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松井証券経由のJCBゴールド・JCBプラチナ入会で最大2万円、積立10万円が条件

松井証券が「プレミアムカードデビューキャンペーン」を2026年11月2日に始めた。「最大20,000円」はJCBプラチナの場合の金額で、受け取るには申込の経路、エントリー、積立の設定と発注という複数の条件を、それぞれの期限までに満たす必要がある。

現金10,000円か20,000円かはカードの券種で決まる

特典はポイントではなく現金で、金額は入会するカードの券種によって決まる。JCBゴールドなら10,000円、JCBプラチナなら20,000円で、条件はどちらも同じだ。

カード入会申込期間 2026年11月2日~2027年1月31日
対象カード JCBゴールド、JCBプラチナ(アップグレードを含む)
特典
  • JCBゴールド:現金10,000円
  • JCBプラチナ:現金20,000円
主な条件
  • 松井証券のサイト・アプリ・メール内のリンクから申込
  • 申込月の末日までにエントリー
  • 申込月の翌々月第1営業日に発注されるクレカ積立で投資信託を100,000円買付
進呈時期 条件の買付を達成した月の下旬
適用回数 1人1回限り

必要な買付額100,000円に対する割合で見ると、特典はJCBゴールドで10%、JCBプラチナで20%に相当する。ただし、この割合はそのまま利益を示すものではない。100,000円は支払って消える費用ではなく投資信託の購入資金であり、カードの年会費なども別に関わってくるためだ。

松井証券のリンクを経由しない申込は対象外

最初の関門は申込の経路である。対象になるのは、松井証券のサイト・アプリ・メール内のリンクから申し込んだ場合に限られる。ほかの経路からカードを申し込むと、同じJCBゴールドやJCBプラチナに入会してもキャンペーンの対象にならない。条件を確かめてから申し込むつもりでも、先に別の経路で手続きを進めないよう注意が必要だ。

ブラウザのCookieが無効になっているなどの理由で松井証券経由の申込だと確認できない場合も、対象外とされている。申込の入口は松井証券のキャンペーンページに用意されている。また、入会には所定の審査があり、申込をすれば必ず入会できるわけではない。

買付の判定は申込月ごとに決まった1回の発注だけ

もっとも見落としやすいのが買付のスケジュールである。100,000円の買付は期間中のどこかで済ませればよいわけではなく、申込月ごとに指定された1回の発注で達成しなければならない。

申込・エントリー期間 入会日とクレカ積立設定の期限 判定対象の発注日 特典の進呈時期
2026年11月2日~11月30日 2026年12月10日 2027年1月4日 2027年1月下旬
2026年12月1日~12月31日 2027年1月8日 2027年2月1日 2027年2月下旬
2027年1月1日~1月31日 2027年2月10日 2027年3月1日 2027年3月下旬

入会日の期限とクレカ積立の設定期限は同じ日

表で注目したいのは、入会日の期限とクレカ積立の設定期限が同じ日付になっている点だ。入会がこの期限に近づくほど、カードの入会から積立の設定までを短い間に済ませなければならない。

クレカ積立の設定締め日は毎月10日で、非営業日の場合はその直前の営業日になる。締め日の時点で有効な設定があれば、翌月1日(非営業日の場合はその直後の営業日)に発注される仕組みだ。12月申込の期限だけが1月8日と早いのは、2027年1月10日が日曜日にあたるためである。

月末近くに申し込むと、入会日の期限までの日数はさらに短くなる。11月30日の申込なら期限まで10日、12月31日の申込なら8日しかない。審査などで入会がずれ込む可能性を考えると、申込月の早い時期に手続きをするほうが余裕を持ちやすい。

別の月と合算できず、発注されなければ理由を問わず対象外

条件の達成は対象月の買付金額だけで判定され、別の月の買付金額とは合算できない。たとえば50,000円ずつ2カ月に分けて買い付けても条件は満たせない。11月に申し込んだ人が早めに積立を設定した場合でも、判定の対象になるのは2027年1月4日の発注である。

カードの有効期限切れや利用枠の不足など、何らかの理由で発注されなかった場合は、理由を問わず対象外になる。特に利用枠は、発注時に100,000円分の余裕があるかを意識しておきたい。

一方で、買い付ける銘柄や口座区分(特定・一般・NISA)は問われない。自分の運用方針に沿った銘柄を選べるため、キャンペーンのために特定の投資信託を買う必要はない。

エントリーには入会受付番号の下6桁とログインIDが必要

カードを申し込むだけでは足りず、申込月の末日までに松井証券のページにログインしてエントリーする必要がある。入力するのは、カードの入会申込時に発番される入会受付番号の下6桁と、松井証券のログインIDだ。

ここで注意したいのが2点ある。1つ目は入会受付番号で、再案内は行われない。16桁の番号は申込完了画面と受付完了メールで知らされるため、控えを残しておく必要がある。入力内容に誤りがあると対象外になる可能性があり、入会見送りとなった受付番号を入力した場合は対象外になる。

2つ目はログインIDである。ログインIDは松井証券の口座開設が完了した後に発行されるため、まだ口座を持っていない人は、申込月の末日に間に合うように口座開設を終えておかなければならない。

JCBカード Wからのアップグレードも対象、同グレードへの切替は対象外

新規入会だけでなく、すでにJCBオリジナルシリーズを持っている人のアップグレードも対象になる。対象の例として挙げられているのは、JCBカード SまたはJCBカード WからJCBゴールドまたはJCBプラチナへの切替と、JCBゴールドからJCBプラチナへの切替である。アップグレードの申込も松井証券のリンクから行う必要がある。

同グレードへの切替とダウングレードは対象外だ。また、切替にともなって既存のクレカ積立の設定がどう扱われるかは、リリースとキャンペーンページのいずれにも書かれていない。すでにクレカ積立を利用している人は、設定期限の時点で切替後のカードの積立が有効になっているかを確かめておく必要がある。

クレカ積立を条件とする他のキャンペーンとは併用できない点にも注意したい。複数のキャンペーンの条件を満たした場合に進呈されるのは、本キャンペーンの景品のみとなる。

値下がりの可能性と年会費、税金は特典と分けて考える

100,000円で買い付けるのは投資信託であり、元本は保証されない。買付後に値下がりすれば、評価額の減少が特典の金額を上回る場合もある。また、締め日の時点で有効な設定があれば発注される仕組みのため、条件の達成後も積立を続けるかどうかは自分で判断して設定を見直すことになる。

カードの年会費も特典とは別に見ておきたい。キャンペーンページで初年度年会費無料と案内されているのはJCBゴールドで、JCBプラチナには同じ案内がない。年会費の金額はリリースとキャンペーンページに記載がないため、JCBゴールドは2年目以降の負担を、JCBプラチナは初年度の扱いも含めて、申込の前に確認する必要がある。特典は1回限りである一方、年会費はカードを持ち続ける間の負担になる。券種を比べるときも、特典の差額10,000円だけで判断せず、年会費の差とあわせて見るとよい。

このほか、景品は課税対象で、確定申告が必要になる場合がある。景品の付与手続きの時点で松井証券の口座を解約していると対象外になるため、受け取るまでは口座を維持する必要もある。

積立と年会費に納得できるかが判断の分かれ目

もともと松井証券でのクレカ積立を考えていて、JCBゴールドまたはJCBプラチナの年会費やサービス内容にも納得している人にとっては、検討しやすいキャンペーンと考えられる。

反対に、現金の特典をきっかけにカードの入会と投資を同時に始める場合は、確認すべき点が多い。年会費の負担、100,000円の値下がりの可能性、締め日までの手続きを踏まえて、特典の金額だけで決めないようにしたい。

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オトクレ編集長 池田 星太

執筆・編集

池田星太

オトクレ編集責任者。2013年より「大人のクレジットカード」を運営。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、金融全般での情報発信を行っている。また、クレジットカード専門家として、雑誌やメディアでの編集や監修も行っている。日常生活のほぼすべてをキャッシュレスで過ごす。

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