LINEポイント・ソラチカルートだ。

このルートでは76.95~81%のレートとなる。

LINEポイントは、基本的にLINE関連サービスを利用すると貯まるが、それ以外にも、ポイントサイト「ポイントタウン」やポイント中継サイト「PeX」を経由することでLINEポイントを貯めることができる。

  • 2019年12月27日15:00をもってLINEポイント→メトロポイントの移行ルートが封鎖され、利用できなくなった。

LINEポイント・ソラチカルートよりはレートは下がるが、従来のソラチカルートと同様にシンプルな方法でANAマイルへの移行ができるのが、九州地方の交通系ICカード「ANA VISA nimocaカード」を利用するニモカルートだ。

ニモカルートのレートは70%となっている。

ただし、ニモカルートの欠点として、ポイントの交換が九州(熊本、宮崎、福岡、大分)と北海道(函館)でしかできないという点がある。

この他、上記2つのルートよりもレートは下がるが、従来のソラチカルートと同様のルートでANAマイルへの移行が可能なのが、ソラチカカードを「三井住友カード」に置き換えたートだ。

このルートではレートが60%となる。

レートを重視するならLINEポイント・ソラチカルートがおすすめだ。

九州の対象エリアでニモカポイントの活用機会が多いのであればニモカルートも便利だろう。

三井住友カードの活用は万人に使いやすいルートとなっている。

また、今後さらなる変更や新たなルートが出てくる可能性もある。

少しでも効率的にANAマイルを貯めるため、今後の新たな情報にも注目しておきたい。

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執筆・編集

オトクレ編集部

オトクレ編集部では、2013年のサイト開設以来、年間200枚以上のクレジットカード情報をチェックし、記事を更新し続けています。

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