電子マネー「QUICPay」が利用できる店舗が増えている。QUICPayは、クレジットカードなどのカードに搭載されており、「QUICPay+」を利用すればApplePay・GooglePayにカードを設定することでスマホでの利用も可能。
カードやスマホを決済端末にかざすだけで支払いが完了するので、少額かつスピーディーな支払いをしたいときに特におすすめだ。本記事では、そんなQUICPayを利用するための基本情報と、使える店の一部を紹介する。
QUICPay(クイックペイ)とは
「QUICPay」は電子マネーの一種で、以下のマークがある店舗で利用できる。対応店舗は全国133万ヵ所以上(2020年12月時点)で、多くの店舗で利用できる。
QUICPayの利用方法
QUICPayは、提携するカード会社が発行するカードに搭載されており、175社以上のカード会社が対応している(2020年12月時点)。支払いはカードにまとめられる。
また、スマホで利用できる「QUICPay+」という支払い方法もある。QUICPay+は、スマホでApple PayまたはGoogle Payによる決済を行う際に利用できる。クレジットカードだけでなくデビットカード・プリペイドカードも設定可能だ。
QUICPayの利用上限金額は2万円(税込)だが、QUICPay+には一定の利用上限金額がない(店舗・カードにより異なる)。
QUICPay・QUICPay+の店頭での支払いは、QUICPayで支払う旨を伝えて対応カードまたは対応端末を決済端末にかざすだけ。非接触でスピーディーな決済が可能だ。
QUICPayを使える店
QUICPayを利用できる店は全国133万ヵ所以上と多い。ジャンルも多岐にわたるが、特に、少額かつスピーディーな支払いが求められる場面で便利だ。
そういった点で、QUICPayの利用が特に便利な店舗の一部を以下に紹介する(2021年9月時点)。
コンビニエンスストア | アンスリー/くらしハウス/スリーエイト/生活彩家/セイコーマート/セブン-イレブン/デイリーヤマザキ/NewDays/NewDays KIOSK/ファミリーマート/ポプラ/ミニストップ/ローソン/ローソンストア100 |
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カフェ | 甘味喫茶おかげ庵/エクセルシオールカフェ/カフェ・ド・クリエ/カフェレクセル/銀座ルノアール/珈琲所コメダ珈琲店/タリーズコーヒー(一部店舗を除く)/ドトールコーヒーショップ/ナガハマコーヒー |
ファーストフード | カレーハウスCoCo壱番屋/ケンタッキーフライドチキン(一部店舗を除く)/すき家/フレッシュネスバーガー/ポッポ(一部店舗を除く)/マクドナルド(一部店舗を除く)/モスバーガー(一部店舗を除く)/吉野家/リンガーハット/ロッテリア(一部店舗を除く) |
QUICPayが使える店舗一覧は、QUICPay公式サイトに最新情報が掲載されているので、利用したい店がある場合は確認してみよう。
QUICPayを使うなら還元率の高いカードがおすすめ
QUICPayでの支払いは、搭載されているカードにまとめられる。つまり、ポイント還元のあるカードは、QUICPayで支払ってもポイントが付与される。
そのため、QUICPayで支払いを行う場合でも、クレジットカードで支払いを行うときと同様に、還元率の高いカードがおすすめだ。
QUICPayは少額の支払いでも使いやすく、スピーディーな支払いが可能なので、還元率の高いカードを設定して日常的にこつこつとポイントを貯めよう。
最終更新日:2021/09/24