ナッジ株式会社は、次世代クレジットカード「Nudge(ナッジカード)」の新しいラインナップとして、自分で撮ったペット写真からオリジナルデザインのカードを作れる「推しペットカード」を2026年7月27日に提供開始した。年会費は無料だが、デザインの発行には1枚あたり手数料がかかる仕組みになっている。
アプリにペット写真を上げるだけでカードの券面になる
推しペットカードは、Nudgeアプリからペットの写真をアップロードするだけで、その写真が印刷されたクレジットカードを発行できるサービスである。飼っている犬や猫などの写真をそのまま券面に使えるため、財布やスマートフォンから取り出すたびに「うちの子」が目に入る。
ナッジはこれまで、アイドルやVTuber、地域の鉄道といったさまざまな「推し」を応援するクレジットカードのクラブを展開してきた。SNSなどで「うちの子こそ人生最大の推し」という声が根強くあり、ペット関連の消費やペットの推し活が広がっている状況を背景に、今回のカードが生まれたという。
60種類以上のスタンプで飾り付け、何枚でも作れる
写真をアップロードしたあとは、60種類以上のスタンプやフレームを使って券面を自由に飾り付けられる。カード番号は1枚のまま、デザイン違いのカードを複数発行できるため、ペットの成長記録やお気に入りのショットごとに、コレクション感覚で何枚でも作成できる。
ただし、デザインを追加で発行するたびに1枚あたり3,000円(税込)の発行手数料がかかる。年会費が無料である一方で、デザインを増やすほど費用がかさむ点は、作る前に把握しておきたい。写真を差し替えたいだけなのか、何種類も手元に残したいのかで、負担感は大きく変わってくる。
決済用とは別に、保存用のカードが付いてくる
推しペットカードは、実際に決済で使うカードと、同じデザインの保存用カードが2枚一組で届く。日常的に使うと券面はどうしても擦れて傷んでいくため、1枚を使い込みながら、もう1枚をきれいな状態のまま手元に残せる。写真のデザインを長く楽しみたい人向けの配慮といえる。
利用額の0.1%がWWFジャパンへ寄付される
推しペットカードで支払った金額の0.1%は、環境保全団体であるWWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)へ自動的に寄付される。ポイント還元とは性質が異なり、使うほど自分の手元に戻るわけではないが、動物や自然の保護につながる仕組みが決済に組み込まれている点は、ペットを飼う人の関心と重なりやすい。
年会費は無料、発行費用は1枚3,000円
カードの基本的な仕様は以下のとおり。国際ブランドはVisaで、券面に番号を記載しないナンバーレス仕様、タッチ決済にも対応する。不正利用対策としてEMV 3-Dセキュアなどの検知システムも導入されている。
| 国際ブランド | Visa |
| 年会費 | 無料 |
| 発行費用 | 1デザインあたり3,000円(税込) |
| カード形態 | ナンバーレス、タッチ決済対応 |
| セキュリティ | EMV 3-Dセキュア等の不正検知システム |
| 返済方法 | いつでも好きなだけ返済、または月1回おまとめ払い(口座自動引落し) |
返済方法は、好きなタイミングで好きなだけ返す方式と、月に1回まとめて口座から自動引き落とす方式の2種類があり、併用もできる。使ったぶんを後から支払うクレジットカードである以上、残高と返済のペースは自分で管理する必要がある。
印鑑や口座、勤務先の入力なしで申し込める
申し込みは、印鑑や銀行口座、勤務先情報の入力が不要で、必要最小限の情報だけで完結する。手順は、Nudgeアプリをダウンロードし、アプリ内で入会を申し込み、クラブ選択画面で「推しペットカード」クラブを選び、券面デザインを作成する流れになる。審査を通過すると利用できるようになる。
書類や口座情報をそろえる手間が少ないため、クレジットカードを初めて持つ人にとっては入り口のハードルが低い。一方で、審査があること、後払いのクレジットカードであることは通常のカードと変わらないため、支払い能力に見合った使い方を心がけたい。
8月15日と16日に群馬でイベント出展
ナッジは2026年8月15日(土)と16日(日)の11:00〜17:30、群馬県高崎市で開かれる「プレミアムドッグフェスタ in Gメッセ群馬」に出展する。会場では推しペットカードの新規入会受付や、オリジナルデザインカードの作成、撮影ブースが用意される。入場料は前売りで1名1日500円(中学生以上、小学生は条件により無料)となっている。
どんな人向きか
推しペットカードは、還元率の高さでカードを選びたい人よりも、ペットの写真を日常的に持ち歩きたい人や、成長記録をカードとして残したい人に向いている。年会費が無料で気軽に始められる反面、デザインを増やすたびに手数料が発生するため、まずは1枚から作ってみて、増やすかどうかは使いながら判断するのが無難だろう。0.1%がWWFジャパンへの寄付にあてられる点に共感できるかどうかも、選ぶうえでの一つの目安になる。















